支援総額
目標金額 650,000円
- 支援者
- 73人
- 募集終了日
- 2015年12月17日
2ある日の嵐山新地 其ノ弐
小路の奥から花園銀座商店街側を眺めるとこんな感じです。
奥に見えるのがJRの高架。ここで斜めに商店街と交わっています。
「北斗」さんは界隈でも最古参で四十年超級の歴史を持っています。
手前の「おやじ屋本舗」さんは小樽では唯一おカマさん(を装った…がママ?)が営む大人気店。あられもない姿で営業しています! どちらも店の二階で生活してらっしゃいます。だから、扉を開けても姿が見えない時には、奥まで進んで階段の下から声をかけてみてください。
向かって右側には、写真を写した時にまだ看板は出ていませんでしたが、道外から流れてきたマスターの営む「屯所」さんという、こじんまりとして、でもきちんとしたバーがあります。根強いファンがいらっしゃるようです。
この写真に於けるカメラの位置が、商店街側からは行き止まりと思われがちですが、商店街から向かって左(写真右奥の方向)に通路が曲がり、クランクのようにまた右に曲がると次の建物に遭遇します。
クランクを抜けるとここへ出てきます。
写真中央奥のあたりが現在の風の色。さらに奥の並びが薩摩地鶏が美味しいと評判の和ダイニング「颯良(そら)』さん。左の建物の奥隣が、週二回ほどは昼カラも開催されるシルバーな方々の楽園スナック「みはる」さん。風の色のほぼ真向かいですね。
そして手前の緑が今回のプロジェクトの舞台となる空地です。
飲み屋さんの看板がたくさんありますね。でも、看板の見えている写真の店で営業しているのは素敵なマダムのスナック「とんとん」さんと、小樽でも指折りの老舗居酒屋「かすべ」さんの二軒だけです。少し寂しい感じがします。
かすべさんの角をふたたび右に直角に曲がると、嵐山新地の反対側の出口のところ。
焼酎専門バー「玄衛(くろえ)」さん、カラオケのスナック「花園」さんと「アラウンド」さん。お向かいにもスナック「愛」さん、そして、いつもいつも賑わっているホルモン焼きの繁盛店「やしま」さんがあります。
写真の背中側が出口で、嵐山通りとぶつかっています。
嵐山通りにも様々な業態の店、時代を感じる店が営業しています。
この嵐山新地と嵐山通りを合わせた嵐山エリアは、魅力的な店、大繁盛店もありながら、全体としては時間の流れから取り残されたようにひっそりとしています。
私は出来るならこのエリア全体がじわじわとかつての活況を取り戻して欲しいと願っています。そしてそれが盛り場 花園全体の元気に繋がり、やがては小樽という町へも活力を与えてくれるはずであると信じています。
住み人と旅人が交錯する、日常と非日常の狭間、それこそが盛り場の力だと信じています。嵐山新地は言葉には尽くせないそうした底力を秘めています。
今回のプロジェクトで新地の空き地に立ち上がる新しい店が、このエリアの道標(みちしるべ)となり、またエリアの魅惑の水先案内人の役割を果たせたら、そう願っているのです。
次は嵐山通りの現在を覗いてみたいと思います(続く)。
リターン
3,000円
お手軽支援コース
・サンクスレター
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年2月
10,000円
<自宅で風の色コース>
・サンクスレター
・お店に支援者のお名前を記載させていただきます。
・オリジナル吟醸酒 風の色の贈呈(※ 富良野の名店「くまげら」の森本店主との三十年のご縁で生まれた、店主の醸造プロデュースによる、弊店のみで賞味いただける稀少な吟醸酒です)
- 支援者
- 29人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年2月
10,000円
<風の色満喫コース>
・サンクスレター
・お店に支援者のお名前を記載させていただきます。
・お店でのご飲食券4,000円分
- 支援者
- 19人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年2月
30,000円
・サンクスレター
・お店に支援者のお名前を記載させていただきます。
・オリジナル吟醸酒 風の色の2本贈呈(※ 富良野の名店「くまげら」の森本店主との三十年のご縁で生まれた、店主の醸造プロデュースによる、弊店のみで賞味いただける稀少な吟醸酒です)
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年2月