猪苗代湖産ひし茶 いなびし【ご報告】
【御礼】
皆様のご支援と温かい応援のお言葉に支えられ、無事にプロジェクトのスタートをきることができました!
ご支援頂いた皆様から、支援して良かったと心から思ってもらえるような、景色をお見せできるよう、挑戦を続けていきたいと思います。
長期目線で必ず地域全体に良い影響をもたらせられるよう、試行錯誤しながら進めて参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
【進捗報告】
お蔭様で作業に必要な機材を揃えることができ、原材料となる菱の実も集めることができました。また、猪苗代町内の空き店舗を保有するオーナー様のご厚意で、12月までは無償で作業場として場所をご提供頂けることになりました。1月からは正式に賃貸契約を行い、2月頃から本格的に改装を行う予定です。2022年12月現在の作業進捗と致しましては、菱の実乾燥作業の工程が約7割弱程終了しました。しかしながら、乾燥機が故障してしまい現在作業を中断しております。復旧しましたら作業を再開しますので、またその時はご報告させて頂きます。
【リターン発送状況】
作業の一時中断に伴い、返礼品の発送に遅延が生じております。
現時点での『猪苗代湖産ひし茶』の発送は以下の時期を予定しております。
◇業務用タイプ 12月下旬~1月上旬
◇お土産用タイプ 1月下旬~2月上旬
◇お試し用タイプ 2月下旬
※お試し用タイプのパッケージデザインは、使用する袋の形状やサイズの変更に伴いリニューアルすることになりました。
体験系のリターンや、ご支援者様のご紹介のリターンにつきましては、クラウドファンディング内のメッセージ機能を活用させて頂き、日程等の調整をさせて頂けたらと思います。ご希望の連絡手段等御座いましたらご気軽にお申し付けください。
『そば処いなびし』の食事券と、いなびしオリジナルTシャツ(単品)のリターンにつきましては、既に発送せて頂きました。万が一届いていない等御座いましたら、ご連絡頂けますと幸いです。
※『そば処いなびし』の営業曜日が、2022年12月より毎週土曜日夜間の部(18時半open)に変更になりました。
様々なトラブルが多発し、何事も一筋縄ではいかないことばかりで、内心では落ち着かない日々が続いておりますが、一刻も早く成果品を皆様のお手元にお届けできるよう、最善を尽くしてプロジェクトを進めて参ります。
【乾燥機の写真】
【乾燥した菱の実の写真】
【粉砕機と粉砕した菱の実の写真】
【保管庫と冷凍ストッカーの写真】
【菱回収の様子と胴長の写真】
【菱の実回収後、水草の運搬の様子】
【株式会社いなびしHPと、ひし茶のLP(制作途中)の画面の写真】
【収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、プロジェクト実施に必要な備品の購入で約95万円、現時点で使用させて頂きました。2月から作業場全体の改装を行う為、改装費として約66万円円分の支出を予定しております。また、今年度ひし茶を製造するにあたり必要な経費(機材の修理費含む)として約70万円程の支出を見込んでおります。
【今後の展望】
2023年の3月末で、地域おこし協力隊員としての任期が終了します。任期満了後も地域に定住し活動を継続できるよう、2022年7月に立ち上げた『株式会社いなびし』の事業として、より一層水環境保全事業に力を入れていきたいと考えています。
弊社のMISSIONを3つにまとめさせて頂きました。
①持続可能な水環境保全事業の構築と、菱を活用した新たな地域産業の創出
②自然環境の保全・地域経済の発展、双方の調和を実現した世界有数の観光地へ
③若手が挑戦しようと思える土壌を作る、ゼロイチの成功事例を作り福島の可能性を示す
地域にとってプラスになるかどうかを判断基準に、上記のMISSIONを遂行して参ります。
具体的な動きとして、まずは今年製造した『猪苗代湖産ひし茶』を県内の道の駅や猪苗代湖周辺エリアのホテルや旅館さん、カフェ等での販売を予定しております。販促資料の準備が整い次第、東京エリアの販路開拓も行う予定です。
また、ネット限定で『猪苗代湖ひし茶(お得用タイプ1袋50パック入)』や、いなびしオリジナルグッズの購入ができるよう、現在準備を進めております。
来シーズンの菱回収では、産学官連携して回収作業が行えるような形を目指し、調整していきたいと考えています。
お茶以外でも、様々な用途で菱の活用の幅を広げたり、ひし茶と他社商品とのコラボも積極的に進めていきたいと考えております。実際に現時点では、ひし茶をフレーバーにクラフトビールの製造を行うというお話しも出てきております。料理との相性も非常に良いお茶ですので、まだまだ可能性が無限大です。
次年度製造分からは、海外に販路を拡大したいと考えています。猪苗代湖を象徴するお土産、そして福島を代表するお土産、日本の健康茶として海外のマーケットに商品を提供したいと思います。
猪苗代湖産ひし茶を通じ、海外の人々が福島に興味を持って頂き、実際に足を運んできて頂ける状態を作り上げたいと思います。
現時点では、まだまだ想像もできないような展開を見せる余地が沢山あり、良くも悪くもどう転ぶか分かりません。その点も踏まえ、楽しみながら温かく見守って頂けたら幸いです。
引き続き何卒宜しくお願い致します。