支援総額
目標金額 800,000円
- 支援者
- 27人
- 募集終了日
- 2020年3月27日
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#地域文化
- 総計
- 33人
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#地域文化
- 現在
- 820,000円
- 支援者
- 40人
- 残り
- 25日
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#地域文化
- 現在
- 773,000円
- 支援者
- 78人
- 残り
- 34日
『d design travel』を続けたいvol.35 島根号
#地域文化
- 現在
- 714,500円
- 支援者
- 43人
- 残り
- 44日
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#地域文化
- 総計
- 13人
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#地域文化
- 現在
- 215,000円
- 支援者
- 18人
- 残り
- 37日
KOMAGANEから元気プロジェクト『マンスリーサポーター募集』
#地域文化
- 総計
- 0人
プロジェクト本文
終了報告を読む
取り壊される運命となった
貴重な「板倉建築」を救出するため、
ちょっと待ったをかけました。
なんとか取り壊しは回避。
一度解体し里山へ移送しましたが
再築するための費用が足りません。
昔の人の英知、歴史の軌跡を残していくため
そして美しい日本の風景を守るためにも
どうかご協力ください。
美しい日本の風景を守っていく為に 校倉造りの「板倉」を残したい!
はじめまして。磯崎傑と申します。私は幼少期に山、川、海ありの瀬戸内海の自然で育ち、一変して成長期には東京の下町で過ごしました。かつて生家の裏山で友達が集まってはターザンごっこ、かくれんぼ、そこで秘密基地を作ったりしているうちに、自分の居場所づくりの面白さを覚えました。
この原体験から建築を志すようになり設計事務所からJRへ移っても、一貫して建築にまつわる企画開発から設計、監理の仕事に携わってきました。
街で暮らしつつ、自然と建物が共存した暮らしの風景を維持して行く事の大切さを常々感じていました。企業を退職した後は、これまで成しえなかった「美しい日本の風景を守る」という原体験の思いを達成すべく、衰退してゆく農村部の活性化に関わってきました。
例えば、日本の棚田百選に選ばれた恵那中野方の坂折棚田保存会では農水省が推進している農泊事業の補助金を利用した活動に参加して、村には宿泊施設が一つもなかったところ、5軒の農家による宿を誕生させる等の成果をあげてきました。
代表を務めるLANDcomHOUSE(建築設計、不動産再生活用、運営)ではノウハウを活かし、自ら企画・設計した共同住宅の経営や民泊の運用をやっています。現在は、古民家再生を成り立たせる事に力を入れてます。
この度、南信州地方に残る、希少ながらも取り壊しの運命にある建物板倉を救出するため、恵那への解体移送まで終えましたが、どうしても再築費用が足りないため、皆様にご支援をお願いしたくプロジェクトを立ち上げました。
昔の人の英知、歴史の軌跡を残していくため、そして美しい日本の風景を守るためにも是非ご協力、よろしくお願い致します!
お婆ちゃんと板倉との出会い。移築による集落再編の必要性
ある夏の暑い日の事。飛騨の山奥を車で駆け抜けていると、ふと見かけた建物が妙に風景になじんで心を捉えたので、立ち寄ってみた。社殿を思わせる質実剛健な風情。興味津々、いろいろな角度から写真を撮った後、ふと周りを見渡すと一人の老人が建物の影からジッと私を見ていました。
近寄ると「今年の夏は暑うて暑うてかなわん」と一言。私も日陰に入って四方山話をしていると、次から次へとお婆ちゃん達が集まってきました。建物について尋ねると板倉と言うのだそうで、その昔、農作物の保存や農機具の倉庫として使われ、どこにでも見掛けられたそうです。
「あの倉、今年の雪で軒が壊れてしもうた。雪下ろしができんけん、もうダメじゃ」とお婆ちゃん。私が古民家再生をやっている事を話すと「持って行ってくれんかのう?」と言われました。私もその気になって、「それなら貰いに来るので待っといて……」と答えると、「あの母屋も持って行ってええよ。他にもいっぱいあるで……」と言いう答えが返ってきてしまいました。
複雑な気持ちで帰った後、板倉に関心をもって調べてみると他の集落でもそうした運命の板倉がある事を知りました。しかし、この流れはどうしようもなく止まらない。出来れば板倉を相応しい場所へ移築し、改めて活用する必要性を感じていました。
その後、数か月も経たない内に今回のキーパーソンである東洋大学助教の樋口さんに出会う事になりました。当時、彼は飯田市歴史研究所の職員として山間部の集落調査をしておられ、板倉の情報を教えていただき、私は小振りで希少な板倉の虜になっていました。
〜板倉とは〜
板倉とは壁材に横板を用い、壁塗りを行わない簡素な木造建築の伝統工法で、この工法は、壁塗りを行わないため左官が必要なく、大工のみで建てることができたという。日本古来の校倉造の正倉院も板倉の一種である。
取り壊されると聞き、「ちょっと待った!私がなんとかします!」
下の写真を見たのは2年程前の事。この板倉の屋根が壊れ始めたので処分したい話があると樋口さんから伺いました。大きく重そうな置き屋根はバランスをとるために置かれた石の上に乗せられ、その下にも土で覆われた屋根があります。粗削りな木材で組まれた壁は風雪に耐えてきた面構えです。
この素朴で野性味あふれる縄文的な表情が私を虜にし、名乗りを上げました。残念ながら私の譲渡順位は低かったため、諦めていました。
ところが去年の9月末頃、樋口さんのFacebookでこの板倉が廃棄処分されるという情報を目にしました。早速、所有者の電話番号を調べて電話したところ、「明日、撤去する為の地鎮祭をする」と言うことでした。慌てて廃棄処分を中止してほしいと頼み込みました。
すると納得してくださったのですが、いずれにしても移築する事になるので「地鎮祭(神を祀って工事の無事を祈る儀式)は予定通り行います」と言われ、前進あるのみになった次第です。
この板倉は一見すると何気ない建物ですが、詳しく調べてみると、板倉は日本人の森と暮らしの密接な関係を物語る建物で、校倉造りで造られた板倉としては歴史的価値のあるものだという事が分りました。既に2度移築された形跡がある事からも、素朴な道具しかなかった時代に苦労されて造られた建物であることがわかります。
さらに、この様な板倉は諏訪地方から遠山郷周辺に限り多く見られるそうです。諏訪から遠山郷を経て浜松、遠州に抜ける南塩ルート(遠信古道)は縄文時代からある事から、縄文の木の文化を色濃く残す諏訪大社の影響が塩ルートを辿って伝播したのではないかと推測されます。私が直感的に感じた印象もこうして調べてみると間違っていなかったことに気づき、ますます板倉を保存すべきとの想いを強くしました。
- 飯田ケーブルTV収録の映像(担当者 後藤) -
この動画は飯田市の研究員であった樋口さんが取り壊される事になったこの板倉を映像として残そうと、飯田ケーブルTVの協力を得て録画されました。築造推定年代、伝播の歴史、さらにユーラシア大陸に広がる原始的な共通性について語られています。
観光地、温泉地の岐阜県"恵那"へ移築し、屋敷を宿泊施設として開放
板倉を離れの屋外施設として活用
今回みなさまからいただいた支援金は、板倉の再築費用の一部資金としてあてさせていただきます。
予定では2020年4月30日(木)までに、飯田市の板倉建築を岐阜県中津川市千旦林に移築します。
移築先の岐阜県の恵那は、都市からの若い移住希望者が増えている事から、美しい農村風景を残した魅力ある地域と再認識されています。当地は敷地からそのまま恵那湖まで行き、整備をすればカヤックが出来るなど(秘密の穴場です)、観光やアクティビティの可能性も高い所です。
ここを拠点にすれば日帰りスキー(ヘブンス園原、御嶽)やボルタリング(笠置山)も楽しめる環境にあります。近くを中仙道が通っており、妻籠、馬籠、大湫などの宿場町の街並みや、またNHKの朝ドラで知られた岩村では山城の城下町の風情が残っており、歴史に興味のある方にも人気スポットです。
そんな恵那で、このブルーシートで覆われたままになっている解体材(以下写真)を組み上げ直し、屋敷の建物と関係づけて再利用したいと思っています。整地と石積み基礎、置き屋根になっている部分は瓦ごと新しく造らなければならず、傷んでいる所の補修などを丁寧に再現するには手間も費用もかかります。さらに解体古材は時間が経つにつれて歪みが出てくるため、半年以内には組み上げなければなりません。
屋外活動の憩いの場として再生活用。
そして他の消えゆく板倉の再生の希望へ
恵那は都市部から近からず遠からずに位置にありますので、手軽な行楽を目的とした宿泊や周辺への拠点として利用できます。この屋敷は広いので野外活動をともなった研修・集会施設や家族の貸別荘としても利用できます。
このプロジェクトが成立すれば、歴史的価値のある建物を利活用する方法を見出すと同時に、飛騨のお婆ちゃんとの約束も達成することができます。壊される運命にある板倉は沢山ありますので、これを第一歩にして新たなプロジェクトにつなげたいと思っています。
この小さいながらも圧倒的な存在感は美術工芸品にも劣らない本物であり、見ているだけでも先人がいるかの様に語ってくれます。
このプロジェクトを成功させるためにも、みなさまのご協力が必要です。どうかご支援、応援のほどよろしくお願いします。
おもてなしリターンとして、恵那ゲストハウスの宿泊利用券、
多治見ゲストハウス「円空」の宿泊券などをご提供します。
屋敷の母屋である宿泊施設「恵那ゲストハウス(仮称)」の宿泊利用券を御支援に応じた宿泊部屋数・日数を差し上げます。こちらは通常は1〜2組の御利用が可能です(最大利用人数8名程度)。また、既に御好評を得ている多治見ゲストハウス円空の宿泊券も通常の2割引きでお泊り頂けるリターンもご用意しています。
更に、樋口先生を招き「板倉ゼミ」と称した集いを開き、ご支援いただいた皆さまと情報交換をしてみたいと思っています。
そしてご支援いただいたみなさまのお名前を棟札に残させていただきます。
本プロジェクトのリターンの、[お名前を棟札に記載させていただきます]に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
LANDcomHOUSE 代表 磯﨑 傑 (1級建築士・宅地建物取引士・施工管理士) 住宅設計及びコンサルタント業。現在は不動産活用を主軸としてアパート経営と民泊事業をしています。また、非営利事業として古民家や街並みの保存・維持・再生に力を入れています。経歴についてはバブル崩壊前までの設計事務所時代には会員制リゾートホテルや都市部でのオーナー共同事業のマンション、店舗、事務所の企画・設計等をしていました。消費型の建築設計に嫌気がさし、バブル絶頂期にJRへ総合職として転職。在職中は色々な立場で経済性・安全性を優先にしながら、鉄道に直接または間接的に関わるプロジェクトを進めてきました。
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リターン
2,000円
【2,000円支援】板倉移築プロジェクトを応援!
◉移築した板倉の棟札にお名前を記載させていただきます
※希望者のみ、匿名・あだ名可
◉メッセージにて、感謝の気持ちをお伝えさせていただきます
※いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動費にあてさせていただきます。(寄付控除の対象にはなりません)
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
10,000円
【応援コース】板倉移築プロジェクトを応援!
◉移築した板倉の棟札にお名前を記載させていただきます
※希望者のみ、匿名・あだ名可
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※いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動費にあてさせていただきます。(寄付控除の対象にはなりません)
- 申込数
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- 2020年4月
2,000円
【2,000円支援】板倉移築プロジェクトを応援!
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- 申込数
- 3
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- 2020年4月
10,000円
【応援コース】板倉移築プロジェクトを応援!
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プロフィール
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