プロジェクト概要

 

我が国700年来の伝統芸能「能と狂言」の舞台を体感し、伝統芸能の素晴らしさを子どもたちへ届けたい!

 

皆様はじめまして。「伊那能」実行委員会の柴恭平です。

 

「伊那能(いなのう)」とは、平成2年(1990)から長野県伊那市で行っている、全国有数の能の公演です。本格的な伝統芸能の舞台に触れられる機会が少ない伊那地域で、文化の普及・向上を図りたいとの想いで続けてきました。

 

ただ、伝統芸能というと敷居が高く感じられる方が多く、難解であると思われ、中々触れる機会が少ないのが現状です。また、若い世代にも積極的に能の豊かさ、面白さを伝え、裾野を広げていくことが不可欠です。

 

そこで、今回長野県南信地域を中心とした小・中学生を公演に無料で招待するとともに、教職員や若者を対象とした能楽ワークショップを開催します。そのために、皆様からご支援をいただきたいと思っております。

 

過去の公演の様子

 

「なかなか地元では見られないので来年も楽しみです」こういった声をいただくこの公演も、今年で26回目。これまで地元で長く愛されてきました。

 

能楽は、ユネスコの「人類の無形遺産」にも選定され、いまや海外においても高い評価を受けております。国内でも義務教育に導入され、教科書に載るなど、国として古典芸能を守ろう、継承しようとしています。


ここ伊那市でも、地元のお客様に支えられて、25回にわたり続いてきました。


出演は、観世流の重要無形文化財総合保持者・坂井音重先生をはじめとする一流の能楽師・狂言師の先生方ばかりです。過去には人間国宝の狂言方大蔵流・山本東次郎先生にも何度もご出演いただいております。

 

会場は毎回、伊那文化会館大ホールで行います。1,500人規模のホールに特設能舞台を組んで開催しております。また、公演の他にも来場者を対象とした抹茶サービスや能面・装束の展示、箏曲の生演奏もあり、楽しんでいただけるコンテンツを用意しております。


来場のみなさまからも、「なかなか普段観られない能が、地元に来てくれるのが嬉しい!」「初めて鑑賞しました。一流の伝統の技に感動しました。」などといつも励ましをいただいています。

 

実際に公演で使用される衣装を間近で見ることができます

 

これからは、若い人にも本物の「能」に触れてもらいたいと考えています。

 

ただ、公演来場者・支援者は中高齢者の割合が多くなっている(およそ7~8割)なのが現実です。実際に、「去年までは楽しみにしていたけど、今年は身体が悪くて行かれない」というようなお声をいただくこともあり、来場者数は少しずつ減ってしまっています。他エリアでの公演では、資金の目処が立たず中止になってしまったというケースもあります。

 

そこで伊那能では、若い方にも楽しんでいただけるよう、公演前に見どころをわかりやすく解説する「鑑賞講座」や、能装束・能面の展示、公演中の舞台わきに解説文を投影、パンフレットへの詞章の掲載など、他地域の公演にはない取り組み・初心者にわかりやすい工夫を取り入れています。


また、抹茶のサービス、箏曲の演奏なども会場の雰囲気を盛り上げています。

 

お陰様で、若い人はもとより、初心者にもわかりやすいと好評をいただくようになりました。装束や能面も普段なかなか見ることのできない貴重なものです。毎回楽しみにしているとの声を多数いただいております。

 

「敷居が高い」と思われがちな若年層にまず見てもらうことで、伝統芸能の継承に一役買えたらと考えております。

 

抹茶のサービスもあり、日本文化をたっぷりと楽しめます

 

皆様からのご支援で200人以上の子供たちを招待するとともに、「能」に触れてもらうワークショップの開催を行います!

 

今回のプロジェクトでは、正しい古典芸能の普及のため、長野県南信地域を中心とした小・中学生を公演に無料で招待いたします。また、能や狂言が義務教育に取り入れられていることもあり、教える側である教職員や若者を対象とした能楽ワークショップの開催もいたします。そのために、皆様からご支援をいただきたいと思っております。


無料招待については「小中学生向けの招待席」を用意し、教科書ではわからない、本物の舞台の臨場感を感じてもらえたらと考えております。大きな会場ということもあり、当日の招待席は200席以上を予定しております。よりたくさんの子供たちに「能」に触れる機会を与え、我が国が誇る伝統文化を感じてもらいたいと考えています。日本を支える若い方へ、伝統文化の継承は、私たち上の世代の「任務」です。

 

教育者や若者を対象にした過去のワークショップの様子

 

ただ、通常はチケットを販売している席を、今回無料で開放するために予算が必要で、このたびクラウドファンディングに挑戦することといたしました。このプロジェクトをきっかけに、伊那能という取り組みそのものを、知っていただければという思いもあります。

 

現代の日本、特に地方において、能や狂言といった伝統芸能は、直に触れる機会が極めて少なくなっております。


1人でも多くのお客様に見ていただき、これからの日本を支える若い方への伝統文化の継承と子どもたちの情操教育の観点からも、日本古来の伝統芸能のすばらしさや楽しさを伝え、後世に語り継いでいければと考えております。また、クラウドファンディングを通じて、より広くこの活動について知っていただくきっかけになればと考えました。みなさま、どうかご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

【公演日程】

・2017年11月19日(日)

・長野県伊那文化会館 大ホール

 

実際の公演の様子です

 

舞台で使用されるお面も展示しております

 


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