![陸前高田や大船渡の伝統ある”気仙茶”を後世に守り継ぎたい!](https://readyfor.jp/rails/active_storage/representations/proxy/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBaHowIiwiZXhwIjpudWxsLCJwdXIiOiJibG9iX2lkIn19--01a2c52daf00beb32e3b90210f8064786d729414/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaDdDRG9MWm05eWJXRjBPZ2wzWldKd09oTnlaWE5wZW1WZmRHOWZabWxzYkZzSGFRTGdBbWtDbmdFNkNuTmhkbVZ5ZXdZNkRIRjFZV3hwZEhscGFRPT0iLCJleHAiOm51bGwsInB1ciI6InZhcmlhdGlvbiJ9fQ==--1853a891dd6bcfcfbe4fac5bdcd8ca724ef814f9/p1495-key-visual.jpg)
支援総額
目標金額 1,300,000円
- 支援者
- 111人
- 募集終了日
- 2014年7月25日
旧・広田水産高校グラウンド仮設住宅のお茶会
秋晴れの気持ちよい日が続いています。皆様お元気ですか?
さて、昨日は、陸前高田市広田町の、旧・広田水産高校グラウンド仮設住宅の集会場に伺いました。広田水産高校とは、2008年度から高田高校に統合されましたが、その後震災時まで、高田高校広田校舎として使われていました。被災して現在校舎は取り壊されていますが、校舎より少し高いところにあるグラウンドに、仮設住宅が設けられています。
今回は、盛岡市中央公民館の出張公民館事業として伺いました。
公民館のKさんと、気仙茶の会の小野さん(今回の写真も全部小野さん撮影です!)、佐藤、前田で伺いました。
朝9時過ぎに到着すると、住民の皆さんがラジオ体操をしている最中でした。我々もまずラジオ体操に参加。鈍った体にとっては結構キツく感じましたが、80代前後の住民の方々は毎日鍛錬していらっしゃるからか、動きが軽く、体もしっかりと伸びたり曲がったりしていました。さすがです!
体操終了後、プレハブの集会場の中で会場設営をします。開始時間よりもずいぶん前から、皆さん軒下のベンチで待っていてくださいました。
3月末の訪問以来7か月ぶり。こちらでのお茶会は3回目です。参加者の皆さんは、以前も参加経験のある馴染みのお顔ばかりでしたが、今回は間を置いたためか、雰囲気が少し違うような感じもして、不安と緊張の中、お茶会を始めました。
でも、今年作ったお茶の葉を見ていただくと・・・「こんではおっき過ぎるんだ」「遅く摘んだべもの」「まだ開かねえやわい葉っぱを摘むんだよ」「爪っこ立ててはわがねえよ」「揉むときはギリギリと揉んだもんだ、いや、わらしゃんどでなく、親だぢが」など、前回と変わらぬ賑やかな語りが、口々に始まりました。
今年のお茶を少しずつお振る舞いすると「香りっこぁいいねえ」「この、苦味の後に口の中が甘くなってくるのが、好きなんだ」と、味わいも楽しんでいただきました。
さらにお話は、お茶摘みの前に行うという「おだうえ(田植え)」の話題に。
手植えの様子や、休憩(気仙では「タバコ」と呼ぶそうです)の際のお菓子の話など。手伝いに来たお嫁さんたちは、子供に持っていくため、頼んだ方のおうちでは、常に一個じゃなく二個出して、持たせたそうです。
皆さんのお話を聞いて、一列になって行う手植えの様子を、私は実際にやったことがないですが、初めて思い描くことができました。
ほかにも、子供の頃、近所の子供たちはいつも一緒に、そこらへんで遊んでいて、「あ、お茶っこの香りがする」と思うと、その家に行って、そうすると「こっちさこいこい」と言われて、茶揉みを手伝った話とか、
本家に遊びに行くと、いつもおじいさんが火鉢の前にいて、鉄瓶を「めんこいめんこい」と手で撫でると、照りが出るんだと教えてくれた話とか、
そんな話を聞いているうちに、私には、目の前の80代前後の方々が、若いお嫁さんに見えたり、子供たちを引き連れた「大将」に見えたり、おじいさんに可愛がられる孫に見えたりしました。
もっとも、昔のお話は、楽しいことばかりではなく、田んぼの草取りのお話をしながら「泣き泣き稼いだようなもんだったね、今思うと」とおっしゃった方もありました。
それでも、その方が帰り際に、晴れ晴れとした笑顔で「昔の話を思い出して、楽しかったなあ」とおっしゃってくださいました。
昨日のお茶会は、終始、笑い声があふれていました。
またお会いしに来たい、と思います。
このようなお茶会の様子も、聞き書き集に収録したいと思っていますので、どうぞお楽しみになさってください。
リターン
3,000円
・心を込めたお礼状(気仙茶の畑の画像入り)
・ご支援くださった方のお名前〈ユーザー名〉の北限の茶を守る気仙茶の会のブログへの掲載(ご希望者のみ) をお送りします!
- 支援者
- 32人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3,000円の引換券に加え、
・気仙茶・熟成火入れ〈10年以上寝かせたお茶に火入れをして仕上げたもの〉10g (焙茶工房しゃおしゃんのオリジナル製品)
・気仙茶を育んだ陸前高田の風景写真のポストカード5枚
・2014年晩秋に、気仙地域内で開催する、気仙茶の花見と茶会へのご招待券(2名様分)をお送りします!
- 支援者
- 60人
- 在庫数
- 124
30,000円
10,000円の引換券に加え、
・2014年の気仙茶の新茶10g(2014年の気仙茶づくりの様子や淹れ方などを書いた説明書つき)
・気仙茶と一緒にお楽しみいただけるような、陸前高田又は大船渡の伝統銘菓
・ご支援者様のお名前を記載した、気仙茶と気仙の暮らしの聞き書き集(お名前の記載はご希望者のみ) をお送りします!
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 36
50,000円
30,000円の引換券に加え、
・陸前高田の米崎りんご3㎏(化粧箱入り)
・陸前高田の特産品詰め合わせ
①気仙茶づくりの仲間が作り紹介している特産品の詰め合わせ「産直はまなす」特製詰め合わせ
②陸前高田産の米粉に野菜を練りこんだ「ばばばパスタ」
③陸前高田で栽培されたハバネロとりんご等で作られた「タカネロ」など をお送りします。
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 21
100,000円
50,000円の引換券に加え、
・陸前高田で海の幸を堪能するお食事券(陸前高田で人気の鮨屋「鶴亀鮨」もしくは、広田湾のかきを使った「かき小屋広田湾」でのお食事券3000円分を2名様分)
※かき小屋広田湾は、かきのある時期だけの営業です。詳細はお問い合わせください。
・再生を手がけている茶園の看板にご支援くださった方のお名前を掲載(ご希望者のみ) をお送りします!
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 20