稽古写真からですが、感動のシーン「路地」

 

続いても稽古風景から・・・。

（路地のシーンは本番で撮影がうまくできなかったのです。）

 

お客様からの感動の声が多かったシーン。

初めて俊太郎が、妹の麻里子に対する思いをみんなの前で吐露します。

つらいシーン。でもここで本音をさらけ出した俊太郎は、周りの友人・家族の受容によって、それが自分の本音でないことに目覚める・・・、そんなシーンにしたいと思っていました。

役者さんが見事に熱演してくれました！

 

「姉貴はいいよ。結婚したら・・・。

でもそうなったら今度は、麻里子は全部俺にのしかかってくるわけで・・・。」

 

「あんなやつ、いなくなってくれたらいいんだよ！！」

 

「俺は麻里子ちゃんを、障害がある子だなんておもったことはない！」

 

「それでもお前は麻里子ちゃんのお兄さんだろ！」

 

「それがうっとうしいんだよ！」

 

「あんたに麻里子の寂しさがわからないはずないでしょう。

ほっておかれる気持ちを！」

 

思いを吐き出したのちの俊太郎。

麻里子を必死に探します。そして学校へ・・・。

教頭先生と対峙します。