かわいそうだけでは助けられない　野良猫さんのこと⑭

和歌山市内のあるところ
古い市営住宅や一軒家もたくさんある　マンモス団地

そこにいる猫たちを不憫に思いご飯をあげている方からご相談がありました
10匹あまりの猫がいる　なんとか増やさないようにしてやりたい・・・・と



依頼をうけ　TNRアシストチームはすぐに向かいました
費用は依頼者様のご負担です

ただし。。。。ここだけではすみませんでした



周辺を調査すると　まだまだいました
たくさんの猫達　そして複数の餌やりの方々が・・・・

お腹を空かせた猫を不憫に思い　　ご飯をあげる
その気持ちはよくわかります
だけど　猫の繁殖力を舐めてはいけません
２匹の猫が　３年後に60匹以上になった現場もありました

それでもみんなに死ぬまでご飯を十分にあげ続けられますか？　猫たち飢えさせずに守れますか？
おそらく誰もの答えが「無理です」だと思います
だからこそ少しでも頭数の少ない　できれば１匹２匹のうちの不妊手術が重要なのです

このマンモス団地　3か所の計３９匹の一斉捕獲&TNR(子猫２匹保護)を終えることができました
でも　まだまだ　他の場所に未避妊猫がいます・・・・

そこで　行政　自治会　住民様たちに訴えて　行政支援の地域猫活動として
スタートしていただける運びとなりました。

この広大な団地　自治会から　不幸な命ゼロになるように
私たちもできる限りの協力をします　みんなで頑張りましょう
もうここで　外で産まれる猫はいらない　それが皆の思いです

和歌山市民の皆様　猫がかわいそうと思う皆様　猫に迷惑しているという皆様
みんなで力をあわせて　頑張ってみませんか？
野良猫なんかいらない　というのは猫嫌いな人も私たちも同じです

「今生きる命は大切に　不幸な命を産まさない」
不妊手術で助けられる命は　本当にたくさんなのです