不幸な命を産まさない　不妊手術で救いたい猫の命

おはようございます　奥です

猫の保護活動ってなんだろう？
活動当初は　不幸に生きなければならない　お外では生きられない
猫たちを中心に保護してきました。加えて保健所や愛護センターの猫たち
そして里親様へと繋いできました
子猫の保護なら　母猫さんも不妊手術をしてリターンしてきました。

だけど　それだけで本当によかったのだろうか？
これはもう猫さんに聞かなければわからないことなんだけど・・・

母猫さんだけ手術しても　他からまたやってくる
餌やりさんがいる場所なんだから・・・
そして　雄猫さんもいる　そんな場所であの母猫さんはどうなったのか
そこまで　フォローしていなかった　できなかった自分がいる


平成２８年度の全国殺処分ランキング　です

和歌山県は殺処分率全国ワースト1です　これが現実

和歌山県は　持ち込み数の95%が殺処分になってきました。
もしかしたら里親が見つかるかも　とか　
この子可愛いからきっと見つかるわ　とか
こんなに慣れているから　きっと飼ってくれる人があるわ　とか
はたまた　うち飼えないし　無理やし　とか
子どもがアレルギーになったから　とか　引越しするから　とか

そんな安易な持ち込みの95%　が殺処分　されているんです
 

そういうと行政を非難する方もいるかもしれません
だけど　和歌山県和歌山市の行政は　出来る限りのことを

してくださっています。決して殺処分したいわけじゃないのです
一生懸命　ぎりぎりまで生かすことを考えてくださっています。
そんな方々に　心折れるような殺処分という本来の実務以外の仕事を
押し付けているのは　まぎれもない県民市民　なんです

もし　もしも　誰も　保健所や愛護センターに猫たちを持っていかなければ
この数字はゼロになるのです。
そして　職員さんたちは　もっと大切な仕事である動物愛護の啓発や　
どうしても保護せねばならない猫たちのケアや譲渡に力を注げるのです。


全国の保健所　愛護センター等の引取り数(環境庁データーより)

飼い主からの持ち込み・・・心痛いです
一生一緒にいること　それはもう絶対にぜったぃに大切な事なんです
どんなことがおころうと…家族なんだから
飼い主さんからの幼猫の持ち込み
これは　不妊手術をしてあげるだけでゼロになるんです

そして所有者不明の幼猫たち
お外に生まれて　そんな猫たちをわざわざ連れて行く人がいる
とっても悲しいことだけど　これは絶対にいるんです

なら　どうしたら？
答えはひとつ　お外にいる猫たちの不妊手術しかないのです。

そして　この数字の何倍何十倍の犬猫たちが　人知れず
亡くなっているという事を　私たちは忘れてはなりません。

そう　これが現実なんです

今の日本のお外にいる犬猫たちの現実なんです。

誰かが手をさしのべて　誰かに守られて　ゆったりと暮らすさくらねこ
そんなさくらねこの歩く街　和歌山　を目指して・・・
 

今日も一歩一歩　前向いて進んでいきます