愛犬マリとの出会い（宮川勇樹、めぐみ）

愛犬マリとの出会いは5年前。
当時飼っていた愛犬の散歩中、 近所の家から脱走したマリに2回も遭遇し保護したことがきっかけでした。

マリは老夫婦に飼われていた犬で３年間散歩もされてなく、屋外で飼われていました。常に繋がれていたマリを散歩中に見かけるたびに心が痛み、心配で老夫婦に相談し、代わりにお散歩をするようになりました。一年間通い続け 、飼い主からの願いでマリを迎え入れる決断をしました。

マリは熊本地震の日に生まれた犬で、老夫婦に引き取られたあと、3歳までお散歩もしたことがなく、出会ったときは 家の外に出て歩くことすらできませんでした。
真夏の暑い日、雨の日、台風、真冬の極寒の中 .いつもコンクリートの上で過ごしていました。毛布を持って行ったときは噛みちぎって粉々にしたり、毛布の使い方もわからない子でしたが、今は 敷物、毛布 すべて自分の物かのように敷いて寝れる子になりました。

きずなの丘のドックランを知り合いの紹介で初めて訪れたとき、人間の身勝手で傷つけられ、捨てられたり虐待されたり過酷な生活を送ってきた子たちがこんなにたくさんいることを知りました。そして、その子たちを保護し幸せにしてあげようと、寝る間も惜しんで一生懸命お世話をしているきずなの丘の代表に出会いました。

まだまだ 人間のせいで 傷つき、辛い思いをしてるたくさんの子たちがいます。
今回のクラウドファンディングで私達の活動をたくさんの方に知ってもらい、少しでも辛い思いをしてる子が減り、動物も人間も幸せになれる素敵な環境をみんなで作っていけたらと思います。

マリに出会えたことで たくさんの出会いや幸せが 私達にきました。保護犬、保護猫たちにも 幸せな家族と出会えるチャンスをこれからたくさん作ってあげたいと思います。

きずなの丘　
非常勤スタッフ　宮川勇樹、めぐみ