こんにちは。副代表と事務局を務めさせていただいている、東京外国語大学2年の松本聡美です。

私は昨年の夏会議に一般参加者として参加し、現在はオーガナイザーという立場でこの会議に関わっています。

 

高校3年生の世界史の授業でイスラエル・パレスチナ問題について学んだ時から、漠然と中東問題についてより深く知りたいと考えていました。

 

そんな中でこの活動を知り、この問題について何か自分はできるのではないか、両地域の学生と対話をすることで何か得るものがあるのではないかという期待を持って昨年の会議への参加を決めました。

 

しかし実際に会議が始まると、現地の学生は地理的に近くに住んでいても会話をする機会がほとんどなく、その中で紛争や攻撃が続いている現状などを知り、この問題の難しさを実感しました。

 

また、第三者である自分がこの問題を口に出していいのか分からず、会議後も当初期待していたような満足感や達成感は得られませんでした。

 

それでもこの活動を続けていきたいと思ったのは、

自分たちの世代で問題が解決しなくとも、自分たちの子供、孫の世代でこの問題を解決できるかもしれないし、そうできるように今できることをしたい。そのためにも第二次世界大戦から復興した国である日本について知りたかった」という意見を持つ参加者や、「日本に初めて来て、初めてこんなに安心して過ごすことができた」と言ってくれる参加者がいたためです。

 

このような意見を聞いて、対話の機会の創出に加えて、

第三者である私たちが現地の学生を遠く離れた日本に呼んで行うからこそできることは何なのかを常に考え、この会議を参加者にとって何か意味のあったものにできたら良いな、と考えるようになりました。

 

私は、ただの学生である自分たちがこの問題を根本から解決したり、今すぐに何か大きなことをしたるすることは、残念ながら難しいことなのではないかと思います。

それでも、イスラエル人・パレスチナ人が寄せてくれた「この会議は一生忘れられないものになった」という感想にもあるように、

共同生活を通じて、イスラエル人・パレスチナ人学生がこの問題についてダイレクトに議論できたり、お互いが共同生活の中で「普通」の話をすることができたりする場をつくることは、日本人参加者を含めて参加者一人ひとりにとって大きな意味があると信じたいと考えています。

 

イスラエル建国・ナクバ70周年であり、アメリカの大使館移転も問題になっている中、本年度は昨年度よりも多くの学生から参加の応募がありました。

 

応募してくれた現地の学生、また、この会議に日本から参加を決めてくれた日本人学生のためにも、何としても会議を成功させたいと思っています。

そのためにも皆様からの温かいご支援を頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。

 

昨年の夏会議中の様子

 

 

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