2年間も追い続けやっと保護出来た「ウィンちゃん」6歳のお誕生日

 

12月11日は「ウィンちゃん (仮名のぞみ)」の6歳のお誕生日でした！

 

 

「ウィンちゃん」は、福島・被災地にあるとある給餌ポイントの「美味しいご飯」を食べ命を繋いでいた子で、姿を確認したのはその給餌ポイントにやっと定点カメラを設置できた2014年でした。

 

 

サビ猫さんなので分かりにくいかと思いますが、定点カメラに写っていた「ウィンちゃん」はこの段階でかなり瘦せていました。

 

 

その後、何度も何度も何度も何度も何度も保護を試みるも、保護出来ず、その間、半年以上も定点カメラに姿が写らなくなったりし間に合わなかったのかもとと気を落とすと、また写っていたり。

 

定点カメラの精度は100％ではないので、ただ撮影されなかっただけなのかどうなのかは定かではありませんが…

 

※保護した時の詳細はこちらから

・その1　https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12198489083.html

・その2　https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12200070574.html

 

「ウィンちゃん」は生き延びていくれて

2016年9月4日に存在を確認してから、2年後にやっとやっとやっとやっとやっと保護することが出来ました。

 

 

保護時の「ウィンちゃん」は、ガリガリの痛々しい体で成猫さんなのに2.8キロしかなく、とても東北の長くて厳しい冬の寒さに耐えられる体はありませんでした。この時に保護出来ていなかったら…きっと「ウィンちゃん」は手遅れになっていたと思います。

 

保護後は、「Hさんご夫妻」のもとで丁寧にケアをしていただき、みるみる愛らしい本来の姿に戻っていきました。

 

 

でも「ウィンちゃん」は、白血病キャリアでした。どんなにいい子でも白血病キャリアの子を迎えて下さる里親さまはそういませんから、もっと早く保護してあげられていたら感染しなくて済んだのかもと自身を恨み、「ウィンちゃん」に心から詫びました。

 

 

しかし…「ウィンちゃん」はすぐに"ずっとの家族"と出逢え、

 

 

「エド君」と「アル君」のお家の「Uさん」のおうちの子にして頂き幸せになり

 

この幸せがずっと続いてくれると信じていました

 

なのに…

昨年のお誕生日に受けた健康診断で、乳腺に腫瘍が見つかり手術することに。

 

 

腫瘍は悪性でしたが、手術は成功しお薬が体質に合ってくれその後は定期的に通院し元気に過ごしてくれていました。

 

これで安心しだと思っていたら今度は、今年の8月末に「エド君」が体調を崩し手を施すことも出来ぬまま9月27日に…

 

 

大好きでいつも一緒に寝ていた「エド君」がいなくなって寂しい思いをしているはずだから、今年の6歳のお誕生日のお祝いはフカフカのブランケットをプレゼントしたら「ウィンちゃん」は喜んでいてくれました。

 

 

なのに、この時は既に「ウィンちゃん」はまた癌に侵されていたのです。

 

ウィンちゃん、頑張れ。

 

あなたは、あの過酷な福島・被災地で、2年以上も耐え生き延びられた、凄い生命力と強運の持ち主なのだから

 

それにママさんとパパさんと、お空からエド君とアル君と全国の優し方々が見守り応援してくれているから、大丈夫だから。

 

来年の9月4日に7歳のお誕生日のお祝いを盛大にしようね！！