支援総額
目標金額 250,000円
- 支援者
- 38人
- 募集終了日
- 2014年7月1日
アルザリア村と分離壁
ご支援いただきありがとうございます!
プロジェクトスタートから1週間が経過しましたが、
皆さんのおかげで目標額の80%を超えるご支援を頂くことができました!
昨日スタッフの1人と話しましたが、
今年の夏の一大イベントとしてプロジェクトを盛り上げていきたいと意気込みを語ってくれました。
さて、今回は私たちの運営するユースセンター「希望の家」のある
アルザリア村についてご紹介します。
アルザリア村は元々東エルサレムの端に位置する村でした。
しかし、2003年からイスラエル政府によって建設が開始された
「分離壁」により東エルサレムと切り離されてしまったのです。
それにより、以前は車で10分もかからなかった東エルサレムが
壁を避けて遠回りをする必要ができたことで、
30分近くかかるようになりました。
(高さ約8メートルの分離壁。向こう側が東エルサレムです。)
また、その遠回りのルートの途中にはイスラエル軍による検問所があり、
人々は毎日そこを通らなくてはならなくなったのです。
もちろん、検問所を通過するには通行許可証が必要です。
私のような外国人はパスポートやビザで問題ありませんが、
パレスチナ人は違います。
通行許可証はなかなか手に入らず、
中には子どもが東エルサレムに住んでいるのに、
お母さんはアルザリア村に住んでいて、なかなか会えない、
などというケースもあるのです。
もちろん、以前、東エルサレムで仕事をしていた人の多くも
壁の影響で仕事を失いました。
それによる経済的打撃もかなりのもので、
子どもたちの生活にも直接影響を及ぼしているのです。
(手前にあるのがオリーブの木です。パレスチナではとても大切にされています。)
アルザリア村は新約聖書にも登場し、
ナザルスというイエス・キリストによって復活した人のお墓は
キリスト教徒にとっては是非たずねたい場所の1つだそうです。
確かにエルサレムの一部といっていい地域なのでそれも当たり前かもしれません。
昔はイエス・キリストが徒歩で訪ねることができたほどの場所が、
今はバスで30分。
日々通勤で検問所を通り、観光バスでアルザリア村に訪れる人々の姿を見ていると
歴史の複雑さに思い悩まされます。
(アルザリア村にある教会。旅行者がよく訪れています。)
リターン
3,000円
作成したCD
子どもたちからのメッセージカード
- 支援者
- 17人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
作成したCD
子どもたちからのメッセージカード
子どもたちが作ったアクセサリー
現地NGOの活動報告書
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
15,000円
作成したCD
子どもたちからのメッセージカード
写真家ハービー・山口さんサイン入りオリジナルフォトプリント(限定15枚)
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 完売
30,000円
作成したCD
子どもたちからのメッセージカード
子どもたちが作ったアクセサリー
現地NGOの活動報告書
このプロジェクトのドキュメンタリーDVD(英語字幕)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし