歴史の宝庫「石清水八幡宮文書」を未来へ|第1弾『石清水と天下人』
歴史の宝庫「石清水八幡宮文書」を未来へ|第1弾『石清水と天下人』

支援総額

18,612,888

目標金額 15,000,000円

支援者
389人
募集終了日
2023年5月31日

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2023年05月26日 17:50

ひめくり石清水(5月25日)天下布武の黒印状

織田信長黒印状(おだのぶながこくいんじょう)

 

 天正8年(1580)5月25日、織田信長が社務検校・善法寺堯清(ぎょうせい)に宛て、「天下布武」(馬蹄形)の黒印状をだしています。その内容は、「御遷宮」にかかわって、善法寺方から信長のもとに謝礼として扇子30本が贈られたことへの返書でした。詳しい点は使僧が申し述べ、なお寺社奉行の松井有閑がおって伝える旨が記されています。

 

 たしかに同年12月27日付けで、「今度御造営」に関する有閑の書状が善法寺に届けられています。ここに見える御造営について、少し説明しておきましょう。信長の一代記として有名な『信長公記』を覗きますと、天正7年12月10日、大山崎に逗留中の信長は、石清水本殿の馬道(めどう・内陣・外陣の間)の雨樋が朽ちていることを聞き及びました。

 

 早速、山城代官に本殿の修造を命じ、大和の三輪山の材木を伐採させました。翌年に仮遷宮、雨樋は唐金(鋳物)にあらため、本殿の屋根を葺き、築地・楼門を新造、神前は荘厳、金箔・七宝模様を散りばめました。翌8年5月26日に正遷宮がおこなわれ、8月中旬まで9か月を要した造営事業でした。当初の予算は銭300貫文、実際は1千余貫文(約1億円)かかったと見えます。朝廷の女房の日記『御湯殿上日記』同年8月15日条によれば、信長は八幡を観て、大坂に向かうと伝聞しています。

 

 信長は15日未明に京都を出発しています。石清水に参拝したとする記録は他に見受けられませんが、まさに天下人自らの「公儀普請」を仰いで、武運長久を祈ったものとおもわれます。なお、本宮の史料で補説しますと、天正7年12月10日、山上坊人らが縁起をもって信長聴聞、造営を懇願、16日に若宮社造営の事始め、翌8年2月18日新造の若宮社へ下遷宮、6月27日正遷宮が執り行われています。

 

織田信長 寄進 黄金の雨樋

リターン

5,000+システム利用料


A:竹しおりコース

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感謝の気持ちを込めて、竹しおりをお送りいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●竹しおり 2枚

申込数
166
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


B:特製御朱印コース

B:特製御朱印コース

クラウドファンディング限定の御朱印をお届けいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●特別御朱印 1枚

申込数
183
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

5,000+システム利用料


A:竹しおりコース

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