皆さまこんにちは。現在、上島町で社会福祉の仕事をしている澤田友樹と申します。私は岩城島に生まれ、高校卒業まで地元で過ごした後に、7年ほど関西方面で暮らしていました。しかし、地元の岩城島で福祉の仕事がしたいという思いで、平成16年の合併と同時に帰郷しました。

 

今回の豪雨災害では、まさか地元がこのような被害を受けるとは思ってもいませんでした。日本各地で大規模な災害が発生していますが、なかなか「自分ごと」として考えることが出来ていませんでした。しかし、この度の災害を受けて災害はいつでも、どこでも、起こり得る本当に恐ろしいものであることを実感しました。

まさか、自宅からほんの100m程しか離れていない場所にある、神社があのような姿になるとは思ってもいませんでした。西部八幡神社は子どもの頃、友人とよく遊んだ場所です。神社の鳥居をくぐって少し進むと、子どもが遊ぶのにちょうどいい広場がありました。昔はよくそこで、先輩も後輩もごちゃまぜになって皆で野球をしたものです。

この場所は春には満開の桜が咲き誇り、花見の穴場スポットとして地域の人たちに愛され、夏にはカブトムシやクワガタがよく獲れると島の中でも有名でした。私も子供を連れて幾度となく足を運びました。秋には紅葉が鮮やかなコントラストをなし、境内に向かう道は一段と風情を増していました。冬には地域の子どもたちの行事である「とんど」で燃やす「こきば」を取る場所として、大変貴重な場所でした。

また、最近では地域の宮総代を中心に、より地域の人の憩いの場になってほしいとの思いを込めて、地域の人たちで整備を始めたところでした。

 

しかし、今は全てが『思い出』でしかありません。

 

私たちが想い、繋いできた地域の宝を、なんとかして私たちの子供にも残していきたい。私たちがこの場所で体験した様々な出来事は、私の人生にとってとても大きな意味を持っています。

 

西部八幡神社は地域の人たちが繋がる場所であり、安らげる場所であり、そして、子育ての場所でもあります。この場所がなくなることによる地域の損失は計り知れません。

 

地域にとってかけがえのない宝であるこの西部八幡神社の復興にどうか、皆様のお力をお貸しください。この宝を私たちの子どもやその子ども達に残していけるように、皆なさま何卒、よろしくお願いいたします。

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