いつも応援いただきまして本当に有難うございます!

いよいよこのプロジェクトのご支援者募集期間もあとわずかとなりました。

 

今回は、細部がわからないためにご支援を迷っておられる方々に向けて、改めて現段階の「かはほりあふぎ」の詳細をご紹介し、「このプロジェクトが実現したらこんな感じになりそう」といった今後のイメージや追加情報をお伝えしたいと思います!

※仕様は予告なく変更される可能性がございますので、ご了承ください!

 

 

<特徴>
・巨匠ルイジコラーニと京扇子のコラボレーション
・世界初、左右非対称形の親骨を有する扇子
・中骨や和紙が破損したら仕立て直して使える扇子
・付属のリーフレットで扇子を空力学的に分析・解説

 

<製品概要>

・扇子種類:国産紙扇子(和紙を用いた伝統的技法による京扇子)

・扇骨:25間(親骨を含めて25本の、伝統的な夏扇の仕様)

・開発協力・部材供給:宮脇賣扇庵

・仕立て・仕立て直し:なかにしや京扇

 

<製品仕様>

・長さ:23.0cm(一般的な男女共用サイズ)

・幅:最大2.5cm

・高さ:最大2.3cm

・重量:34.5g(軽いです)

・親骨材質:ポリカーボネート(日本製)

・中骨材質:竹・黒タキ(日本製)

・要:真鍮(日本製)

・扇面:扇子用和紙(日本製)

 

<付属品>

・化粧箱:詳細未定(日本製)

・リーフレット:詳細未定(日本製)

 

<現時点の試作品のイメージ>

ご紹介する試作品は、ポリカーボネートを「切削加工」した状態のものです。表面にはツールマーク(削った跡)が残っています。お届けする扇子の親骨の表面には何らかの質感を増す加工が施される予定です。

 

 

【右手の親指を添えます】

「かはほりあふぎ」は右手用です。扇ぐ時、親指でしっかり親骨をホールドできるように大きめに出来ています。また、ご覧のように稜線をしっかり出しているので光があたった時に陰影を美しく浮かび上がらせます。

 

因みに扇子は両手で使えるユニバーサルデザインだと思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実は世の中に流通している扇子の殆どが右手用で、右側に開くように仕立てられています。左手用に仕立てられた扇子は、左側に開きます。詳しくは京都の扇子屋さんで聞いてみてください。注文すれば左手用を仕立てて下さるお店もあります。

 

 

 

【右手の中指、薬指、小指のどれかをこの部分に添えます】

見るからに複数の指の置き場所として使用者を誘うデザインです(笑)。しかし、指を添える部分が三つあるからといって、三本の指の先を全てこの部分に添える必要はありません。手が大きい人でも小さい人でも、ストレスなくお使いいただけるように最も収まりのよいどこかに添えるようにしてください。使っている内にご自身のベストポジションが見つかるでしょう。

 

要の大部分は肉厚の親骨に埋まっていますので、指が触れても気になることはありません。この写真の下側のなだらかな曲面は扇子を閉じた時も中指と薬指が気持ちよく収まるように出来ています。これからもずっと京都で作って頂きたいという願いを込めて、人差し指がかかる部分に「made in KYOTO」を刻んでいます。

 

 

【稜線が風を切る】

親骨は正面から見ると山型になっており、美しい稜線を描いています。この稜線は煽いだ時に親骨に当たる周辺の風を僅かに外側に切り流すので、効率的に涼をとることができるでしょう。

 

 

 

【高級な和紙を使った扇面→柿渋に変更の可能性あり!

扇子に用いられる和紙は、高知で作られる扇子専用の特別製。中骨を入れやすいように割れやすく出来ています。今回はマットで上質な印象の和紙で試作品を作りましたが、黒い和紙はそのままに「柿渋」仕様にする可能性があります。

 

日本では平安時代より柿渋を天然の防腐剤として使用してきました。熟練した職人が扇面に柿渋を丹念に塗り重ねることにより、表面に美しいツヤを与え、耐久性を強くします。また、使えば使うほど味わいが増してきて愛着がわくと、柿渋扇子を普段からよく使われる方々は口を揃えて仰います。

 

「かはほりあふぎ」のご支援者様は、プロジェクトが成立した暁には、現状の無垢な和紙と柿渋のどちらが良いか、私たちが決定する前に、是非メッセージ機能でご希望をお聞かせください(最終的にどちらかにすることになると思います)。

 

 

 

【先端→改善します!

少々お恥ずかしいお話なのですが、仕立てをお願いした時点で扇子職人さんとのコミュニケーションがうまくいかなかったために、親骨の先端ギリギリまで来るはずの畳まれた和紙の先が、ご覧のように奥に引っ込んでしまっています。こちらは修正します。

 

 

 

【Colaniブランドの扇子】

かつて日本で一大ブームを巻き起こしたドイツ人インダストリアルデザイナー、ルイジコラーニのデザイン。30年ほど前のバブル前夜の日本ではSONY、Canon、たち吉などのメーカーや、自動車メーカー各社がこぞってコラーニのデザインを開発に取り入れました。

 

そんなコラーニ氏も今年の8月で87歳。今なお現役であり続け、世界中にオフィスを構えて精力的に活動を行っています。現在もインダストリアルデザイン界の巨匠であり、デザイン哲学者として世界的に有名なルイジコラーニ教授ですが、日本では「コラーニ」は、40代以上の感度の高い方々が好まれる、知る人ぞ知るブランドとなっています。

 

今回「コラーニの京扇子」の開発に当たって、「コラーニブランド」をどの程度表に出すべきか私自身非常に苦悩しましたが、最終的にはご覧頂いておりますような「知る人ぞ知る」というイメージを大切にするあしらいにして、有名なコラーニのフェイスロゴ等の露出は控えさせていただき、使わない方向で落ち着きました。

 

 

 

【付属品】

箱はまだ全然決まっていませんが、高級感のあるコラーニの京扇子「かはほりあふぎ」らしい仕様を構想しています。

 

リーフレットはまだこのような原稿の段階です。メインの内容は扇子の空力学的考察です。こちらはSkyexさんの監修によるもので、非常に面白い内容になっています。その他、扇子の歴史や、現状の国産扇子の危機についてわかりやすく解説していく予定です。こちらを編集して美しくデザインし、扇子の箱にきっちり入るように、B4を折りたたんだサイズで検討しています。

 

 

 

【その他の修正ポイント】

扇子を閉じた時に掌に当たる持ち手のエッジをもう少し滑らかにして、握った際の違和感を低減したり、より「コラーニの京扇子」らしく感じて頂けるための細部の修正を、納得いくまで行います。また要下側の中骨は現状よりやや短く揃うようになります。

 

以上、現状の仕様の詳細などをご覧いただきましたが、如何でしたでしょうか?また、不明点がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

 

それでは残り僅かな期間となりましたが、引き続きご支援の程、よろしくお願いいたします!

 

 

 

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