イラク情勢：国境地帯での地震

皆さん

 

Marhaba！（アラビア語でこんにちは）

IVYイラク事務所の片野田です。

 

支援者数28人、支援額31万円となりました。

いつも応援してくださっている皆さま、ありがとうございます！

 

今日は、良いニュースではないですが

イラクで最近起こった大きな出来事について書いてみます。

 

 

11月12日（日）の夜、イラク・イランの国境で

マグニチュード７．３の大地震が発生しました。

 

現在確認されているだけで、イランとイラク合わせて

死者が400人以上、負傷者が8000人以上出ています。

特にイラン側での被害が大きいようです。

 

IVYが活動するエルビル市でも、小さな揺れが観測されました。

地震が起こってすぐ、政府やNGO等が救援活動をはじめ

国連も調整を行っています。

 

地震でビルが倒壊したイラク北東部の町（Los Angeles Timesより）

 

すでに紛争や政治的な混乱で疲弊しているイラク。

自然災害まで起こり、不安な日々を過ごしている人は多いと思います。

被害を受けているのは、普通に生活をしている一般の方々です。

 

イラク政府とクルド自治政府の対立（＊）も続いているので

320万いる避難民の方々への支援が、疎かになっている！

という批判も出ています。

 

IVYは、自分達ができる精一杯の活動を続け

困難な生活を強いられている避難民の方々をサポートします。

 

地震で被害が出た地域の、一日も早い復興を願っています。