プロジェクト終了につきまして
金曽木小学校PTAの坂田です。
おかげさまで、昨年9月より開始しましたクラウドファンディング「金曽木小学校「120周年記念映像」制作へのチャレンジ!」において、多くの皆様のご支援をいただきプロジェクト成立をすることができました。
クラウドファンディング結果
その後「金曽木120FES」の開催に併せて制作会社による高音質のレコーディングを行い、今年度かけて撮り溜めてきた映像を編集する形で「120周年記念映像」を製作しました。映像はDVDにパッケージ化しご支援いただいた皆様へのお届け、そして小学校への寄贈を行いました。
DVDパッケージ
寄贈式の様子
返礼品を当校でお受け取りになるプランの皆様に関しましては、引き続きお預かりしております。ご連絡をいただけますと幸いです。
お預かりした金額に、当初予定のPTA予算を加えまして本事業を実施し、概ね予算通りの活動ができました。当初目標金額を超えてご支援いただきましたおよそ30万円につきましては、今後の記念事業(新校舎落成、周年等)積立金として繰越を行わせていただきたいと考えております。何卒ご理解をいただけますと幸いです。
これを持ちまして本プロジェクトの終了となりますが、最後に…
先般より申し上げてまいりましたが、昨年までのコロナ禍の間、PTA活動は、ほぼすべての事業を停止することしかできませんでした。しかし、昨年末より緩和の兆しが見え始め、迎えた今年は120周年という節目を迎えるという巡り合わせ、変速ギアを一気にシフトアップするような感覚に、PTA本部としても、個人としてもついていくことができるだろうか。苦笑いしながらも大いに不安に駆られたことを記憶しています。
一度止まってしまったものに初速を与えるときが最もパワーがかかります。
しかし、パワーをかけて転がりだした時には、スムーズな加速に乗れると信じ、本部役員をはじめ、多くの負担を承知でここまで「転がってきた」そんな半年でした。
「クラウドファンディング」についても、一見、突飛な活動に見えたかもしれません。こんな方法を取らずとも資金調達の方法はないのか。
そもそも資金調達が必要なのか。様々なご意見もあると思います。
しかしながら、結果的に多くの賛同とご支援をくださったのは、まぎれもなく在校生保護者の皆様、卒業生の皆様、地域の皆様でした。
自由意志と匿名性をもってしても、活動への賛同を表明していただけるクラウドファンディングを通して見えたものは、私たちが想像していたものよりもはるかに大きな力でした。
昨今、PTA活動の在り方には様々な意見があることも承知しています。
それでも、個人の力ではなし得ない地域のシンボルとしてある小学校を支える一つの形として、PTA活動にそのプラットフォームとしての存在意義を確認することができました。
たくさんの応援メッセージ、宝物です
これからも、変化は起き続けます、そのような中でもつながることによって得られる大きな利益を支えるコミュニティとしてのPTA活動になるよう、できることをできるだけ、できる人たちと共に紡いでまいりたいと考えております。
あらためましてご支援をいただきました皆様にこの場をお借りしまして御礼申し上げます。
台東区立金曽木小学校PTA
会長 坂田 真也