
プロジェクト概要
7月にルワンダで開催される小太刀護身道大会に行き
技術指導や、道具の寄付を行いたい!
初めまして、高橋勉と申します。20年以上、日本政府の国際協力事業に携わってきました。専門分野は理科教育で、アフリカやアジアの国々に行き、教員研修、教材、カリキュラムなどの改善に取り組んできました。同時に、これらの国の人々と趣味の武道を通じて交流しています。
特に、柔らかい剣で打ち合う小太刀護身道(スポーツチャンバラ)は怪我も少なく、思い切りスパーリング(基本練習や型練習に対して、自由に技を掛け合う練習で、柔道の乱取りや空手の組み手のようなもの)ができるので人気があります。3年前に仕事で長期の出張をしたルワンダで、2回の小太刀護身道大会が実施されました。今年(2016年)の夏にも、大会を開催いたします。
以前の2回の大会と同じように、用具の寄付と技術指導のためにルワンダに渡航して、1週間ほどの技術指導を行います!用具については、今回の大会ばかりではなく、普段の活動にも使うことを想定しています。

ルワンダで活動を続けてから、年々小太刀護身道の人口が増えてきました!
3年前、ルワンダに出張した際、偶然知り合ったカンフーの団体に小太刀護身道を教えるようになり、それ以降、この団体は主に小太刀護身道に取り組むようになりました。素手で殴り合うカンフーと比べ、柔らかい剣で安全に思い切り打ち合える小太刀護身道は、とても新鮮に映ったそうです。特に、子供達にとって、楽しく安全に取り組めるところが、魅力的だと聞きました。
私の帰国後も活動は続き、2014年と2015年に大会が開催されました。そのとき、用具を寄付し、渡航して、審判の技術講習や大会運営の技術指導をしました。小太刀護身道の普及により、スパーリングでの怪我がなくなり、体力が向上し、また、両親を失くした子供の精神的な支えとなるなど、コミュニティーに対する様々な正のインパクトを確認でき、現地の方々にも大変喜ばれています。
そこで、今後も末永く、同様の支援を続けようと思っています。しかしながら、これまでのように個人ベースで、こうした支援を続けることは資金的のみならず、様々な意味で今後の継続性に疑問を感じます。そこで、多くの人にこの活動を知っていただき、資金とともにお知恵をいただけるならば幸いです。

安心・安全にスポーツを楽しんでもらうために
技術指導や、用具の買い替えが必要となってきております!
今年の7月27日の大会に向けて、用具の寄付と技術指導のためルワンダに渡航いたします。用具は、競技人口も当初の10数名から100名近くに増え、また、以前に寄贈したものも消耗が激しいため、昨年と同じ18人分程度の追加を予定しています。内容は、小太刀、長剣、面、小手、盾などです。1週間ほどの技術指導については、大会の運営や審判講習などの大会に関する技術指導とともに段位の認定試験も行う予定です。
技術指導では、試合の組み方、順位の付け方、勝敗の判断など、基本のおさらいと、判定が割れた場合の合議方法など指導が必要な部分がたくさんあります。また、段位については、すでに6名が初段を取得しました。そして、今年も3名程候補にあがっている者がいます。
何よりも、ルワンダ護身道連盟のメンバー達は、私とスパーリングで打ち合うことを楽しみにしてくれています。今回は、今まで詳しく触れなかったフェイント技について、しっかりと指導するつもりです。また、今年の大会は、ルワンダのスポーツ文化省が活動視察に来て、ルワンダ政府としての今後の支援について判断することになっており、特に、重要です。

小太刀護身道をより楽しんでもらえる環境を作っていきたい!
今回の大会を成功させて、小太刀護身道の普及がより進み、継続的な支援ができそうだと判断されると、ルワンダのスポーツ文化省から無期限の法人格を取得する見込みが高くなっています。そうすると、今後、連盟の活動もさらに広がり、ルワンダにおける護身道の普及が多く望めます。
アフリカはサッカーが盛んですが、武道や格闘技も人気があり、競技者は意外に多く、しかしながら、十分な指導を受けずに危険なスパーリングで怪我をする人も少なくありません。その点、柔らかい剣を使う護身道であれば、怪我も少なく、和気あいあいと楽しく、しかも、真剣なスパーリングが可能です。
連盟の発起人であるベンジャミン副会長は「素手で危険なスパーリングをすると怪我と遺恨が残ったけれど、柔らかい剣で戦うと笑いと友情が残る」と言いました。小太刀護身道のさらなる普及により、今後も、ルワンダのコミュニティーに良い影響を与えることができると思います。

〜〜・〜〜・リターンについて・〜〜・〜〜
■3,000円支援して頂いたかたに!
・写真入りサンクスカード
■10,000円支援して頂いたかたに!
・写真入りサンクスカード
・試合の動画入りCD
・ルワンダ or アフリカ雑貨(写真は一例で、全く違うものになることもあります)
■30,000円支援して頂いたかたに!
・写真入りサンクスカード
・試合の動画入りCD
・ルワンダ絵画(写真は一例で、全く違う絵画になることもあります)