ドクターカーの製造がはじまりました

温かいご支援をあリがとうございました。プロジェクト終了後から約半年経った10月12日、ドクターカーのベース車両となるトヨタ自動車社製マイクロバスが製造工場に納品されました。

 

 

 

今後、神奈川県横浜市で車両本体や付属装備（昇降リフト、ストレッチャー、赤色灯など）の改造が行われ、静岡県沼津市では自家用発電機が搭載される予定です。

 

 

 

新しいドクターカーでは、最新の医療機器の搭載により、車内での集中治療機能が向上されます。特に、車両走行時の新生児の体位保持機能を有する新生児保育器を新たに搭載することにより、走行中の患児の安全性が飛躍的に向上されます。

 

また、初めて消防救急デジタル無線を搭載することにより、携帯電話エリア外の山間地域において、広域消防機関や基幹病院などとの双方向のリアルタイムでの連携が実現します。

 

年が明けて来年の2月28日には長野県立こども病院へ納品され、3月1日には新ドクターカーの運行が開始される予定です。皆様のご支援により、予定よりも早い運行開始となります。パワーアップされたドクターカーで多くの命を守っていけるよう、納品されるのを私たちも楽しみに待ちたいと思います。  

 

【参考】

１ べース車両

トヨタ コースター（ロングボディ）  

 

２ ドクターカー製造事業者

株式会社野口自動車（神奈川県横浜市)  

 

３ 製造スケジュール

平成29年10月12日 ・ベース車両をドクターカー製造事業者に引渡し    

             10～11月 ・自家用発電機搭載（東洋電産株式会社（静岡県沼津市））                                 ・内装や外装に関する詳細設計

                  12月   ・座席等内装取外し、赤色灯等搭載  

平成30年 1～ 2月   ・内装取付け    

               2月28日 ・長野県立こども病院納品      

               3月1日   ・新ドクターカー運行開始