こんばんは。下吹越かおるです。

 

走るブックワゴンの応援団として、東日本大震災後の岩手県で移動図書館の活動をしていた、『走れ!移動図書館』(ちくまプリマー新著)の著者・鎌倉幸子さんから応援メッセージをちょうだいしました。

 

今、鎌倉さんは、アカデミック・リソース・ガイド株式会社のパートナースタッフとして、図書館づくりの支援をしています。

 

移動図書館のことを、知っている鎌倉さんからのメッセージ、ありがとうございます。

 

(左手の小指を骨折中のところ、ありがとうございます)

 

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本を読みたいと願う すべての人に

この活動よとどけ!

 

アカデミック・リソース・ガイド

走れ!移動図書館

鎌倉幸子

 

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鎌倉さんの、追加のメッセージです。

 

以下ご覧くださいね。

 

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こんにちは。鎌倉幸子です。

そらまめの会のみなさんの挑戦を応援しています。

 

東日本大震災が発生した2011年3月11日から4日たった3月15日に、私が当時勤務していたNGOが現場入りしました。直後は炊き出しや物資配布の活動を宮城県気仙沼市や岩手県陸前高田市を中心に行っていました。

 

仮設住宅に物資を持っていく時に、本が読みたいという声を聞きました。

 

岩手県陸前高田市は図書館が壊滅的な被害を受けました。図書館に勤務していた人が全員死亡しました。

 

図書館がなくたっても、本を手にする文化を、新しい図書館ができるまで途切れさせない支援をしたいと始めたのが移動図書館です。

 

「図書館は建物がないとできない、物がないとできない」

 

そうではなく、車一台があればできることもあります。

 

ゼロから始める

 

ないならつくる

 

そんな精神でやってきました。

 

今、気になるのが、震災の前年、2010年に流行語にもなった「無縁社会」という言葉です。

 

その言葉が叫ばれた次の年に震災が起き、日本中で「絆」が叫ばれました。

 

「無縁社会」と「絆」という、一見相反する言葉が、2年の間に叫ばれました。

 

日本は、無常観と希望が同居しています。

 

ボランティアが現場に入り、また寄付をすることで東北に心を寄せることが「絆」の象徴になった気がします。

 

「無縁社会」に切り込む、飛び込む活動としての「移動図書館」があると私は考えています。

 

一人ひとりによりそう、ブックカフェになりますように。心から願っております。

 

この活動は、「無縁社会」と「絆」が同居する全国に波及しているモデルになるのではないでしょうか。期待しています。

 

ブックワゴンと一緒に、移動のお店が走ることで買い物のお手伝いになるなど、ソーシャルビジネスにもなるかもしれません。

 

可能性を信じています。

 

応援しています。がんばりましょう。

 

 

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