イラクの小児がん患者のインドでの検診渡航費用を支援したい

イラクの小児がん患者のインドでの検診渡航費用を支援したい

支援総額

343,000

目標金額 300,000円

支援者
46人
募集終了日
2014年12月26日

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2014年12月04日 14:59

学校に戻りたい!

 こんにちは。ジムネット・イラク駐在員の福井聡です。
私は、クラウドファンディングサイトREADYFOR?で11月29日から【イラクの小児がん患者のインドでの検診渡航費用を支援したい】というプロジェクトを始めました!

 

https://readyfor.jp/projects/itoi


 本日は、インドでの精密検査を希望しているイマン・フセインちゃん(8歳)、ナジラ・カビールさん(15歳)、アブダラアジズ・アハメッド君(12歳)=いずれも小児急性リンパ性白血病の患者=の3人の新着情報をご紹介します。


 イマンちゃんとアブダラアジズ君は小学生、ナジラさんは中学生ですが、3人ははいずれも、昨年12月の骨髄移植手術以前の1年間と、手術後の1年間の計約2年間、学校に通っていません。


 なぜかというと、骨髄移植の患者は手術後、様々なリスクを抱えますが、最も単純でしかも大きなものが、細菌やウイルスなどによる「感染症」の発症で、多くの人が集まる学校や公共施設やショッピングセンターなどは、リスクの高い場所となってしまうからです。手術後、患者の免疫系は破壊され、移植された細胞が機能するまで数年かかることもあります。インドでの1年後の精密検査は、この「細胞が機能しているかどうか」も大きな対象項目です。


 イラク北東部アルビルの「ナナカリ病院」で3人の治療を担当するペイマン医師(小児科部長)に聞くと、「3人とも手術後順調に経過しているようにみえるが、精密検査の結果を診なければ断言はできない。少なくとも手術後1年間は学校には通えない」と話してくれました。ただし、「来年1月、インドでの精密検査結果が『正常』であれば学校に戻ってよい」とのことです。


 早速、3人に電話でこのことを伝えました(3人はアルビルからそれぞれ車で2~3時間離れた町に住んでいます)。すると、イマンちゃんは「ワーイ、嬉しい!学校に戻れる。お父さんが家に居なさいというから、ずっと1人で遊んでいるけど、学校に戻ってみんなと遊びたい!早くインドのお医者さんに『手術は成功したんだよ』と言って欲しい!」とインド行きが待ちきれない様子でした。


 アブダラアジズ君も自宅療養を続けており、「最近は時々調子が良くなり、時々ボーッとすることがあるけど、お母さんが本を買ってくれたので、それを読んで勉強している」そうです。学校については「是非学校に戻って、友達に会いたい!早くインドの病院に行き、お医者さんに『学校に戻ってもいい』と言って欲しい」と切望していました。


 ナジラさんは、2人より年上であることから、なぜ学校に行かず自宅で療養しているかなど、冷静に理解していました。でも「学校に戻れるなんて、こんな嬉しいことはない。インドの検査結果が『正常』であると信じている」と話していました。


 子供にとって学校に通って友達と遊び、学ぶのは当たり前のことです。でも3人は過去2年間、孤独な治療生活に耐えてきました。


 クラウドファンディングは募集期間内に、目標金額に満たない場合は、0円になってしまう仕組みです。3人が「正常」の検査結果を引き寄せ、学校に戻れるよう、大きなクリスマス・プレゼントを贈ってあげたい!


 広報にもご協力を頂けると幸いです。ページ内にツイートボタンやfacebookいいね!ボタンがあるので、参加してもらえると幸いです。


  ご協力どうぞよろしくお願いします! 


https://readyfor.jp/projects/itoi

 

【インドでの精密検査行きを望んでいるイマン・フセインちゃん(8歳)】

 


【アブダラアジズ・アハメッド君(12歳)】

 

【ナジラ・カビールさん(15歳)】
 

リターン

3,000


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サンクスレターと3人の小児患者のレポート。

支援者
29人
在庫数
制限なし

10,000


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サンクスレターと3人の小児患者のレポートに加え、妻をがんで失い、がんの子供たちの支援を続けるジムネットのイラク在住スタッフ、イブラヒム・ニーマ・モハマッドの想いを綴った絵本「イブラヒムの物語」を贈呈。さらに、ジムネット特製のチョコ募金用のチョコ1缶を贈呈。

支援者
12人
在庫数
制限なし

20,000


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サンクスレターと3人の小児患者のレポートに加え、ジムネットの鎌田實代表の近著「1%の力」のサイン本を贈呈。さらに、ジムネット特製のチョコ募金用のチョコ1缶を贈呈。

支援者
6人
在庫数
制限なし

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