紛争地・シリア難民の子どもたちへ福島から支援物資を送りたい!

支援総額

1,511,000

目標金額 1,440,000円

支援者
67人
募集終了日
2017年5月31日

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2017年05月07日 17:56

#13 キリスト愛の福音教会牧師・チャイルドライン郡山理事 坪井永光さん

 

こんにちは!FUKUSHIMAいのちの水スタッフの平栗です。

皆様のあたたかいご支援に支えられ、励まされ、プロジェクト達成に向け進んでいます。ありがとうございます!

 

13回目の『メッセージリレー』は、キリスト愛の福音教会牧師であり、チャイルドラインこおりやまで理事をされております、坪井永光さんです。

坪井サンタさんのご長男です。

 

MESSAGE RERAY #13

 

第1章 産声


「子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行いと真実をもって愛そうではありませんか。」 (新約聖書・ヨハネ第一の手紙3章18節)


1995年1月17日5時46分、阪神大震災が起きました。
僕は当時、京都にある同志社大学神学部3年生。
下宿で寝ていたけれど、ドンッと突き上げる縦揺れに飛び起きたことを覚えています。
幸い、僕を含め京都市内ではさほどの被害もなく、大学の期末試験が延期になったぐらいのことでした。
が――ラジオを通し、兵庫県の甚大な被害状況が伝わってきました。
あれよあれよという間に、死傷者の数が増え、「何が起きとんのや?」と戸惑いながら、徐々に実態が知れるようになってきました。


「何かしなきゃ――」と思い、被災地に飛び込んだものの、市役所の一室で支援物資の仕訳を手伝うくらいで十分な働きができず帰ることになりました。
日曜には、通っていた宇治バプテスト・キリスト教会の礼拝に出席しました。
その時、司会者の方が引用しておられたのが冒頭の聖書の御言葉です。
自分自身の中に「被災地に行かなきゃ。何かしなきゃ。」と突き動かされる思いを抱いていましたが、御言葉を通し、その思いが確固たるものになった瞬間でした。


16年後、東日本大震災発災。
冒頭の同じ聖書の言葉が心の中によみがえってきました。
「子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行いと真実をもって愛そうではありませんか。」 (新約聖書・ヨハネ第一の手紙3章18節)
僕は、何が何でも神の言葉、聖書に従いたいと願います。
人生の祝福の秘訣であり、人生の目的を示しているのですから……。
当然のこととして、発災翌日から郡山市内の避難所を訪れ、支援活動を開始しました。

 

2011年4月11日永光氏撮影。6号線を東側から。
国道を越えて、向こう側まで水が到達しました。


神奈川のキリスト教会から届いた物資を積み込み南相馬にも届けました。
また、東京で発足したNPO災害支援緊急援助隊アガペーCGN(本部・淀橋教会)の福島県支部として活動が始まりました。
そのように支援物資輸送、炊き出し、傾聴、祈りなどを通して被災者に寄り添う活動する中から「安心して飲める水を子どもたちに届けよう」とNPO法人・FUKUSHIMAいのちの水が発足しました。

 

2011年4月 方八町倉庫に届いた緊急支援のミネラルウォーター。中央永光氏。


その後、僕は災害支援緊急援助隊アガペーCGNおよび一般のボランティア"チャイルドラインこおりやま"の理事としての支援活動に従事し、父・永人牧師がFUKUSHIMAいのちの水の責任を負う形で分化し、現在に至っています。
一教会の枠を越え、身近な方々からも、馴染みない方々からも、数多く支援を頂き、「いのちの水」は大きく育ててもらった感があります――。

第2章 実動


FUKUSHIMAいのちの水の働きの初期において、トラックに詰めるだけの水を積み込み、避難所や幼稚園などに届けてまわりました。
また災害支援緊急援助隊アガペーCGN・福島県支部として、仮設住宅でのモバイルカフェ、賛美コンサートなどを実施する際にFUKUSHIMAいのちの水の飲料水を配布しながら、啓発に努めました。

 

2012年4月 三春町仮設住宅(葛尾村)モバイルカフェ。挽きたてのコーヒーや、抹茶がふるまわられ、ハンドマッサージも行われました。


現在は本業であるキリスト教会の牧師とチャイルドラインの理事として活動にかかりきりになっているため、いのちの水の第一線からは離れてしまい、一抹申し訳なさがあります。
けれど、県内外で被災地における支援活動のレポートをするときには、必ず「FUKUSHIMAいのちの水」の必要性と重要性について紹介します。


その際、この働きについて僕なりに表現します。
それは、活動を通し「お父さん、お母さん、あなたたちの子どもを大切にしようという心は尊いです」というメッセージを伝えているということです。
つまり、物事の善悪ではなく、尊厳を大切にするメッセージです。
それまでの経緯と現在の状況と将来に対する展望が複雑に絡まり合って、人は「決断」に至ります。
福島を離れる 「決断」も、福島に留まる「決断」も、どちらもそれぞれの事情であり、全存在をかけて選んだ結果に違いありません。
その良し悪しを言うことによって、生産性は全くないと考えています。
だから、誰のどんな決断も「裁かない」という態度を取り続けるFUKUSHIMAいのちの水は大変稀少なものと考えています。

 

2014年6月 方八町倉庫にて。永光氏(右端)永人氏(左端)。



第3章 展開


しかし、そうは言っても国を越えてシリア難民支援にまで発展するとは考えてもみませんでした。
英断です。
このリレーメッセージのはじめで代表理事・坪井氏より述べられている通り、一貫した思考の流れを感じます。
ですから、当然の結論なのでしょう。


けれど、言うは易く行うは難しです。
準備、受け入れ、仕訳、分別、段取り、そして資金繰り……。
おそらくスタッフやボランティアの皆さんが気の遠くなるような労力を重ねながら、この事業に乗り出しておられることでしょう。
これまで同様の水配布を継続しながら――。
全く頭が下がります。

 

サンタハウス倉庫。シリア支援物資の整理、仕分けの様子。


過去中東で勃発した湾岸戦争より、イラク戦争より、今回のシリアの内戦は混迷を極め、長期化し、情勢は未だ不透明です。
この内戦が終結しなければ、どれだけ支援し続けても焼け石に水に違いないです。
しかし、そんなこと百も承知で、やろうとしているのです。
果たしてこの戦いに勝ち目はあるのでしょうか?
人間的に言うなら答えは「No」です。
だから、人間が考える次元を超越したレベルで戦略を練っていることだと思います。
この試みがどんな果実を残すか、僕には全く分かりません。
しかし、そうであればこそ「神対応」が求められるのでしょう。
「あなたのパンを水の上に投げよ。 ずっと後の日になって、 あなたはそれを見いだそう。」(旧約聖書・伝道者の書11章1節)
人間レベルでは「水の上にパンを投げる」のはむなしいことの表現です。
けれど、聖書は明確に「あなたのパンを水の上に投げよ」と明確に言います。
そして、「ずっと後の日になって、 あなたはそれを見いだそう。」とも……。
これは信仰者にしか挑戦しえない領域です。
だから勝ち目があるかどうかではなく、挑戦しなければなりません。
聖書の命令には約束が伴っているのですから、約束を信じて実行することは僕たちの責務であると考えます。
さあ、この「僕たち」に加わるチャレンジャーは誰でしょう?

 

祈る永光氏。


「さあ、わたしの父に祝福された人たち。世の初めから、あなたがたのために備えられた御国を継ぎなさい。――まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」(新約聖書・マタイ福音書25章34、40節)

キリスト愛の福音教会牧師
チャイルドラインこおりやま理事
坪井永光 さん

 

キリスト愛の福音教会 http://clgc.info/

チャイルドラインこおりやま http://cl-koriyama.org/

リターン

3,000


シリア×福島 プロジェクト応援コース(3,000円)

シリア×福島 プロジェクト応援コース(3,000円)

・心を込めたサンクスレター
・いのちの水新聞

上記を除く全てをプロジェクト実施のために大切に使わせていただきます。

支援者
38人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年7月

10,000


シリア×福島 プロジェクト応援コース(10,000円)

シリア×福島 プロジェクト応援コース(10,000円)

・心を込めたサンクスレター
・いのちの水新聞
・FUKUSHIMAいのちの水のホームページ内にお名前を掲載いたします。
※希望者のみ
・2017FUKUSHIMAいのちの水カレンダー(A5、16P)

支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年7月

30,000


シリア×福島 プロジェクト応援コース(30,000円)

シリア×福島 プロジェクト応援コース(30,000円)

・心を込めたサンクスレター
・いのちの水新聞
・FUKUSHIMAいのちの水のホームページ内にお名前を掲載いたします。
※希望者のみ
・2017FUKUSHIMAいのちの水カレンダー(A5、16P)

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年7月

50,000


シリア×福島 プロジェクト応援コース(50,000円)

シリア×福島 プロジェクト応援コース(50,000円)

・心を込めたサンクスレター
・いのちの水新聞
・FUKUSHIMAいのちの水のホームページ内にお名前を掲載いたします。
※希望者のみ
・2017FUKUSHIMAいのちの水カレンダー(A5、16P)

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年7月

100,000


シリア×福島 プロジェクト応援コース(100,000円)

シリア×福島 プロジェクト応援コース(100,000円)

・心を込めたサンクスレター
・いのちの水新聞
・FUKUSHIMAいのちの水のホームページ内にお名前を掲載いたします。
※希望者のみ
・2017FUKUSHIMAいのちの水カレンダー(A5、16P)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年7月

300,000


シリア×福島 プロジェクト応援コース(300,000円)

シリア×福島 プロジェクト応援コース(300,000円)

・心を込めたサンクスレター
・いのちの水新聞
・FUKUSHIMAいのちの水のホームページ内にお名前を掲載いたします。
※希望者のみ
・2017FUKUSHIMAいのちの水カレンダー(A5、16P)

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年7月

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