プロジェクト概要

鼓童の想いを本にのせて全国のみなさんに届けたい!

 

こんにちは。公益財団法人鼓童文化財団事務局長の本間康子と申します。「鼓童」は、太鼓を中心とした音楽や芸能による創造活動を行っている「太鼓芸能集団」です。鼓童グループでは、公演活動を行うにとどまらず、公益財団を設立し、地域づくりや人材の育成に重点を置いた公益的な活動を行っています。今回は、鼓童の歴史や想いを記した書籍『いのちもやして、たたけよ。』を全国50箇所の図書館に届けるプロジェクトを行います。

 

鼓童の舞台では伝えきれない魅力や迫力を「本」にのせて全国の皆様にお届けしたいです。どうかご支援お願いいたします。

 

 

 

■「鼓童」をたくさんの方に知ってもらいたい!

 

私たちは、様々な方に広く太鼓を楽しんでいただける「佐渡太鼓体験交流館」や、廃校舎を活用した研修施設「深浦学舎」、そして鼓童の次代を担う人材の育成の場である「鼓童文化財団研修所」など、佐渡島内で複数の施設の管理運営を行っています。また、佐渡市と共同で「アース・セレブレーション」という国際芸術祭を毎年開催しています。

 

加えて、佐渡の地域文化を伝承するための取組みとして、出版活動も行っています。2003年には『佐渡のたらい舟』という本を、日英2カ国語で出版しました。

 

(カナダ人の著者が、佐渡でたらい舟の作り方についての研究を行い、英語で書いた原文を日本語訳して出版しました)

 

 

■『いのちもやして、たたけよ。』について

 

2011年には、鼓童結成30周年を記念して『いのちもやして、たたけよ。−鼓童30年の軌跡−』という本を出版しました。私も編集スタッフの一人としてこの本に関わりました。本の出版は、決して収益のあがる事業ではありませんが、地域の生活文化や太鼓芸能の歴史を記録することは、社会的に意義のあることと考えております。

 

 

この本は、鼓童という一つのグループの記録ではありますが、広く様々な方に手にとってご覧いただきたいという思いで出版したものです。鼓童の前身である「佐渡の國鬼太鼓座(さどのくに・おんでこざ)」が生まれた1970年代は、大阪万博などを契機として、日本の地方文化のあり方が大きく変化を遂げた時代でした。その中で「太鼓」を中心とした音楽が生まれました。

 

・『いのちもやして、たたけよ。』

http://www.kodo.or.jp/news/20110607book_ja.html

 

現在は、アマチュアからプロまで数多くの太鼓のグループが存在し、学校にも和太鼓部ができ、各地の劇場やホールで太鼓の公演が行われていますが、そのようなことは想像もつかないような時代があったのです。

 

(1975年ボストンマラソンに鬼太鼓座として初参加。完走後に太鼓を演奏し、世界的に注目されるきっかけとなりました)

 

1981年に鬼太鼓座から鼓童とグループの名は変わり、その後もメンバー達は試行錯誤を繰り返しながら太鼓を中心とした表現を追求し、舞台芸術として高い評価をいただけるようになりました。また、日本国内にとどまらず海外でも公演活動を積極的に行い、訪れた国に太鼓のグループが生まれるきっかけとなるなど、強いインパクトを与えてきました。

 

「この本は、太鼓に関わるすべての人にぜひ読んでいただきたいと願っています。今から40年前に現在の太鼓文化が萌芽した背景、これまでの成長の経緯、今後の展望など、今現在の太鼓を知ることと同じく大切なことがこの本には書かれているからです。これからも太鼓の世界で生きるには、この40年の歴史をぜひ読んでおくべきことを強調し、本日のページを閉じることにします。」(浅野太鼓楽器店専務・浅野昭利さんのブログより)

 

昔は、太鼓の音が聴こえる範囲が一つの村だったという言い伝えを聞いたことはありますか?鼓童は、地球を一つの村として太鼓の音を響かせたいという熱い思いをもやして、「ワン・アース・ツアー(One Earth Tour)」と名付けた公演ツアーを行っています。この『いのちもやして、たたけよ。』という本が、「ワン・アース・ツアー」のように全国各地で人の心に響いてくれたら嬉しいです。

 

(初めての「ワン・アース・ツアー」ロンドン公演のポスター。半年間日本に戻らず、12の国と地域を巡りました。撮影:富田和明)

 

1984年以来、これまでに47ヶ国で5,500回をこえる公演を行ってきました。


2012年に歌舞伎俳優の坂東玉三郎氏を芸術監督に迎えてからは、サブタイトルをつけてツアーを行うようになりました。今年は、まず1月末から3月にかけて「神秘」というワン・アース・ツアーがアメリカ、カナダを巡り、30回ほどの公演を行っています。その後は日本に戻り、北は岩手県から南は鹿児島県まで「永遠」と題したツアーで国内各地を旅しています。

 

太鼓は、どんな人にとっても心や身体に強く訴えかける楽器です。ワン・アース・ツアーを始めるにあたって、当時の代表だった故・河内敏夫は「私達はこれからの活動のテーマを『一つの地球(地球共同体)』の形成におき、その一つとして、言葉を超えた『共感共同体』を随所に作っていく旅に出かけようと思います」との文章を寄せました。

 

この思いは今も変わりません。様々な土地を訪れ、そこで出会った方々に太鼓の音を全身で感じていただくことが、人と人とのつながりや一体感を生みだし、国境や文化の垣根を超えた感動をもたらしてくれることを心から願っています。

 

鼓童の舞台について:http://www.kodo.or.jp/general/performance_ja.html
海外プレス評:http://www.kodo.or.jp/general/press_ja.html
 

(「鼓童」の文字は、結成初期に岡本太郎氏に書いていただいたもの。30周年の一年間は、この文字とともに全国各地を公演ツアーで巡りました)

 

 

■ご支援のお願い

 

皆様、この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。

 

いわゆる鼓童のファンの方にとどまらず、和太鼓や日本文化、また1970年代という時代に関心をお持ちの方々などに、もっと広く手にとっていただける機会が提供できればと思うのです。そのため、出版から4年も経っていますが、

このようなプロジェクトを立ち上げ皆様にご支援を呼びかけさせていただくことを決心いたしました。


また、この本をご購入いただき、お手元に置いてご紹介いただく形でもご協力いただければ大変ありがたく思います。

 

 

■鼓童の魅力をたくさんの人と共有したい!

 

公演をご覧になった後、鼓童についてもっと知りたいと思ってくださる方がたくさんいらっしゃいます。『いのちもやして、たたけよ。』では、演奏では伝えきれない、鼓童の多面的な姿や独特な歴史をご紹介しています。また、本書をお読みいただくと、30数年という短い期間の中で、様々な分野の方々が鼓童に関わってきたことに驚かれることと思います。

 

鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。

 

鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。

 

全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。

 

 

■引換券について

 

・記念グッズ(缶バッジ)をプレゼント

・プロジェクト終了後に報告書をお届け
・鼓童サイト特設ページ内の地図に、寄贈した図書館のフラグを立て、お名前を掲載(寄贈する図書館は原則鼓童側で選定いたしますが、ご希望やご推薦があればお聞かせください)

 

・鼓童最新CD『神秘』

 

・鼓童文化財団の企画による佐渡産の杉材による家具「アースファニチャー」の木製ロッカー(幅30cm×高さ43.5cm×奥行39.5cm)

 

・鼓童の初期のアルバムセット

 


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