【プロジェクト終了報告】
【本当に有難うございました!!】
皆様の温かな支援のおかげで、今回のプロジェクトを実行することができました。
まずは、心からのお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
また、プロジェクト実行後の終了報告以降のご連絡が、大幅に遅れましたことをお詫び申し上げます。
誠に申し訳ありませんでした。
2019.3月に実行された挑戦にて、目で見て、肌で感じてきた内容をご報告させていただきたく思います。
【様々な感情に包まれた滞在期間】
ハワイ到着初日、天気は雨。
風が強く、想像以上に低い気温に驚かされました。
街中でもパーカーを羽織ってちょうどよいくらいの気温で、今回のプロジェクトの厳しさを予感させる空模様でした。
初日は、手配していた車で島内を走り回り、目の前に広がる環境をどのように発信していくかを検討する時間にあてました。
2日目、日の出頃の時間に起床し、海へ出る身支度を都と終えましたが、天気は荒天。
現状確認だけでもと思い、下調べをしてあったビーチへ足を運びましたが、「地元のサーファーも危険だと判断する早い潮の流れ」と、現地のライフセイバーから入水は不可能だと告げられました。
インターネットやニュースなどで雲行きを調べましたが、滞在期間中は危険なコンディションが続くというアナウンスがされていました。
渡航前の天気予報とがらりと変わっており、海を目の前に大変焦っていたことを鮮明に覚えています。
到着から3日間、この状況は一向に良くはならず、支援して頂いた皆様に対する申し訳なさや、なんとしても応えなければというプレッシャーとの戦いでもありました。
Ready forの担当者さんへ現地の映像を送り、支援者の皆様へ現状報告をしたいと連絡を致しましたが、都合によりリアルタイムでのご報告ができませんでした。
※当日の映像が残っておりますので、URLを貼らせていただきます。
滞在期間も残り3日となったところで、ようやく天気が回復に向かいました。
依然として風の冷たさや気温の低さは残るものの、時折強い日差しも差すようになり、入水禁止も解除されました。
ようやくチャレンジできるという高揚感と、なんとしても支援者のみなさまへ成果を報告しなければという焦りが、体中をグルグルとめぐっていました。
渡航中初めての海はとても冷たく、日本から用意をしていったウェットスーツを着ても体の芯から冷やされていく感覚でした。
目的の波が立っているのは、陸から数百メートル先のエリア。
ウェットスーツにフィン、片手に8キロ強のカメラを抱え、体一つでその場を目指しました。
潮の流れは速く、頭上3m以上から叩きつけられる大きな波は想像以上に激しいものでした。
大げさに聞こえるかもしれませんが、僕がいたのは死と隣り合わせの現場だったと感じています。
懸命に10m前進しても、強い波がくれば7m押し戻され、たった数百メートル進むのに何度も足がつり、息の代わりに海水を吸い、これほど厳しく理不尽かと目の前の大自然に愕然とする時間もありました。
それでも、その全てを忘れさせるほど目の前の景色は美しく、なんとしても写真に残し、この自然を守っていくための発信をしたいと思い続けていました。
無我夢中で撮り続けた波の写真から、冷たさと恐怖を含んだ力強さや、全てを包み込む大きな温かさを感じて頂けたら嬉しいです。
それ以降の滞在も、天気や体力との戦いでした。
波の写真を伝えるための渡航でしたが、陸上、海中からの撮影にも挑戦し、どのような角度からハワイの美しさや、自然を守っていくことの重要性を伝えるべきかと試行錯誤を繰り返しました。
プロジェクトページにあるように、僕にできることは、写真での発信です。
ゴミや漂流物で荒れたビーチを撮影し、「この現状を改善したい!」と発信することも考えましたが、「この美しい景観を残すためにはどうするべきか?」というポジティブな方法を皆様に思案して頂けたらと思い、写真の方向性は一貫させることができたと思います。
今回の渡航を通し、自然の厳しさと大切さを再確認することができました。
皆様から頂いた貴重なきっかけを無駄にしないよう、今後も活動を続けていきます。
どうぞ、宜しくお願い致します。
【支援金の使い道】
皆様から頂いた支援は、全額撮影に必要な装備の購入費として使用させていただきました。
新着情報の投稿に掲載をしている、青色の機材が波の撮影を行うために必要なハウジングと呼ばれるものです。
こちらと、魚眼レンズ、ウェットスーツやフィンの購入費に充てさせていただきました。
滞在費や渡航費は、私自身で用意をしたため、みなさまのお気持ちはきっちりと設備投資に使用させていただきました。
本当に、みなさんのご支援なしでは叶わなかった挑戦です。
改めて心より御礼申し上げます。
【リターンの発送状況について】
ご報告と合わせて、こちらの進捗も大変大きな遅れを取ってしまっております。
申し訳ありません。
皆様にお送りするための郵送等の各種準備を、可能な限り最速で取り組んでいくことをお約束いたします。1日でも早く、皆様のお手元に届くよう努力いたします。
大変申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。
【今後について】
文中でも触れましたが、今後も活動は継続していきます。
支援者様からご提案を頂きました「ビーチクリーン活動」に参加するべく、今年の冬も現地へ足を運ぶ予定でいます。
情報発信をし続け、少しでも多くの方へハワイの魅力を届けられることができたらと、強く思っております。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。