プロジェクト概要

 

みやぎにボーダレスアート美術館(ミュージアム)を!

      この運動資金にご支援願います。

 

こんにちは!特定非営利活動法人黒川こころの応援団理事長の小野田豊です。宮城県のほぼ真ん中、黒川郡大和町で生き辛さを持つ人たちの居場所つくりをしています。

 

私たち特定非営利活動法人黒川こころの応援団は、精神障害当事者と当事者家族で始めた組織で、生き辛さを糧とした生き方を考えています。

誰もが生産性を求められる事を得意とするわけではありません。

人生は、それだけではない。人間本来の魅力をアートを通して一緒に考えていきたい。そして、結果として、生き辛さを持つ人たちも、共に気持ちよく暮らせる街を創りたい。

 

(「透明人間」作:名倉要造、撮影:稲垣明)

 

そんな中核となる場所。平田オリザの言う<広場>を創りたいと思っています。そのための一歩として、今年、「みやぎにボーダレスアート美術館(ミュージアム)を!2014」を開催します。

 

アートのある街づくりを展開する事により、私たち、生き辛さを抱える者にとっては、「生きているそのままを表現できる場」「そのままを知ってもらえる場」を育てていく事になり、生きやすい街となることを願います。

 

町の人たちにとっては、アートを通しての町興しであり、街の価値の再発見となる。子供たちの活動の場ともなり得、お年寄りを癒す場ともなると考えます。

 

「みやぎにボーダレスアート美術館(ミュージアム)を!2014」

の第1弾として、映画上映と作品展覧会を行います。多くの人にアートの力を知ってもらいたい。

      そのための運動資金にご支援をお願いします!

 

                                                              (「夏」石原峰明)   

 

ボーダレスアートとは何か?

 

絵画・造形、様々な表現活動があります。それは何か特別な勉強をした人たちだけのモノではありません。専門的な勉強をしていなくても、誰もが生きている証として表現活動をします。

 

そんな中でも圧倒的な「自己表現」として、パリから、そして世界から注目を浴びる、日本のアールブリュットがあります。別の言葉で言うとアウトサイダーアート。いろいろな言葉を使いますが、障害の有るか無しかでも括れない、という意味において、また、人々の垣根を超えると言う意味において、ボーダレスアートという言葉をここでは使います。

 

「障害を持つ人が頑張って創っているのね」というセリフが吹き飛んでしまう圧倒的な「自己表現力」は、専門的に学んだ芸術家たちも認めます。それは実際に作品の前に立っていただくと分かっていただけると思います。そこでは「障害者」という括りが意味のないものである、と教えられます。人のボーダレスを感じ考えていただけたら。

 

今回のイベント<第1弾>は八王子の精神科病院、平川病院<造形教室>の作品展示と、その現場のドキュメンタリーの上映会を行います。ぜひ、多くの人たちに見ていただき、感じていただきたいと願います。

 

(「球体への想い」島崎敏司)

 

                      (「純粋な傷」本木健)

 

                        (「進化」江中裕子)

 

妻の「生きづらさ」と共に歩んで教えられた事。

そこから学ぶ環境こそが、社会に必要な「居場所」!

 

子どもたちの心を育てていきたい!と14年間の教員生活を送ってきました。並行して愛する妻が抱えていた生き辛さは激しくなり「教員を取るか。妻を取るか。」の選択を迫られ教壇を降りました。それから10年程は新聞配達で妻と子供たち(結局5人になりました)を支える日々。妻は、それ以外の仕事を受入れなかったのです。

 

                   (妻に、そして子供たちに感謝)

 

ある時、障害当事者活動と出会い、これなら「妻とやって行ける!」と確信しました。何もないところから生き辛さを抱える人たちの居場所つくり開始!これこそが本当に必要な事だったのです。とは言え、初めは「明日はあるのか?」の連続でした。それでも奇跡的に続いていく…。そのうちに、必要性も高まりネットワークも広まっていきました。そして自立支援法の始まり。私たちには渡りに船でした。

 

(私たちの居場所:街の喫茶店正面)

 

私たちにとっては、まず居場所が重要です。自分たちが自分たちで居られる居場所。その中心が「織物アート」。妻が「さをり織り」を気に入ったのが始まりです。何も指示されず、何にも縛られず、一人ひとりの魅力をつむぎ出して行くもの。私たちにとって、まさに必要なモノです。

 

アート=「自己表現」は誰にとっても生きる証であり、心の支えとなります。それは生き辛さを抱える人にとって、一番正直に働きます。ですから、本人はもとより、見る者も、そこから深い感動と“癒し”を感じる事でしょう。

 

          (栗原にある風の沢galleryでの、nisipirica展の写真)

 

今では織物アートにとどまらず他のアートにも取り組んでいます。アートは心を広げます。競争原理の中、尖がっていく社会の中では居場所を失っていく私たち。アートを通して、私たちの心の中を知ってもらい、共に生きていく心の豊かさを一緒に育んでいきたいと願います。

 

            (私たちの工房nisipiricaで織られた作品です)

 

 

 

そんな、私たちの、そして町の人たちの<広場>となる「ボーダレスアート美術館(ミュージアム)」を造りたい!という夢実現のための運動として、今年はこのイベントを展開します。

 

「みやぎにボーダレスアート美術館(ミュージアム)を!2014」

          イベント内容

 

 

 

<第1弾>

①展示会「破片のきらめき~“癒し”のための自己表現展」

  せんだいメディアテーク 5Fbギャラリー

  8/15(金)~20(水) 10:00~19:00(最終日は17:00)

 

 八王子の精神科病院、平川病院<造形教室>の作品展です。生き辛さと正面から向き合う命の叫び!であり、生きるための“癒し”の作品たちをご覧ください。

  8/17(日)は11:00~と13:00~の2回、作者が自らの作品の前で語るギャラリートークがあります。

 

              (自らの作品を解説をする名倉要造さん)

 

                    (「幸への黒い扉」名倉要造)

 

②映画会「破片のきらめき~心の杖として鏡として」

せんだいメディアテーク 7F スタジオシアター

8/16(土) 13:00~14:20上映会、14:30~16:00トークショー

 

その平川病院<造形教室>を追った高橋愼二監督80分ドキュメンタリー作品の上映を行います。カメラが描き出す一人ひとりの生き様、そして表現する事の力を感じてください。この映画自体もフランスで絶賛された作品です。(2008年 第14回ヴズール国際アジア映画祭(フランス)観客賞[ドキュメンタリー最優秀作品賞]受賞)

 

上映会の後は出演者のうち5人の方や教室主宰者安彦講平氏、そして高橋愼二監督たちのトークショーもお楽しみください。東北からは宮城県美術館の斎学芸員、るんびにい美術館の板垣学芸員が参加。

 

     (映画の中のワンシーン・・・詩の朗読をする本木さん)

 

                      (「白日夢」本木健)

 

<第2弾>

「岩手県ボーダレスアートの世界と宮城県の未来」

①宮城県黒川郡大和町吉岡商店街10/24~29

②仙台市中本誠司現代美術館11/12~18

 

私たちの地元である吉岡と、近隣の仙台で、第17回きららアートコレクション(岩手)の入賞作品と宮城県のアールブリュット、若手芸術家の作品などが観られます。

この企画についても、また引き続き応援いただきたいと願います。

今は、ともかく<第1弾>を成功させること!よろしくご支援をお願いします。

 

 

 

                  (街を見守る豊かな自然、七ツ森)

 

この七ツ森のふもとにボーダレスアート美術館(ミュージアム)を造りたい。そこを拠点として様々なアート活動を展開できる場所。何年かかるか分かりませんが、それを夢に見ていきたい。

 

そのアピール行動としての今年のイベント

「みやぎにボーダレスアート美術館(ミュージアム)を!2014」の<第1弾>の経費約90万円を賄うために、その内30万円を目標に支援をいただきたいと願います。

 

この企画を通して、ボーダレスアートの存在と魅力を知っていただき、ボーダレスアート美術館(ミュージアム)設立に向けての動きを興していきたいと思います。その啓発を通して、私たちにとっては「生き易い街を作っていく」ことに、そして地域にとっては「アートによる町おこし」につながっていくことになると思います。すべては、この運動の中で起きてくることだと思います。

 

 


最新の新着情報