里親家庭で暮らす子ども達と、リフレッシュキャンプを開催したい

　初めまして。キャンプネーム エマエマこと、中村エマです。

　「子どもの主体性を徹底的に尊重する、そのためにボランティア全員で考え続けていく」

　そこに共感し、この活動を続けてきました。また、繰り返し一緒に遊ぶことで、子ども同士、子どもと大人（ボランティア）、そして大人同士の、「久しぶり！元気にしてた？」と言い合える、程よい距離感と気楽な関係性も心地よく、素敵だなと思っています。

　普段は保育士として働いています。保育園でも遊びはとても大事にされています。保護者の方から「うちの子は友達と遊んでいますか？」とよく聞かれます。集団生活において人間関係はとても重要です。しかしその前に大切なのが「ひとり遊び」です。子どもはひとり遊びの中で、試しては考え、また試して…と試行錯誤をしています。それを十分納得いくまで行い、そこで初めて「他の人どうしているんだろう？」と自分以外の他者に興味を示します。

　「遊びを通して学ぶ」とよく言われますが、子どもたちは遊びの中で物の使い方や特性を知り、人間関係や情緒なども育んでいきます。

　こぷろでは、子どもが何を感じ、どのように考えるのかに寄り添いながら、子どもがしたいと思う遊びをとことん大切にします。友達と遊ぶもよし、ボランティアに甘えるのもよし、ひとりでとことん遊ぶもよし。そしてその傍らに安心できる大人がいる、そんなキャンプにしたいと思っています。

プログラムリーダー　中村エマ