フェアトレード生産者からヘルプ!自立した暮らしを未来へつなぐ

支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 247人
- 募集終了日
- 2020年6月5日

どうか温かな最期を…。高齢犬猫たちのための終生飼養施設をつくりたい

#動物
- 現在
- 12,247,000円
- 支援者
- 925人
- 残り
- 9時間

岐路に立つシリア。平和な社会をつくるための人材育成としくみづくりを

#子ども・教育
- 現在
- 2,670,000円
- 寄付者
- 117人
- 残り
- 46日

止まらない野犬の捕獲、救いたい命。最後の砦の犬舎増設にご支援を。

#まちづくり
- 現在
- 14,979,000円
- 支援者
- 1,383人
- 残り
- 8時間

【継続寄付】かにた婦人の村で自立を目指す女性たちへの伴走者募集!

#医療・福祉
- 総計
- 52人

鳥たちの命を守る、北海道の保護・譲渡拠点をつくる

#動物
- 現在
- 1,136,000円
- 支援者
- 93人
- 残り
- 32日

日本ワインの未来を救え!世界基準の「ワイン苗木」原木園を設立へ

#地域文化
- 現在
- 9,182,000円
- 支援者
- 316人
- 残り
- 46日

産まれて来た小さな命を守り続けていく為にカフェの再開へご協力を…

#まちづくり
- 現在
- 163,000円
- 支援者
- 21人
- 残り
- 37日
プロジェクト本文
終了報告を読む
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、フェアトレード商品の生産の中止や延期を余儀なくされ、苦境に陥っている生産者パートナー。日々の食料を買う生活費も賄えない状況が迫っています。
ピープルツリーが、フェアトレード事業を立ち上げて27年。
生産者の方々と出会いを重ね、一緒に歩んできたインドやバングラデシュ、ネパールなどの生産者グループからのヘルプ。
仕事をして収入を得るという、フェアトレードが本来目指す形を取り戻していくために、今、みなさまのお力が必要です。
【2020年6月4日更新:ネクストゴール達成!最終日まで頑張ります。】
お陰様で、独自に集めた80万円と合わせ、当初目標の200万円を達成。そして、ロックダウンが2カ月近くに及ぶ中、食糧の配布や当面の生活費の資金援助に費やす金額も増加していたことから、できる限り現地への送金額を上乗せするためにネクストゴールにチャレンジをし、こちらも達成することができました。
コロナの影響下にいる生産者パートナーの生活を支えることができます。本当にありがとうございます。
ロックダウンの長期化に加え、5月末にインド北東部とバングラデシュを襲ったサイクロンの被害など、生産者パートナーたちへの支援の必要性はますます高まっています。
どうか最後まで、少しでも多くの支援を現地に届けられるよう、ご協力をお願いいたします。
グローバル・ヴィレッジ代表の胤森(タネモリ)なお子です。グローバル・ヴィレッジは、フェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」の母体NGOで、1991年に設立されました。イベントやキャンペーンを通じて貿易や消費社会の問題点を伝え、途上国の立場の弱い人々の自立を支援 するフェアトレードの普及・促進を行うと共に、生産国の教育・環境プロジェクトの支援を通じて生産者をサポートしています。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大を受け、インドやバングラデシュ、ネパールなどの国でも厳しいロックダウンの日々が続いています。ピープルツリーと長年パートナーシップを築き、衣料品や雑貨を届けてくれている生産者グループからは、次々と、以下のような報告が届きました。
ロックダウンにより生産活動ができない
自宅で仕事を進めていた生産者も原料が尽きてしまった
ロックダウンに備えて自宅に原料を持ち帰り、仕事をしていましたが、原料が尽きても追加の原料を取りに行くことができないため、生産を続けることができなくなっています。
今の時期、本来なら秋冬シーズンに向けてサンプルのやり取りと確認が済み、生産が始まっているはずでしたが、まったく生産が進んでいない状況です。
生産者グループでは、仕事ができなくなって収入が断たれる生産者の方たちを守るために賃金の前払いをしたり、必要な人に食料品の配布を行っていますが、団体自体の資金状況も厳しくなっており、このままでは活動を続けられくなる恐れがでてきました。
フェアトレードの仕事をしている生産者の人たちは、農村地域や都市のスラムなどで収入の機会が少ない女性やマイノリティ、障害をもつ人などが多く、国の社会保障制度も行き届きません。仕事がなくなれば明日の食べ物にも事欠いてしまうのです。
これまで、貧困層の人たちの暮らしを支えてきました。
例えば、ネパールのKTSというパートナー団体は、カースト制度の最も低い地位に属する貧困層の人たちを支援するために活動しています。
路上の清掃しか仕事の選択肢がなかった人たちが、編み物やカーペット織りの職業訓練を受けて仕事に就き、収入を得られるようになりました。
ピープルツリーは20年以上にわたってKTSとパートナーシップを築き、手編みのセーターや小物を発注してデザインや品質のサポートをしています。
KTSは、子どもたちが無償で学べる小学校や孤児院も運営していますが、その資金のほとんどがフェアトレードの収益でまかなわれています。

生産を再開できるまでの間、生産者の方たちの生活を守ることができるように、生活費や食料品のサポートのための寄付を行います。
ピープルツリーのパートナー145団体のほとんどが影響を受けており、小規模なグループを束ねている団体のうち20ほどが、特に支援が必要だと考えられます。必要な資金額をヒアリングし、1団体あたり5万円~20万円の寄付を送る予定です。(ピープルツリーの生産者パートナー団体の一覧はこちら。)
本プロジェクトに先立ち、200万円を目標にピープルツリーのお客様に協力を呼び掛けたところ、約80万円のご寄付をいただきました。迅速に手を差し伸べていただいたことは、私たちの大きな励みになっています。
さらに多くの方にご協力いただきたく、こちらのプロジェクトページを通じてご支援を呼び掛け、トータルで200万円〜を目指してまいります。
目指すゴール
第1ゴール:120万円
+独自で集めた約80万円=合計200万円
*第1ゴール突破次第、1団体あたり5万円~20万円の寄付を順次パートナー団体へ送金予定です。
寄付金が届くまで
インド、バングラデシュ、ネパールなど、国毎に生産者グループで組織するネットワークがあります。現地の生産者への寄付は、それぞれのネットワークの事務局に送金して、各生産者グループに行き渡るように手配していただくよう調整中です。
ピープルツリーの商品企画シニアマネジャー、上田真左子です。
2月下旬から2週間ほどネパールとインドを訪問しました。旅の後半には日本からの入国が制限されるなど、徐々に現地での状況も変わりつつあったものの、まだどこか対岸の火事という感覚で帰国したのですが、あっという間に世界中で感染は広がり、ピープルツリーの生産者パートナーも3月下旬からほとんどのグループがオフィスや工場を完全にクローズ。いまだにいつ仕事が再開できるか見通しが立っていません。政府の支援はごくわずかの食糧と日用品だけで、まったく足りていません。このままでは絶望的な貧困が待っています。
ピープルツリーで仕事を始めて20年間、数えきれないほどたくさんの笑顔と出会いました。手織りや手刺繍、ブロックプリントやハンドペイントの職人たち、足踏みミシンで縫製をするお母さんたち、オーガニックコットンの農家など、すべての人たちが手仕事に誇りを持ち、どんなに困難なときも家族の幸せのために一生懸命働いて乗り越えていこうとしています。その姿に幾度も心打たれ、「誇りを持って働くこと=豊かに生きること」ということを学びました。
再び仕事ができる日まで、どうにかして彼らの思いを支えたい。そのための支援をできるだけたくさんの人に届けたい。どうかみなさんのお力をお貸しください。

以下の商品は、いただいたご支援のお返しとしてもご用意しております。詳しくはリターン欄をご覧ください。
ブックカバー
ブックカバーは、インドのハンドブロックプリントの伝統技術を生かすことにこだわりました。ハンドブロックプリントは、手のひらくらいのサイズの木版を色ごとに彫り、ひとつひとつ柄を合わせながらプリントしていく技法です。
その歴史はとても古く、紀元前に遡るという記録が残っています。インドではマハラジャたちが君臨した12世紀ごろにラジャスタンやグジャラートで大きく発展し、のちにその技術はインド全土に広がっていきました。その繊細で美しい布は、大航海時代を経てヨーロッパにわたり、人びとを魅了しました。経済の発展によってプリントの機械化が進む一方で、現在もなお、たくさんの職人たちが伝統の技を生かして暮らしています。
プリントのモチーフは英国のヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の所蔵するテキスタイルコレクションからからインスピレーションを得て生まれたデザインです。
縫製をするのは、インド・コルカタ郊外の女性たち。この縫製グループを立ち上げたシャバナさんが一緒に働く仲間に贈るメッセージは、"Design Your Future"。
ムスリムコミュニティで暮らす彼女は、10代で親に決められた結婚をし、若くして一児の母になります。まもなくして夫は、身勝手にも家を出て行ってしまいました。まだ幼い娘を育てるために、自信を持って行きていくために、彼女は祖母の家の一室で小さな縫製のグループを立ち上げ、ウンザラ・テイラリンググループと名付けます。それは最愛の娘の名前でした。
まだ仕事を始めて間もない頃、「わたしの夢は勉強して洋服を作れるようになること。仲間を増やしてちゃんと自分で部屋を借りること」と力強く語っていたことを思い出します。あれから15年、夢は叶いました。
これからも未来をデザインするために、再開のときを待っています。
ストール
ストールはインドの西ベンガル州にあるフィリアという村から届きました。歩いていると、あちらこちらの家々から、はたを織る優しい音が聴こえてくる、そんな村です。
ここはベンガル地方に古くから伝わるジャムダニやモスリン、タンガイルなど、とてもとても細い糸を使った繊細な手織りのサリーの産地として有名な村です。その歴史は500年以上も昔、15世紀ごろに遡り、現在も多くの職人たちが伝統を継承しています。
ピープルツリーのストールを織る職人のお家を訪ねると、そこは3兄弟が一緒に暮らす大家族でした。兄弟が力を合わせて家族の暮らしを支えています。
かつてはこの地域にもたくさんの職人がいましたが、いまでは本当に少なくなってしまいました。都市に働きに出る若者や機械の織機に切り替える人たちも多いなかで、手織りにしかない風合いを愛する人がこの村の伝統を支えています。
みなさまのサポートで、生産者パートナーの当面の生活を守ることができます。そして、新型コロナウイルス感染が収まれば、生産者の人びとが生産を再開することができます。仕事をして収入を得るという、フェアトレードが本来目指す形を取り戻していくために、今、ヘルプが必要です。
フェアトレードを通して、立場の弱い人びとが収入を得て、自立した暮らしを送れるよう支援してきました。家族と暮らし、希望にあふれたつくり手たちが、自然に無理なく育てた天然素材を用い、その土地に伝わる手仕事を活かして、人にも環境にも健康的な方法で、ものをつくる。そんなフェアトレードの「笑顔の見える」ものづくりからは、地球規模で人と人のつながりが感じられます。アフター・コロナの世の中において、こうしたものづくりの在り方は、より一層の価値を持ち、求められていくはずです。
どうか、フェアトレードの灯を今ここで絶やさないよう、生産者さんたちを支えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
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プロフィール
1999から17年間、フェアトレードカンパニー㈱(ピープルツリー)で広報や人事に従事。2016年より同社NGO部門でフェアトレード啓発担当。
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リターン
3,000円

自然素材のほっこり小物①
■ ココナッツファイバーの跳ねっこ馬
ココヤシの繊維製/インドより
《サイズ》19×17.5×4cm
■ サンクスメールをお送りします。
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 10
- 発送完了予定月
- 2020年6月
3,000円

【お気持ち支援】
■ サンクスメールをお送りします。
■ 実施レポートをお送りします。(PDF)
*リターン経費が大きくかからないリターンのため、ご支援の大部分をプロジェクトに使用させていただきます。
*複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 75
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
3,000円

自然素材のほっこり小物①
■ ココナッツファイバーの跳ねっこ馬
ココヤシの繊維製/インドより
《サイズ》19×17.5×4cm
■ サンクスメールをお送りします。
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 10
- 発送完了予定月
- 2020年6月
3,000円

【お気持ち支援】
■ サンクスメールをお送りします。
■ 実施レポートをお送りします。(PDF)
*リターン経費が大きくかからないリターンのため、ご支援の大部分をプロジェクトに使用させていただきます。
*複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 75
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
プロフィール
1999から17年間、フェアトレードカンパニー㈱(ピープルツリー)で広報や人事に従事。2016年より同社NGO部門でフェアトレード啓発担当。