プロジェクト概要

 

 

「人生100年時代の指針」
「二つの人生を生きた男」

と言われる"伊能忠敬"先生の
知っていそうで知らない生涯を

Readyfor限定の小説で伝えたい

 

 

没後200年、小説で甦る"誰も語らなかった"伊能忠敬翁。


江戸へ人や物を供給する舟運の拠点として繁栄し、文化的な影響を受けた小江戸と呼ばれる街がございます。我々はそのうちの一つ、千葉県佐原で活動する「小江戸さわら会」と申します。同じく小江戸を標榜する小江戸かわごえ会さん・小江戸とちぎ会さんとも交流を深め、伝統を守り、江戸の粋を伝えることで地域活性化に寄与したいと尽力してまいりました。


佐原と聞けば、水郷風景とともに伊能忠敬翁を思い出す方もおいでになるでしょう。忠敬翁は、隠居した後に江戸へ出て暦学天文学を修め、全都道府県(当時は琉球王国だった沖縄以外)を自らの足で歩き日本地図を作成したこと、その地図が現代の水準に照らしても正確だったことで知られ、「水戸黄門漫遊記」のモデルになったと言われています。


しかし、名主として村のために奔走していた佐原時代や、それ以前の半生はご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そして、その知られざる時代が、忠敬翁の人格形成に果たした役割も決して小さくはないと思うのです。今回のクラウドファンディングでは、没後200年メモリアル企画と題し、その前半生から忠敬翁を描いた小説を12月に出版するための費用を募らせていただきます。どうか、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

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江戸への舟運で繁栄していた時代を再現。


 

二つの人生を生きた男?人生100年時代のお手本は忠敬先生です。

 

忠敬先生(ちゅうけいせんせい・地元では尊敬と親しみを込めてそう呼びます)は、平均寿命が50代だった江戸時代に、55歳からの17年間を費やして全国を歩き、日本初の実測地図作成の偉業を達成しました。ゆえに「二つの人生を生きた男」とも言われています。伝記や小説にも度々登場しますが、描かれているのは偉人としての顔がほとんどです。

 

我々は、「母親を亡くし父親や兄姉とも別れて暮らした子どもとしての顔」「困難な交渉を成功させた若き経営者としての顔」「飢饉から村を守った地域のリーダーとしての顔」「妻に先立たれた夫としての顔」「娘の結婚に苦慮する父親としての顔」も分かりやすいよう物語にして出版し、実像を伝えたいと思い立ちました。

 

そこで、九十九里浜の近くに生まれ6歳で母親と死別した忠敬先生が、「なぜ佐原の伊能家に入夫したのか」「なぜ旦那衆の一人として認められたのか」「なぜ正確な測量ができるようになったのか」「なぜ全国を歩いて地図を作ることになったのか」など、少年期や青年期も含め、一人の職業人、家庭人として生きた顔も知っていただきたく、このプロジェクトを立ち上げました。
 

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佐原諏訪公園にある伊能忠敬像。視線の先は?

 

 

"伊能さぶろうえもん忠敬"小説化プロジェクト始動!

 

今回の目標金額は、伊能三郎右衛門にあやかって360万円、小説は原稿用紙換算で360枚あります。さて作者ですが、最近のドラマや小説は方言が魅力の一つですし、特に房総訛りは江戸言葉に影響を与えたとも言われていますから、やはり地元出身者でなくてはならないと考えます。


そこで、忠敬先生の実家神保家がある横芝光町に本籍を持ち、一旦養子となった平山家がある多古町に生まれ育ち、佐原での居住経験もある「梅田うめすけ」氏に依頼しました。梅田氏は忠敬先生に倣い50歳の時に大学へ進学、その記念に少年時代の忠敬先生を主人公にした小説「槇の家」を執筆、第56回千葉文学賞を受賞しております。


また二年後には、忠敬先生が第一次測量に出た寛政12年の江戸が舞台の「初音の日」で、第10回ちよだ文学賞を受賞いたしました。当時の選考委員は、直木賞作家二名と芥川賞作家一名でしたが、本賞の創設以来はじめての満場一致で選出されたと伺っています。また、桂右女助の芸名を持つ噺家さんでもあります。
 

 クラウドファンディング限定出版『潮騒の地図』

 

出版予定日:2018年12月08日(土)

製作部数:1000部

著者:梅田うめすけ

目次:

第一章「三治郎(7歳の頃)」

第二章「佐忠太(17歳の頃)」

第三章「源六(27歳の頃)」

第四章「三郎右衛門(38歳の頃)」

第五章「勘解由(49歳の頃)」

第六章「推歩先生(58歳の頃)」

第七章「東河(69歳の頃)」

 

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著者・うめすけ氏の高座姿。

 

 

一人でも多くの忠敬先生を指針とする方々へ届けたい。

 

高齢化社会の今、生涯現役を貫いた忠敬先生の実像を紹介することは、多くの皆様の人生を応援することにもつながります。もし、賛同が得られて刊行が叶いましたら、全都道府県および適当と思われる施設に寄贈もさせていただきます。営利目的と誤解されないよう部数限定での出版ですが、後になって当企画を知った方のため、余剰分は一年間の委託販売で流通経路にも乗せたいと考えています。


そして、ご支援者様にはもう一つお願いがございます。忠敬先生の足跡を研究されている郷土史家が、全国各地にいらっしゃいます。ただ、必ずしも皆さんがインターネットに精通されているとは限りません。スマートフォンをお持ちでない方もおいでになると存じます。そういった方々にも、是非この企画をお知らせいただきたいのです。(※現金書留でもご支援を受け付けます。〒287-8501千葉県香取市佐原ロ2127番地 香取市役所 生活経済部 商工観光課 内 小江戸さわら会 0478‐50‐1212)


大日本沿海輿地全図(伊能図)上呈200年を迎える2021年には、先日TVで放送された『歴史秘話ヒストリア・ あなたの先祖も手伝った!?伊能忠敬究極の日本地図』のような番組が、各メディアで制作されることでしょう。その際は、これまで取り上げられてきた功績だけでなく、普通の人々に囲まれて過ごした日々も紹介してほしいと願っています。

 

なぜなら、忠敬先生は地曳網漁を生業とする家に生まれ商家へ入夫した"普通の人"であったからこそ、我々の指針となっているからでございます。地域や家庭で真摯に暮らす方々が新たな道へ一歩踏み出すためにも、この度は子孫?の「あなた」ご自身にお手伝いをいただきたいのです。何卒よろしくお願い致します。

 

<資金使途>

 

・出版費(流通費込):¥2,700,000

・リターン送料:¥200,000

・その他雑費(通信費やReadyfor手数料など):¥700,000

 

※ご支援方法の詳細はこちらをご覧くださいませ。

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教科書でお馴染み、忠敬先生の肖像画。

 

 

著者「梅田うめすけ」氏からのメッセージ

 

小江戸さわら会さんよりお話をいただき、大変喜んでおります。というのも、活字離れと言われて久しく、商業出版はどうしても味付けが濃くなりがちです。史実を追った伊能忠敬物語は、なかなか刊行できないのが実情でしょう。創作に脚色は付き物とはいえ、井上ひさし氏(『四千万歩の男』)は大きな誤解をされていたようですし、司馬遼太郎氏(『菜の花の沖』)は小さな勘違いをされていたようです。


大先輩方への非礼、ならびに浅学の身で僭越なのは重々承知しつつ、年齢が近づき、益々畏敬の念を強くしている伊能忠敬先生の生涯を少しでも紹介できればと、お引き受けした次第でございます。


例えば、忠敬翁が佐原に確固たる地位を築いたのは田沼意次のせい、測量ができるようになったのは徳川家康のせいです。それぞれマイナスだった要件をプラスに変え、降りかかってきた課題や困難を自分の糧に転じてきました。これらは、現代人が生きていく上でも参考になるのではないでしょうか。なお、小説の題名は『潮騒の地図』と致しました。どうぞ、よろしくお願いします。

 

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小江戸さわら会一同、お願い申し上げます。