■第1目標達成の御礼とネクストゴールへの支援のお願い

 

 こんにちは。日韓自死遺児交流会の企画運営を担当しています、NPO法人自殺対策支援センターライフリンク(以下、ライフリンク)の堀です。

この度、本交流会の開催に向けて、クラウドファンディングを通して皆さまにご支援をお願いしてきましたが、おかげさまでスタートから僅か5日目にして、目標金額を達成することができました。皆さまの温かいご支援に心より御礼申し上げます。

 

 そして、新たにネクストゴールを設定致しました。

 今回のイベントを行うにあたって、まだ必要な費用があります。さらに20万円が集まりますと、韓国、国内遠方から参加者の航空代・新幹線代の補助、日本側の参加者とスタッフ増、交流イベントの更なる充実等に役立てることができます。

 日本と韓国の「生きる支援」としての自殺対策を更に前に進めるために、引き続き応援をよろしくお願いします!

 

■ライフリンクにおけるこれまでの活動実績

 

 今回は、私たちライフリンクの活動紹介と、この日韓自死遺児交流会を立ち上げることになったきっかけをお伝えします。

 

 2004年の10月に自殺対策支援センターとして設立したNPO法人であるライフリンク(代表:清水康之)は、シンポジウムや署名活動を行うなど、様々なメディアを通じて自殺対策の法制化と政官民に対する積極的な連携を訴えてきました。

 多くの団体との協働、たくさんの人たちのご賛同の結果として、2006年の5月には、10万人の署名を託すかたちで「自殺対策の法制化を求める要望書」を参議院議長に提出し、その翌月に議員立法としての「自殺対策基本法」を成立させるまでに至っています。

 

自殺対策の法制化を求める「3万人署名」での該当活動の様子
(手前左がライフリンク代表の清水)

 

 自殺対策基本法が制定されてから、今年(2016年)で10年の節目を迎え、4月に大規模な改正が行われました。改正された自殺対策基本法では、全国の都道府県と市町村の自殺対策計画の策定が義務化されるなど、自殺対策を更に推進する内容が盛り込まれています。私たちライフリンクとしても、自殺対策の推進のために様々な地域で支援活動を行っていく予定です。

 

■ライフリンクが日韓自死遺児交流会を立ち上げるきっかけ

 

 今年で13年目になるライフリンクはこれまで様々な活動を展開してきましたが、活動に共感した多くのボランティアや学生インターンによって支えられてきました。

 その中の1人である韓国人留学生の朴ヘソンさんが、この日韓自死遺児交流会の実施を企画してくれました。隣国韓国ではまだまだ自殺対策が進んでおらず、日本よりも10年遅れていると言われるほど。自死遺族、中でも両親を自殺で亡くした遺児たちの居場所はまだまだ少なく、朴さんとしては何とか彼ら、彼女らの力になりたいと考えていました。ライフリンク代表の清水はこの朴さんの強い思いを聞いて、二つ返事で「やろう」と、実施を決めました。

 

※朴さんの本交流会開催に関するエピソードは以下の新着情報をご覧ください。

https://readyfor.jp/projects/grief_care_japan_korean/announcements/43091

 

■自殺対策で日本が果たせること

 

 プロジェクト概要でもお伝えしたとおり、日本と韓国の自殺対策の取組みについては大きく差があり、韓国では、プロジェクト概要でもお伝えしたとおり、自殺率はOECD諸国中最も高い状況です。自死遺族支援も十分に進んでおらず、多くの自死遺族が居場所を見つけることができずに孤立していると言われています。

 日韓自死遺児交流会では、このような日本の歩みを韓国の自死遺児の皆さんに伝えることで、少しでも自分たちの暮らす社会に明るい展望を持っていただければと思っています。

 

WHO(世界保健機関)が初めて発行した世界自殺レポートでは、
日本の自殺対策の取り組みが先進事例として紹介されています。

■おわりに

 

 日本では、自殺で亡くなる方の数が年間ベースで減少してきているとはいえ、一日平均で約66人が亡くなっている現実に違いはありません。亡くなった方が戻ってくることはありません。

 私たちライフリンクとしては、引き続き日本の自殺対策に全力を尽くしていきます。

 

 そして私たちの活動が韓国をはじめ、世界の自殺対策を進めていく一助になればと考えています。

 私たちライフリンクの活動をこれからも応援してください!

 

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