12月に入り、寒くなってきましたね。

赤道に位置するため、エクアドルには季節の移り変わりというものがありません。

 

エクアドルで時の移り変わりを感じさせるのは、

月の満ち欠けと、夜の星々の位置と、果物の収穫と、お祭り。

 

 

12月に入ると、キトの街は独特な雰囲気に、町が一気にざわめき始めます。

町のショッピングモールや、すれ違うバスから、chulla quiteño (チュジャ・キテーニョ) の闘牛場を思わせるような軽快で力強い音楽が流れ

家々の窓や屋根には、キトの、赤と青の旗と、エクアドルの旗のトリコロールがはためきます。

 

12月6日 Fiesta de Quito、キト祭りです。


 (エクアドルの首都キト市の建設記念日。約500年前に、スペインによって

  キトの町が誕生しました。今でも盛大に祝われるスペイン式のお祭りです)

 

VIVA QUITO!!

 

このキト万歳!という意味のVIVAが、どんな挨拶よりも力を持つ

キト市最大のお祭りです。

 

昔は各通りで、今は、各地域で、特設のステージが出来

どこにこんなにいたんだろう?と思う、町中の楽団が、年季の入った音が出るのが奇跡とも思える楽器達で、キト讃歌を奏でまくるのです。

 

その調子も音も外れた、個性豊かな、暖かい音の中、人々は飲みまくり、踊りまくり、VIVA!を、何度も何度も交わすのです。

 

町の各劇場や、教会では、色々な催しが連日行われ、

 

とりわけ町の中心部にある、闘牛場では、闘牛が盛大に開かれ

スペインからやってきた一流の闘牛士と、この日の為に育てられた、牛の雄姿が
人々の関心事になります。

 

今では、動物愛護の観点から、もう闘牛はキトの街の中ではやらなくなったと、聞きますが・・・

 

この時期になると、あの騒音と紙一重の、楽団の音が妙に恋しくなります。

 

昨日も、キトは祝い狂ったのだろうか?

 

 

スペインと、エクアドルの現住民との物語は、知るほどに悲しく、とても、VIVA!ではないのですが、その交わりの先に、今のエクアドルがある。

 

VIVA!と、祝えるラテン気質は、やっぱり素敵だなぁと思うのです。

 

youtubeで見つけた|『chulla quiteño』

http://m.youtube.com/watch?sns=fb&v=iBLtxPSBkoY

 

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