命をつなぐ最適な居場所へ|飼い鳥の保護施設「鳥の駅」を移転したい!

命をつなぐ最適な居場所へ|飼い鳥の保護施設「鳥の駅」を移転したい!

支援総額

17,165,000

目標金額 11,000,000円

支援者
1,173人
募集終了日
2023年10月31日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

第2目標達成およびクラウドファンディング全体を通してのお礼

 

NPO法人小鳥レスキュー会のプロジェクトページへのご訪問、ありがとうございます。

 

|第2目標達成の御礼

 

当プロジェクトは皆さまからの多大なるご支援により、10月30日(月)に第2目標金額の1,600万円を達成することができました。
温かいご支援、ご協力、拡散してくださった方々に厚く御礼申し上げます。

これで岡山から保護した鳩たちにも、落ち着いて暮らせる環境を用意することができます。
彼らは今まで道路に面した小屋にいましたが、今回の支援金で鴻巣施設に設置する鳩小屋とネットスペースに引っ越しする予定です。

 

【必要資金内訳】

第2目標金額:1,600万円 (+500万円) 保護鳩の移転および鳩小屋設置費用

・鳩小屋制作費用:2,000,000円
・単管とネット施工費:2,000,000円

・諸経費:230,000円
・READYFOR手数料:770,000円

 

また、最終日までに集まった第2目標を上回る資金については、第1目標または第2目標の不足分に充当させていただきます。

 

・・・


|クラウドファンディング全体を通しての御礼

 

9月26日(火)にスタートした当プロジェクトですが、10月31日(火)に「プロジェクト成立」という大変嬉しい結果で終了することができました。
支援者数・1,173人、支援総額・17,165,000円という、目標金額を大きく上回るご支援をいただけたことに深く感謝いたします。

 

プロジェクト期間中に、何度も追加支援してくださった方、
目標額達成後も入金してくださった方、
SNSで「いいね」をしてくださった方、
イベントで「頑張ってください」と応援してくださった方、
配布されたポストカードで当会の存在を知った方、

皆さまのお陰で、プロジェクトの終了を幸せな気持ちで迎えることができました。
また、皆さまからの想いのこもった応援コメントを読んで、感激しながら返信させていただきました。

 

鳥の保護活動は、普段取り立てて労われるような活動ではありません。
しかし今回は、ボランティアや会員以外にも活動を支援してくれたり、鳥を助けたいと思う仲間がいることと、私たちがしてきた活動や行動が間違いではなかったことを実感できた、短いような長いような1ヶ月でした。

 

皆さまの温かい支援のお陰で、小鳥レスキュー会は新しいスタートを切ることができます。

一朝一夕で劇的に改善できるような活動ではありませんが、少しでもより良い方向へ漸進できるよう頑張る所存です。


これからも小鳥レスキュー会を「細く長く」応援していただけると本当に嬉しいです。

最後に改めて、皆さまの温かい応援とご支援に心から御礼申し上げます。
このたびは本当にありがとうございました。

 

2023年11月1日 追記
NPO法人小鳥レスキュー会

 

 

飼い鳥たちの保護施設

【鳥の駅】引っ越しプロジェクト

 

小鳥レスキュー会は、飼育が困難になった鳥・放置された鳥・迷子の鳥などの引き受けと新たな里親を探す活動、また、野鳥の保護活動にも取り組んでおり、「小さな命をつなぐ」ことを理念に掲げ活動をしています。

 

昨年には、運営する施設の所有者変更に伴う要請により、傷ついた野鳥のほか、捨てられたニワトリ・ハトなど家禽類の新施設への移転資金を募るため、クラウドファンディングに挑戦しました。皆様から温かいご支援とご協力をいただけたことについて、大変感謝しております。本当にありがとうございました。

 

 

当会では鴻巣の施設で傷ついた野鳥や家禽を飼育する傍ら、警察署からの迷子や捨てられた鳥、飼育の継続が困難になり手放された鳥たちのシェルターである保護施設【鳥の駅】も運営しています。

 

しかしこの度、【鳥の駅】が入る建物のオーナーチェンジ及び老朽化による取り壊しが決定し、年内中に飼い鳥たちを新たな場所に引っ越しさせなくてはいけなくなりました。

 

移転をするための貯蓄があればよかったのですが、昨年のクラウドファンティングの移転で最終的に300万円の不足分は自己資金での持ち出しとなり、更に受け入れの鳥も増えているため、移転に最低限必要な1,000万円以上もの資金をすぐに準備することは難しく、このたび再度クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

飼い鳥たちは、野鳥のように自然に還すことができないため、毎日きちんとお世話をしてくれる里親さんが見つからなかった場合を考慮して、終生飼育を前提に保護していくこととなります。

だからこそ、しっかりと飼育環境を整備して施設を運営しなければなりません。

 

どうかご賛同いただける皆様からの温かいご支援を、心からお願い申し上げます。

 

小鳥レスキュー会 一同

 

 

目次

 

 

 

【鳥の駅】での保護活動について

 

昨年度、迷子として警察署に届けられたり、飼い主さんのご事情により引き取った鳥や小動物たちは481羽(匹)です。

 

飼い主さんから引き取るご事情として最も多いのは「離婚により生活や環境が変わったことによる引き取り」で、次いで「収入の減少」や「転勤、転職に伴う移転」、「同居している家族にアレルギーが出た」などがあります。

 

いずれの理由にも共通しているのは、すべて飼い主さんの環境変化、すなわち「人災」によるものだということです。

 

詳細はこちら(活動報告書)

 

【鳥の駅】に来る子たちは「人災」で来た

 

「人災」と聞くと「え!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、あえて言わせてもらいます。


迷子にさせられてしまった、飼い主さんが先に亡くなってしまった、きちんとした飼育ができなかった、増えすぎてしまった、生活に余裕がなくなった、仕事がなくなってしまった、引っ越すことになった、家族がアレルギーになり仕方なく……。


これらは、本当に「仕方ない」ことだったのでしょうか?


飼育前に考えれば、よく調べれば、予測がつくこともあったのではないか、と考えています。

たとえば、増えてしまった鳥たちも雌雄を分けたり、巣箱を入れないことで防げたのではないでしょうか。


巣箱やつぼ巣は、鳥たちにとっては子どもを産み育てる場所であり、寝床ではなく繁殖用のベッドです。
機会さえあれば年中発情し、繁殖を繰り返します。「最初は2羽だった鳥を、1年で60羽まで増やしてしまった」という多頭飼いの方から引き取りした鳥たちの中には、親兄弟との繁殖により病気や奇形を持って生まれてきた個体も多くみられます。

 

飼い主さん死去によるレスキュー(多頭飼育)
飼い主さん死去によるレスキュー(多頭飼育、文鳥放し飼い)

 

 

今、施設にいる子たちへの想い

 

さまざまな理由によってここにやって来た子たちは、病気だったり、ストレス性の毛引き症や自咬症だったり、何かしらの障害を持つ子も少なくはありません。

きちんとお世話されなかったために、人間を怖がる子もいます。


私たちの役割は、ただ鳥を引き取るだけではなく、日々のお世話の中で少しずつ人間に対する不信感を和らげてあげられるように声をかけ、様子を観察し、1羽1羽の個性に寄り添うこと。施設に来てくれるボランティアさんや会員さんが毎日大切にお世話をしてくれています。

 

105号室 インコエリア
105号室 文鳥エリア
102号室
経年劣化した備品

 

 

 

治療中、介護中の鳥たち

 

そして、新たな受け入れ先の家族を探してあげることが最終目的です。施設には沢山の鳥がいて、とてもにぎやかで一見楽しそうに見えるかもしれませんが、毎日きちんとその子だけをみてくれる家族と幸せになってほしいと心から願っています。

 

 

移転先について

 

昨年挑戦したクラウドファンディングは、野鳥と家禽の移転を目指したものでした。

 

野鳥は飼い鳥と違い、ケガが治れば元いた自然に返すことができるため、最終的にはリリースを目的として保護します。そのため屋外でのびのびとリハビリできる広いスペースが必要であり、そのような環境が提供できることを条件として移転先を決めました。

 

一方、今回目指すのは人間に飼われていた鳥たち=飼い鳥がメインの施設の移転です。

 

迷子として警察署から受け入れた鳥、放置遺棄された飼い鳥たちについては、自然に返すことはできません。ここが「野鳥」とは違う点であり、野鳥よりも人間の残酷さや身勝手さを痛感するところでもあります。

 

現在の鳥の駅の様子

 

飼い鳥は、家禽や野鳥よりも声や飼育スペースが小さいので、理解いただける方の協力も得られやすいこと、また施設に受け入れた鳥たちの「その後」を考え、現在の施設の場所から遠くない賃貸物件への移転を検討しています。


「その後」とは、【鳥の駅】から新しいご家族との暮らしにつなげることです。

 

保護した子たちについては、もともと都市部にお住まいの方々に飼われていた子たちが多いことがわかっています。そのため現在の施設からできる限り近く、交通の便が良い物件に移転することで、警察署や行政の方から連絡があった際にすぐにレスキューに行くことができ、さらに現在お世話してくれているボランティアの皆さんにとっても、負担が少なくお世話を続けてもらうことができます。

 

日々のお世話の様子

 

第1目標金額:1,100万円  飼い鳥たちの保護施設【鳥の駅】の移転費用

 

移転先賃貸物件の契約完了後、できれば10月には改修工事を開始し、11月から2部屋の飼い鳥たちの引っ越しを始めることを目標としています。現施設の契約が満了する2024年1月15日までに鳥たちの移転作業を完了し、移転先の整備と現施設の片づけを2024年3月31日までに完了させる予定です。

 

第1目標として設定した費用は、移転先賃貸物件の契約費用、物件の改修工事費用、古くなったラックやケージ等の購入費用、引っ越しや片付け・廃棄費用、その他諸経費に使わせて頂きます。

 

|必要資金内訳

■物件の契約に必要な資金

・初期費用:1,374,500円

・家賃3カ月分:649,500円(環境整備のため2023年10月から12月)

 

■鳥たちに最適な環境へ整備するために必要な資金

・駐車場:110,000円(2台分、現在検討中/ 環境整備のため2023年10月から12月の使用料と敷金概算
・設備工事費用:2,600,000円
・備品購入費用:2,183,000円

・引っ越し、片付け、廃棄費用:2,000,000円
・その他諸経費:224,000円

 

■その他

・READYFOR手数料:1,859,000円

 


 

|候補地内容

・専有面積:90.52㎡(2部屋合計)

・場所:さいたま市南区

 

左:現在の105号室レイアウト(64.7㎡)
右:現在の102号室レイアウト(64.7㎡)

 

移転先の施設レイアウト

 

 

第2目標金額:1,600万円 (+500万円)  保護鳩の移転および鳩小屋設置費用

 

飼い鳥たちの保護施設【鳥の駅】の入口にある2つの鳩小屋の引っ越し費用を、チャレンジ目標として設定します。

 

移転予定先の飼い鳥施設については、鳩小屋を設置するスペースはありません。

そのため鴻巣の施設の敷地内に鳩小屋とネットスペースを制作するという、鳩の引っ越し案を検討しています。

 

|必要資金内訳

・鳩小屋制作費用:2,000,000円
・単管とネット施工費:2,000,000円

・諸経費:230,000円

・READYFOR手数料:770,000円

 

現在の鳩小屋①
現在の鳩小屋②
鳩小屋で暮らす鳩たち
鳩小屋で暮らす鳩たち

 

 

移転後に目指すもの

 

 移転先として候補に挙げている物件は、現在のテナント2部屋よりもスペースが狭くなります。

 

その理由は、場所だけあれば会の運営が上手くいくわけではないからです。

どんなに広い場所があっても、毎日鳥の受け入れがあればすぐにいっぱいになってしまいます。

 

私たちは、迷子、放置、飼い主死去、遺棄のレスキューについては「断らない」をポリシーに24時間活動し、鳥達の命を最優先に考えてきました。その結果として現在、会の運営は資金も人手も常に不足している状態です。毎月の光熱費・賃料・餌代・病院代などの支出で、いつもギリギリかマイナスかであり、とても移転費用をプールできるほどの余裕はありませんでした。

 

レスキューの数や時間の制限を設ければ、受け入れる鳥の数は減るかもしれません。

それによって、運営費も毎日のお世話も楽になるかもしれません。

 

それでも、どうしても、「断る」選択をできないまま、ここまで活動してきました。

 

移転するのは費用も時間も大変なことですが、これを機に活動が安定して長く続けられるようなシステムに変えていかなければならないと考えています。施設による受け入れが難しい場合に、ご協力いただける団体様や一時預かりをして頂ける会員様を、今よりも増やしていく必要があります。

 

また、新しい家族のもとへ羽ばたくまでの時間についても、現在の里親面談2回のうち、1回をオンラインで行う、里親募集をしている子たちの動画を定期的に流していくなどの工夫により、工程の短縮を検討する予定です。他にも、いろいろ改善してチャレンジできることがあると考えています。  

 

 

皆さんにご協力いただきたいこと

 

移転した後もさまざまなチャレンジに取り組み、活動を安定して長く続けられる状態を目指すには、毎日のお世話をしてくれる人を今より増やさなくてはなりません。

 

今回の移転に向けたクラウドファンディングへの挑戦を、多くの方へ活動の現状をお伝えする機会として、また、新たに会員や里親様・ボランティアとしての活動への参加をご検討いただく機会にもできればと考えています。

 

今回の移転に伴い、移転先に入りきれない鳥たちが100羽ほど出てきます。みんな人に飼育されてきた鳥たちです。そこで、移転までの期間に里親会、会員さん限定になりますが一時預かり担当の募集も平行しておこなうため、ご協力を仰げればと思います。

 

ただし、里親さん、預かりボランティアさんとしてご参加いただくには、いくつかの条件があります。
里親さんをお考えの場合は、飼育のご経験や面談が必要となり、鳥たちの中でも犬や猫、子どもが嫌いな子たちもいるため、環境の整備をお願いしています。


よく「かわいそうだから引き取る」という言葉を耳にしますが、「かわいそう」という理由だけで家族に迎えてしまうのは、鳥たちの幸せにはつながりません。お店に行けば、お金さえ支払えば、誰でも鳥を買うことができますが、お水とごはんを毎日あげているだけではお世話しているとは言えず、鳥を幸せにしてあげることはできないのです。

 

このようなことも今回の機会を通して、皆様にご理解いただければ幸いです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ご賛同いただける皆様からのご支援、ご協力を、心よりお願い申し上げます。

 

 

代表からのメッセージ

 

上中牧子

NPO法人小鳥レスキュー会 代表

鳥だけに限らず、愛玩動物と呼ばれるペットを中心にした業界や、法律を含む現状については少しずつ改善されつつありますが、まだまだ充分に明るみに出てるとは言えません。
知識の有る無しに関わらず飼育者になれてしまう問題や、飼育者の意識のばらつきや良識の低さ等、問題は尽きません。
メディアによる露出では、話題になりやすい=絶対悪、となりうる案件ばかりが取り沙汰されています。しかしそれ以外にも、日常的に与えられるストレスや、病気が判明しても費用や時間の捻出ができずに治療をしないことなど、これらも虐待に値します。
いくら飼育の環境が良くても、SNSにあげる写真を撮るためにサンタクロースの服を着させたり、両面テープで帽子をつけたことにより羽や毛が抜けたり、皮膚に炎症を起こさせたり、また、鳥のケージの横でヘアスプレーを使う、喫煙する、マニキュアを塗るなど…。
これらの行為も、逃げることができないカゴの中の生き物にとってはストレスにしかなりません。
またペットを構い過ぎて、逆にストレスを与えてしまったケースなども多くみてきました。
あまり色々と追及し過ぎると、そもそも論になってしまうかもしれませんが、このような表面化しにくい問題もたくさんあります。

命についての問題はいつも正解がありません。
正解がないにしても、常に問題意識を持って今自分たちができることを一緒に考えていくことができる仲間は必要です。
同じ命に差別や期限があること自体、本来あってはならないことです。
野生に生きる「命」とは違い、人がどこからか移動したり、作りあげたりした愛玩動物という存在は、人が責任を取るべきことだと私は思っています。
例えそれが鳥ではなく、ウサギや犬、トカゲやヘビであったとしても、その命が河原に捨て置かれていたり、ゴミ捨て場に置かれていたりしたら…。
飼い主が亡くなった部屋で電気もエアコンも切れて、餌も水も空っぽになり敷紙の新聞紙を食べたであろう痕跡を見た時、どんなにつらかっただろうかと思うと胸が痛みます。
もう少し早ければ、という無念しかありません。

このような事態に誰もがなり得ることをひとりひとりが考え、備えてほしいと切に願います。
またかわいそう、かわいい、さみしいから、という感情だけで安易に受け入れるのではなく、自分が病気になった時、自分の家族が病気になった時、ご自身の年齢や体力、財力も踏まえて、「本当に大丈夫?」と今一度考えてから決断をしてほしいと思います。

自分の時間やお金を犠牲にしても この「命」を生涯、最後までみる決意が持てるのか、1日24時間しかない時間のうち、毎日どれぐらい費やしてあげられるのか、真剣に考えてあげてください。

愛情とはそういうことです。

 

 

プロジェクトメンバーからのメッセージ  

 *五十音順 

 

A.I.

会社員

 

私はただの鳥好きの主婦です。
小鳥レスキュー会では、お水交換やケージ掃除に参加しています。
ボランティアに初めて行った日、想像よりも多くの小鳥さん達がいてとても驚きました。
そして、毎日のように引き取りの依頼が入り、小さな命がここに集まってくるのに、人の手も資金も足りない現実があることに悲しい気持ちになります。

 

ここにいる小鳥の大半は飼い鳥さんです。一度は人間のパートナーになり名前をもらって
いたと思います。お水を交換するとき手元によってくる子が沢山います。
人が教えたのでしょうか、きれいな声で歌を歌う子もいます。
一羽、一羽時間をかけてお世話したいのですがそれが叶わない現実があります。
ここにいる子達は優しい飼い主さんの元に戻りたいと思っていると思います。
この子達は一人では生きられません。
人間が守ってあげないといけない命です。

 

今回、やむを得ない事情により施設の引っ越しをしないといけなくなりました。
施設にいる小鳥たちが家族を待つことができる新しい場所を用意する為に
小鳥たちが新しい名前を呼んでもらえる日がくる為に
どうぞ皆様のあたたかいご支援、ご協力をお願い致します。

 

花田弥生

会社員

 

約4年ほど前に小鳥レスキュー会を知り、会の理念に賛同しボランティアとして活動に参加した間に数えきれない程の鳥たちとの出会いと別れがありました。
施設に暮らす子たちのバックグラウンドは様々で、悲しい過去を背負っている子もいれば、迷子となり生まれて初めての外の世界を生き抜いてきた子、人間の勝手な理由で手放された子、大好きな飼い主である家族と生き別れた子、等・・・いずれも大変な経験をし「鳥の駅」へ辿り着いた子達がほとんどです。

 

そのような経験を背負っている子達の休息の場として、新たな家族と出会える場として「鳥の駅」という名の保護施設が創られました。
この、鳥たちの為の家である「鳥の駅」が、入居する建物のオーナーチェンジにより、年内に立ち退かなければならない状況にあります。
日々、迷子の子、やむを得ない事情で手放される子たちが施設に連れられてきており「鳥の駅」を必要とする子たちは後を絶ちません。

 

どうか皆様の温かい手を行き場を失っている子たちや新たな家族との出会いを待っている子たちの為に差し伸べていただけないでしょうか?
皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 

松田英昭

小鳥レスキュー会理事、会社員

 

6年半前まで、家にいた鳥が縁となり、小鳥レスキュー会を知りました。
当時、鳥の保護施設はあまり聞いたことがなく珍しいと思いながら、6年前のお盆休み、初めてボランティア活動に参加しここに至ります。施設には多数の鳥がいて、なかには人間の考えられない理由で手放された鳥が多数いることに、とてもビックリしました。

 

それから、1~4週間おきに施設に通いボランティア活動を行ってきたなかで、今でも忘れられない鳥が多数います。噛まれるのが怖くてボランティアさんがケージに手を入れられないオキナインコのキナコ(手を入れても噛まれなくなりました。)、人なれが難しいと言われているビセイインコのポー(顔を撫でられる様になりました。)。
皆、虹の橋を渡ってしまいましたが、たった月に1~4度のお世話でも鳥達は、ちゃんと人を覚えてくれることを知りました。(鳥頭といいますが、人の顔を覚えます。最近、マスクを取るとビックリされます。)

 

今回、また人間 (家主) の都合で施設の立ち退きという事態が発生し、転居を余儀なくされます。
施設にいる鳥達に、また怖い、寂しい思いをさせず、新たな施設に引っ越せるよう、皆様からの温かいご支援を宜しくお願い致します。

 

 

応援メッセージのご紹介

 *五十音順 

 

新木南生/文 様

会社員、作家

 

小鳥レスキュー会の事を知ったのは、数年前twitterからでした。

 

以前、迷子のセキセイインコを保護し(飼い主様が名乗りでなかったので)、一緒に最後まで暮らしていたこともあり、ずっとその活動に興味を持っていました。

 

そして数年前からほんの少しずつですが寄付をしたり、ボランティアに参加させていただきました。

 

犬や猫さんの保護施設は数多い中、鳥さんの保護施設は数えるほどしかありません。

 

初めてボランティアに参加した時、「こんなに多くの鳥さん達が、新しい家族を待っているんだ」とカゴから見返してくる、沢山の鳥さんたちの真っ直ぐな小さな目を視て、その事実にただただ胸を打たれました。

 

今回のクラウドファンディングはこれらの鳥さん達が、一羽でも多く、健康で幸せな生活を送ることを支え、新しい家族との出会いの可能性を開くものです。

 

ご支援は行き場を失った鳥さんたちの居場所を整え、彼らの未来を変える手助けとなります。

 

できる範囲で、どうかお力をお貸しください。

その行動が、多くの鳥たちにとって、大きな希望となります。

鳥さんたちが、一羽でも多く、新しい家族に出会えて、幸福になれますように。

ご支援を、どうかお願いいたします。

 

Now on sale/PANA 様

お笑い芸人、小鳥レスキュー会会員

 

皆様こんにちは!
吉本興業で芸人をしております、Now on saleの PANAと申します。

動物が大好きで、自分は家でコガネメキシコインコを飼っています。
芸人活動をしながら、微力ながらですが何か力になれたら、という思いでここにいます。

 

ここはほとんどが人間の手によって、運命を捻じ曲げられてしまった鳥たちが、次の人生を出発する為のいわばターミナルのような所です。
もちろんそんな聞こえがいいことばかりではありませんね。
もう人の手によってどうしようもなくなってしまったような子たちも一時保護したりします。

 

本当なら自然の中で運命を全うして欲しかった。
本当なら飼い主の元で最期まで幸せを感じて欲しかった。
残念ながら、それが叶えられず、さまざまな理由でここへ辿り着いた子達。
その子達を暖かい人の元に引き取っていただき、もう一度【幸せ】を感じてもらうためのこの施設や設備に潤いを与えることがいかに大切なことかと思います。

 

皆様の今住んでいる家に置き換えたらわかりやすいはずですね。

「応援する、現実を知る」
これは大切なことですが、現実問題、やはり支援が必要です。

 

こういうことに理解を示さない人を無理やり囲うことはできませんが、何か力になりたいと思っている人が腰を上げることが大切です。

純粋で可愛い鳥さん達の心を癒す一歩をあなたが歩んでみませんか?

 

幸せな顔をして飼い主の手の中で眠る、、、
そんな機会を作ってあげられるのは、今これを見てくださっている貴方の一歩だと思います。

 

本田京子 様

クックハウス

 

「小鳥レスキュー」というのは名ばかりで、ぜんぜん小鳥だけではない。
ヤギから家禽、猛禽類まで、行き場の無い生き物たちの生きる場所となっている。
鳥たちの保護施設は増えているが、生体販売を兼ね備えているところが多く、ここは真の活動家が全力で生き物に尽くしていると言っても過言ではない、数少ない場所だと思います。

 

代表の上中さんは財産も身も削り、行き場のない生き物達を日々受け入れ、命を繋いでいる。
自分の体調が悪かろうが、資金不足であろうが、いつも最後の言葉は
「やるしかないからね」
この言葉に私は何度も励まされてきた。

 

何とか今回も危機を乗り越え、継続して欲しいと願わずにはいられません。
どうか皆様もご協力宜しくお願い致します。
私も全力で応援しております!

 

松岡滋 様

あず小鳥の診療所 院長

 

あず小鳥の診療所の松岡です。

小鳥レスキュー会さんとは保護鳥の診療を通じてお付き合いさせていただいております。 

 

保護された子たちの健康には食・住の充実が欠かせません。

今回のクラウドファンディングを通して住が満たされることを願っております。

この場を借りて、今までの活動においてご支援いただいた方、これからご支援いただく方にお礼申し上げます。

 

 

小鳥レスキュー会について

 

当会は、埼玉県戸田市にあるコンパニオンバード(飼育を目的とした鳥類)の保護施設で、飼育が困難になった鳥・放置された鳥・迷子の鳥などの引き受けと、新たな里親を探す活動をしています。
 
代表理事の上中が、二十数年前から私財を投じ鳥の保護活動を行ってきましたが、活動の将来への継続性を考え、より多くの方の協力を得るため、2015年にNPO法人化しました。


また野鳥の保護活動にも取り組んでおり、「小さな命をつなぐ」ことを理念に掲げ活動をしています。

 

活動紹介(詳しい紹介はYouTubeで公開しております)

日々の活動の様子はこちら

 

コンパニオンバードの保護活動

 

1)飼育困難な鳥の引き取り・捨てられた鳥の保護

 

飼い主の病気や諸事情により飼育が困難になった鳥の相談や引き取り、河川敷や公園などに捨てられた鳥の保護をしています。

 

施設で暮らす文鳥たち

保護されている鳥たち

保護の様子① 箱に入って捨てられたセキセイインコ

保護の様子②林に捨てられた飛べない十姉妹

 

2)警察署と連携した迷子鳥の保護活動およびサポート

 

迷子の鳥は、「拾得物」として警察署に届けられます。警察署内にある、保護した鳥たちの収容スペースには基本的に暖房施設がなく、警察署内で衰弱したり落鳥してしまうケースがあることが課題となっていました。


そこで、当会は迷子鳥の保護活動・サポートにおいて、2017年1月より埼玉県警本部と連携し、埼玉県警察署に届けられた保護鳥の委託飼育を無償で行なっています。

 

埼玉県警からの感謝状(左)・埼玉県からの委嘱状(中央)・登録証(右)

 

3)その他

 

「ピーポーハウス」は、昭和45年に東京の荻窪署内に設置された屋外の鳥小屋です。小屋内ではセキセイインコなどの鳥たちが飛び交い、近隣の住民から憩いの場所として長年愛されてきました。

 

その半面、一部の愛鳥家からは、寒暖の激しい屋外環境のため「鳥たちがかわいそう」と、当会や署に抗議の連絡が入っていました。当会は定期的にピーポーハウスを訪問し、屋外での適切な飼養のアドバイスや、高齢や病気の鳥の引き取り・治療等を行ってきましたが、近年の急激な気候変動を鑑みた結果、ピーポーハウスの閉鎖が決定し、今年8月に残った鳥全てを施設に移動し、これが最後の引き取りとなりました。

 
ピーポーハウスから最後の引き取りとなった今年8月の作業の様子

 

野鳥の保護活動


怪我をした野鳥の保護、治療、看護、放鳥訓練等を行い、野生復帰をめざしサポートを行っています。
 

オオミズナギドリのリリース

 

ヒバリにくちばしの処置をする様子

自力で立てずハンモックで体を支えるアオサギ

工事現場でゴム状の素材に足が埋まったイソヒヨドリ

 

NPO発足から8年が経ち、SNSによる情報発信やマスコミの取材などを通して、認知度は少しずつ向上し応援してくださる方々も増えてきていることを実感しています。
 
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、イベント開催が制限される中でも、セミナーでの講演活動や地元中学校の見学会などを行い、社会活動にも積極的に取り組んでおります。

 

戸田市ボランティア・市民活動支援センター主催 ボランティア講座(2022年)

中学生向け施設見学会(2021年)

ジャパンバードフェスティバルに出展の様子(2022年)

 

 


ご留意事項

※第一目標金額の達成後、ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。


※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

プロジェクト実行責任者:
上中 牧子(小鳥レスキュー会)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

物件の契約費用、物件の改修工事費用、ラックやケージ等購入費用、その他諸経費

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
移転後に第二種動物取扱業の変更届を提出予定/取得予定日:2024年1月31日
プロジェクトを実施する上でのリスクについて
現在2-3カ所の候補地を検討中。不動産会社と交渉を進めています。

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プロフィール

当会は埼玉県で鳥類保護施設、里親ステーション「鳥の駅」を運営する団体です。 飼い鳥の保護サポート、野鳥の保護サポートのほか、飼育相談や動物愛護法、鳥獣保護法についての普及推進活動を行っています。 埼玉県については埼玉県警本部と連携し、迷子や放置された保護鳥の委託飼育を無償で行っています。

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リターン

5,000+システム利用料


5千円|応援コース

5千円|応援コース

■お礼のメール
感謝の気持ちをこめてお礼のメールをお送りさせていただきます。

※リターンに費用がかからない分、ご支援のほとんどを活動費用に充てさせていただきます。
※複数口(最大100口)お申し込み可能です。

支援者
509人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


1万円|応援コース

1万円|応援コース

■お礼のメール
感謝の気持ちをこめてお礼のメールをお送りさせていただきます。

■実施報告書
送付期限:2024年3月31日

※リターンに費用がかからない分、ご支援のほとんどを活動費用に充てさせていただきます。
※複数口(最大100口)お申し込み可能です。

支援者
507人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

30,000+システム利用料


3万円|応援コース

3万円|応援コース

■お礼のメール
感謝の気持ちをこめてお礼のメールをお送りさせていただきます。

■実施報告書
送付期限:2024年3月31日

※リターンに費用がかからない分、ご支援のほとんどを活動費用に充てさせていただきます。
※複数口(最大100口)お申し込み可能です。

支援者
85人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

50,000+システム利用料


5万円|応援コース

5万円|応援コース

■お礼のメール
感謝の気持ちをこめてお礼のメールをお送りさせていただきます。

■実施報告書
送付期限:2024年3月31日

■活動報告
2024年1月より3月まで月に1度のペースで、鳥の駅に関する活動報告をお送りいたします。
送付期限:2024年3月31日

※リターンに費用がかからない分、ご支援のほとんどを活動費用に充てさせていただきます。
※複数口(最大100口)お申し込み可能です。

支援者
50人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

100,000+システム利用料


10万円|応援コース

10万円|応援コース

■お礼のメール
感謝の気持ちをこめてお礼のメールをお送りさせていただきます。

■実施報告書
送付期限:2024年3月31日

■活動報告
2024年1月より3月まで月に1度のペースで、鳥の駅に関する活動報告をお送りいたします。
送付期限:2024年3月31日

※リターンに費用がかからない分、ご支援のほとんどを活動費用に充てさせていただきます。
※複数口(最大100口)お申し込み可能です。

支援者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

300,000+システム利用料


30万円|応援コース

30万円|応援コース

■お礼のメール
感謝の気持ちをこめてお礼のメールをお送りさせていただきます。

■実施報告書
送付期限:2024年3月31日

■活動報告
2024年1月より3月まで月に1度のペースで、鳥の駅に関する活動報告をお送りいたします。
送付期限:2024年3月31日

※リターンに費用がかからない分、ご支援のほとんどを活動費用に充てさせていただきます。
※複数口(最大100口)お申し込み可能です。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

500,000+システム利用料


50万円|応援コース

50万円|応援コース

■お礼のメール
感謝の気持ちをこめてお礼のメールをお送りさせていただきます。

■実施報告書
送付期限:2024年3月31日

■活動報告
2024年1月より3月まで月に1度のペースで、鳥の駅に関する活動報告をお送りいたします。
送付期限:2024年3月31日

※リターンに費用がかからない分、ご支援のほとんどを活動費用に充てさせていただきます。
※複数口(最大100口)お申し込み可能です。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

1,000,000+システム利用料


100万円|応援コース

100万円|応援コース

■お礼のメール
感謝の気持ちをこめてお礼のメールをお送りさせていただきます。

■実施報告書
送付期限:2024年3月31日

■活動報告
2024年1月より3月まで月に1度のペースで、鳥の駅に関する活動報告をお送りいたします。
送付期限:2024年3月31日

■NPO法人小鳥レスキュー会 永久会員権
無期限で当会の正会員として登録させていただきます。年会費は発生いたしません。
※有効期限はなく無期限です。ただし、将来的に事業の運営が難しくなった場合でも、支援者様への返金は致しかねますのでご了承ください。

※リターンに費用がかからない分、ご支援のほとんどを活動費用に充てさせていただきます。
※複数口(最大100口)お申し込み可能です。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

プロフィール

当会は埼玉県で鳥類保護施設、里親ステーション「鳥の駅」を運営する団体です。 飼い鳥の保護サポート、野鳥の保護サポートのほか、飼育相談や動物愛護法、鳥獣保護法についての普及推進活動を行っています。 埼玉県については埼玉県警本部と連携し、迷子や放置された保護鳥の委託飼育を無償で行っています。

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