寄付総額
目標金額 7,000,000円
- 寄付者
- 239人
- 募集終了日
- 2022年3月18日
命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 36,119,000円
- 支援者
- 2,236人
- 残り
- 34日
一般譲渡ができない犬猫たちにもしあわせになってもらうために
#動物
- 現在
- 11,937,000円
- 支援者
- 837人
- 残り
- 6日
【施設大改修】小さな図書館を救え!子どもと本の幸せな出会いのために
#子ども・教育
- 現在
- 41,470,000円
- 寄付者
- 1,145人
- 残り
- 6日
英霊の「みこころ」とご事蹟を後世へ|靖國神社遊就館改修にご支援を
#地域文化
- 現在
- 44,038,000円
- 支援者
- 1,926人
- 残り
- 5日
にゃんこのしっぽサポーター募集★石垣島の捨てられた猫たちに治療を!
#動物
- 総計
- 114人
「なまけものの通りみち」となる生物回廊農園を共に作り育てましょう!
#国際協力
- 総計
- 53人
残された命に、もう一度温もりを。保護猫たちへ医療支援をお願いします
#動物
- 現在
- 1,566,000円
- 支援者
- 124人
- 残り
- 34日
プロジェクト本文
終了報告を読む
\あなたの想いを聞かせてください/
Twitterでチンパンジー・ボノボたちの
魅力・思い出を呟こう!
みなさんが知っているチンパンジーやボノボの個体の紹介、
チンパンジーやボノボの幸せな暮らしへの願い、
彼らのあるべき本来の姿への思いなど…
皆様の気軽に書ける範囲で、チンパンジー・ボノボへの
想い・思い出を、ハッシュタグをつけてお寄せください!
本企画について、詳細はこちら
熊本サンクチュアリのチンパンジー・ボノボたちが
心身共にすこやかで幸せに暮らしていけるように。
寄付募集最終日まで、チャレンジを続けます!
1月19日に開始した本プロジェクトは、目標額の700万円を達成することができ、3月16日には老朽化した施設の改修を目指してネクストゴールとして掲げていた900万円も達成することができました。
ネクストゴール(+200万円のご支援)で実現したいこと:
- 劣化して破損したチンパンジー運動場の屋根の補修
- 錆によって建付け不良となったチンパンジー寝室等のドアの改修
当初の予想を大きく上回り、みなさまからこれほどまでに多大なるご支援を賜りましたこと、深く御礼申し上げます。
このクラウドファンディングを通して初めて熊本サンクチュアリのことを知ったという方も多くいらっしゃる様子で、このプロジェクトをおこなってよかったと思っています。熊本サンクチュアリ関係者の知り合いの方々からのご支援、そして本プロジェクトで初めて熊本サンクチュアリを知った方々からのご支援、そのすべてに、重ねて厚く御礼を申しあげます。
当初の目標額につづけ、ネクストゴールも達成できましたが、終了日の3月18日23時まで寄付募集は継続されます。ネクストゴールを超えた分につきましては、熊本サンクチュアリのチンパンジー・ボノボの飼育環境の改善(環境エンリッチメント資材購入など)や健康維持(治療薬・駆虫薬の購入など)のために充当させていただく予定です。
熊本サンクチュアリは、チンパンジーやボノボたちが幸せに暮らしていける環境づくりのために努力を続けていきます。引き続き見守っていただき、温かいご支援をいただければ幸いです。
最後の瞬間まで、よろしくお願いいたします。
追記:2022/2/17
更新:2022/3/16
京都大学野生動物研究センター
- はじめに -
京都大学野生動物研究センターが保有する熊本サンクチュアリでは、2022年1月19日現在、48にんのチンパンジー、6にんのボノボが生活しています。
熊本サンクチュアリはチンパンジー・ボノボの研究を目的とした飼育施設ですが、何よりもチンパンジーやボノボが幸せに暮らしていけることが大切と考えています。学術的な研究を通じて人間の本性についての理解を深める研究をおこないながら、彼らが心身ともにすこやかで幸せに暮らしていけるような施設であることを目指しています。
しかし、熊本サンクチュアリは「研究」を目的とした施設であるため、飼育する動物の「健康管理や福祉向上」をおこなう地道な活動への予算について、優先順位が低い現状があります。
そのため、現在では耐用年数を大きく超過している医療機器の使用を継続していたり、施設のあちこちに老朽化や不具合がある箇所を修繕ができていなかったりするなど、チンパンジー・ボノボたちにとって幸せに生活できる環境を整備する資金が不足しています。
そこで今回、熊本サンクチュアリで暮らしているチンパンジー・ボノボたちの医療的措置に使用する超音波画像診断装置(エコー)の新規購入と老朽化した施設の修繕を目指して、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。
この挑戦を、より多くの方々に私たちの活動に対するご理解をいただく機会として、チンパンジー・ボノボたちの幸せを願う取り組みに皆様からご賛同をいただければ嬉しく思います。
どうか温かいご支援を、よろしくお願いいたします。
ページをご覧いただきありがとうございます。
本プロジェクトは、京都大学野生動物研究センターが保有する、チンパンジー・ボノボの研究施設・熊本サンクチュアリにおいて、チンパンジー・ボノボたちによりよい環境で、幸せに暮らしてもらうために立ち上げられました。
- 熊本サンクチュアリ 設立の趣旨と方針 -
熊本サンクチュアリは、京都大学野生動物研究センターが保有するチンパンジー・ボノボの研究施設です。
母体である京都大学野生動物研究センターは、野生動物に関する教育研究をおこない、地球社会の調和ある共存に貢献することを目的とした組織です。熊本サンクチュアリは、その実践のための最重要の中核的教育研究拠点として位置付けられています。
熊本サンクチュアリでは、前述の通りチンパンジーやボノボが幸せに暮らしていけることを第一に大切と考えています。彼らを対象とした基礎研究を通じて、人間の本性についての理解を深める研究をおこなっています。また、彼らの健康と長寿をはかるとともに、野生のチンパンジーやボノボの生息地での暮らしを守る活動にも加わっています。
さらに、フィールドワークとライフサイエンス等の多様な研究を統合して新たな学問領域を創生し、人間とそれ以外の生命の共生のための国際的研究を推進すること、ならびに地域動物園や水族館等との協力により、実感を基盤とした環境教育を通じて、人間を含めた自然のあり方についての深い理解を次世代に伝えることを趣旨として運営されています。
なお、野生動物研究センターの基本方針に則り、侵襲的※な医学・薬学・生理学的実験、及び野生状態に比して著しく行動変容をもたらす可能性のある全ての行為は、理由の如何にかかわらず一切おこないません。
※…生体の内部環境の恒常性を乱す可能性がある刺激全般をいう。 投薬・注射・手術などの医療行為
京都大学野生動物研究センターが共同利用・共同研究拠点であることにより、学内外に開かれた研究拠点として機能するとともに、国際的研究拠点たることを目指しています。
熊本サンクチュアリ これまでの歩み
熊本サンクチュアリが設立されたのは、1978年、民間の医学関連企業で医学実験用の個体としてチンパンジーが飼育され始めたのがきっかけです。当初は、そうした実験で「使用された後」のチンパンジーを引き取って繁殖させることが目的でした。
その後、この熊本の地の民間医学関連企業でも、ウイルス感染実験がおこなわれました。当時の飼育設備の名残として、1個体ごとに分けた小さな部屋が並んでいるなど、医学研究の都合を考えて作られたような部分が現在でも残っています。
しかしその後、絶滅危惧種でありヒトに最も近い生き物であるチンパンジーを犠牲にするような医学研究はおこなうべきではないという考えが国際的にも広まり、ヨーロッパ各国ではチンパンジーを対象にした医学実験等を法律で禁止する動きが出てきました。日本でも同様に、チンパンジーの医学実験をとめようという声が高まり、2006年を最後にチンパンジーの医学研究利用は止まっています。
そして、2011年に民間医学関連企業から京都大学野生動物研究センターに運営母体が変わり、熊本サンクチュアリという新たな名称のもと、できるだけよい環境で余生を送ってもらうための施設として歩みを進めるようになりました。現在では、チンパンジーの福祉向上のための活動や、医学研究ではない別の形でチンパンジーの理解を深める研究がおこなわれています。かつての医学感染実験とは違い、侵襲的な手法はいっさい取られません。
2022年1月19日現在、熊本サンクチュアリでは48にんのチンパンジー、6にんのボノボが穏やかに生活しています。
- 熊本サンクチュアリの住人たち ※一部 -
熊本サンクチュアリと動物福祉
熊本サンクチュアリでは、飼育下のチンパンジー・ボノボの生活環境をできるだけよくするために、飼育環境のエンリッチメントに取り組んでいます。
エンリッチメントとは、飼育下の動物たちがよりよく、幸せに暮らして行けるように色々な工夫をすることを指します。ただ、そうした工夫が本当にチンパンジーやボノボのためになっているのか、きちんと検証しなければなりません。そのため、野生での観察研究の成果や他の飼育施設での実績を参考にしながら、熊本サンクチュアリで有効な方法を考えて実践しています。
例えば、チンパンジーは空間を立体的に使うため、飼育環境で消防ホースを張り巡らせたり、丸太を立てかけておいたり、葉がたくさんついた木の枝を入れたり、遊具のタイヤやボールをぶら下げてみたり…。
また、太い竹を多数差し込んで竹林を再現することで複雑な三次元空間を作ったり、逆にあまり余分なものがない広いスペースを設けたり、そしてそれらすべてが背後の通路で繋がっていて、好きな場所を選べるようにしたりと、さまざまな工夫を凝らしながら、どういった環境が彼らにとって居心地のよい環境となるのか、日々試行錯誤しています。
熊本サンクチュアリは、チンパンジー・ボノボによい状態ですごしてもらうための場所です。そのために、今後も工夫を凝らしつつ、彼らが幸せに暮らしていけるように、さらなるエンリッチメントに取り組んでいきたいと思っています。
今回のプロジェクトを通して皆様からいただいたご寄附で、超音波画像診断装置(エコー)を新規購入します。
現在使用している超音波診断装置は耐用年数を既に4年も過ぎており、ハードディスクのエラーでデータが取り出せないなどの不具合が出始めています。
しかし、熊本サンクチュアリの母体が「研究」を目的とする大学の組織であるため、飼育する動物の「健康管理や福祉向上」をおこなう地道な活動に対しての予算については優先順位は低く、装置が故障しても買い替えは容易ではありません。
超音波診断装置は、これまでもチンパンジー・ボノボの心臓病、肝臓病、腎臓病、子宮疾患などの診断に重要な役割を果たしてきました。特に超音波診断装置を使った心臓の検査(心エコー)は、心臓病が非常に多いチンパンジー・ボノボの健康管理では、心臓の異常の早期発見、早期治療に不可欠です。
高齢化が進む熊本サンクチュアリのチンパンジー・ボノボにとっては今後ますます重要性が増す装置となってくることが考えられます。
もともと施設を保有していた民間会社から熊本サンクチュアリ運営用の資金の寄附をいただいてきていますが、より多くの方に私たちの活動に対する理解、チンパンジー・ボノボの幸せを願う取り組みへのご賛同を得て、資金面でのご協力をいただきたく、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。
また、現在の熊本サンクチュアリでは、設立からかなりの年数が経過していることもあって、施設のあちこちで老朽化が進んでおり、早急に修繕が必要な箇所も多くあります。
第一目標金額を超えていただいたご寄附については、このような老朽化した施設・設備を更新するための資金や環境エンリッチメント促進のため、チンパンジー・ボノボの暮らす環境を野生の森にできるだけ近い環境にする資金へと充当できればと考えています。
熊本サンクチュアリは、動物園ではありません。
大学の研究センターが運営する施設として、基礎研究を通じて、チンパンジーやボノボへの理解を深める研究施設です。熊本サンクチュアリで蓄積されている獣医学的なノウハウは、飼育員や獣医師のネットワークを通して、全国の動物園のチンパンジーの暮らしの質の向上にも役立てられています。
一方で、動物園のように「見せる」施設ではないが故に、熊本サンクチュアリの設備や老朽化により修繕が必要となっている箇所をご覧になった方の中には、見た目がみすぼらしく感じる方も多くいらっしゃるかと思います。
いまから40年も前に設計された飼育施設であるため、現代的な目線では足りない部分や、チンパンジー・ボノボにより過ごしやすく暮らしてもらう現在の目的を果たすのが難しい部分などもあります。
大学の中の研究施設であることは確かですが、研究を推進できればそれでいいというわけではありません。
むしろ、私たち人間の研究のために力を貸してくれているチンパンジーたちが少しでも幸せに過ごしてもらえるように、彼らの生活向上に努めることを第一に考えなければならないと思っています。
本プロジェクトを通していただいたご寄附で、熊本サンクチュアリのチンパンジーやボノボの健康を守ります。私たちの活動・想いにご賛同いただけましたら、どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。
|伊谷 原一
(野生動物研究センター長 / 京都大学野生動物研究センター教授)
チンパンジーやボノボは本来アフリカの熱帯林や疎開林に生息しています。ところが、さまざまな事情(全て人間の勝手な都合ですが)で飼育下に置かれてしまったのが熊本サンクチュアリで暮らすチンパンジーとボノボです。飼育下では彼らの栄養や健康に十分注意していますが、人間もそうであるように病気には罹ります。病気になった個体は元気がなかったり辛そうにしていますが、見た目だけではどこが悪いのかが分かりません。そこで必要になるのが超音波画像診断装置です。この機械を使うことで彼らの病気の原因や悪い部位を特定して適切な治療を施すことができます。いったん飼育下に置いた個体は野生に戻すことができません。自然から預かった命の幸福を守るのはわたしたちの責務なのです。なにとぞこのクラウドファンディングをご理解いただき、彼らの健康維持のためにご協力ください。
|平田 聡
(京都大学野生動物研究センター教授)
1996年に大学院生としてチンパンジーの研究を始めて以来、約25年が経ちます。楽しいことも、困ったことも、たくさん経験してきました。そうやってチンパンジーたちと付き合っていくと、「元気かな?」「調子悪くないかな?」というのが毎日まず一番気になることになってきます。チンパンジーは人間に近い生き物ですので、人間と同じような病気になります。ただ、人間であれば、自分で病院に行き、お医者さんに具合が悪いことを伝えて、診てもらうことができますが、チンパンジーやボノボは言葉を話しませんので、自分から具合が悪い体の個所や状況を伝えることはしません。彼らの様子をよく見て、人間が察してあげることが必要です。今回のプロジェクトで購入しようとする超音波画像診断装置は、言葉を話さないチンパンジーやボノボの体の異常をいち早く、正確に突き止めるためにとても大切な装置です。私は今は業務の都合で毎日チンパンジーと顔を合わせる生活ではなくなってしまいました。離れたところから彼らの健康を願いつつ、自分にできることを微力ながらおこなっているつもりです。離れたところからもできる支援のひとつとして、熊本サンクチュアリのチンパンジーやボノボの健康のために、多くの皆さんにこのクラウドファンディングプロジェクトにご協力いただければ幸いです。
|鵜殿俊史
(獣医師)
熊本サンクチュアリには日本で唯一のチンパンジー専門病院があります。37年前、私がこの地に赴任して最初に買って欲しいと訴えたのは超音波診断装置でした。体を傷つけることなく内臓の形態や動きを見ることができる革新的な技術で、当時獣医の世界では使われ始めたばかりでした。それ以来、チンパンジーの胎児の発育も、心臓の障害も、子宮や肝臓、腎臓の異常も、数多くのチンパンジーの疾病診断に超音波診断装置を活用し、治療に役立ててきました。県外の動物園への往診で、重い機械を車に積んで運んだことも何度もありました。超音波診断装置が無い病院など考えられません。チンパンジーの健康を守るために、チンパンジー専門病院の獣医療の質を落とさないために、なにとぞご支援をお願い致します。
|野上悦子
(飼育担当)
チンパンジーたち、ボノボたちが楽しく健康に暮らせる環境づくりに日々努めています。緑豊かな環境の中で仲間と過ごし、フカフカのベッドを作って眠りにつくことができるような、快適な環境づくりを目指しています。彼らに健康に過ごしてもらうため、健康管理も重要です。麻酔はチンパンジーたちも、わたしたちスタッフもあまりやりたくない方法です。麻酔をしなくてもある程度の健康状態が把握できるよう、日々のトレーニングを通じて検温、聴診、心電図測定、ポータブルの簡易なエコー検査も可能になっています。しかし、これらのトレーニングで得られる数値やデータだけでは判断しかねる病気の疑いがある場合は、麻酔下における検査を必要とします。麻酔下の詳細な検査結果により、明らかになることがたくさんあります。特に外からは見えない臓器がどうなってしまっているのか、なぜ辛そうにしているのか、痛みのポイントはどこなのか、その辛さや痛みを軽減するにはどうしたらよいのか、その後の治療計画も立てやすくなります。エコーがあると明白になることがたくさんあります。
チンパンジー、ボノボたちが健康に楽しく暮らせるよう、みなさまのご協力をお願いします。
|山極壽一
(総合地球環境学研究所・所長)
熊本サンクチュアリは、元はと言えば実験用に飼育されていたチンパンジーを引き取り、心理学・行動学の実験室として福祉に考慮しながら運営している施設です。チンパンジーの兄弟種であるボノボも加わって、人類の過去の姿を彷彿とさせる暮らしが観察できる世界でも稀な場所だと言えるでしょう。彼らの健康を管理し、いち早く症状を見つけて治療を施すことは福祉の充実のためにも、身体生理の違いから人類の進化をたどる意味でも重要です。エコー(超音波画像診断装置)の導入はそれを前もって知り、身体の状態を観察できる絶好の機会を与えてくれます。その実現へ向けてみなさんの温かいご支援をお願いいたします。
|川端裕人
(作家)
チンパンジーなどの類人猿はとても長寿です。チンパンジーの飼育下での平均寿命は40年くらいだといわれています。2006年頃まで、日本でもチンパンジーを使った医学実験が行われており、医学実験のために飼育されているチンパンジーが大勢いました。彼ら彼女らは今も存命で、その後の長い「余生」を生きています。熊本サンクチュアリは、医学実験に使われていた民間施設を京都大学が引き取って、チンパンジーたちの終の住まいを豊かなものにしつつ、侵襲的ではない研究を行っている施設です。わたしたちの社会が、医学実験用だったチンパンジーたちに対して負っている責任を果たそうとしているのだと、私は理解しています。高齢化したチンパンジーたちが、日々の健康を維持するために、このクラウドファンディングが成功することを願っています。
|山梨裕美
(京都市動物園・主席研究員)
熊本サンクチュアリは、日本で唯一のチンパンジーとボノボのサンクチュアリです。チンパンジーやボノボの身体的・心理的なニーズに合った環境を整備し、その中で行われてきた様々な非侵襲的な研究を通して、わたしたちにたくさんの示唆を与えてくれる場所です。 さらに熊本サンクチュアリの高い飼育技術や蓄積されたデータは、動物園などの動物たちの暮らしを向上させることにも寄与してきました。たとえば、複雑な社会で暮らすチンパンジーにとって仲間との暮らしは重要です。そうしたチンパンジーの群れ管理などについても、日本の中でリードしてきた存在と言えます。 大型類人猿は心疾患が多いことが知られており、その早期発見は欠かせません。チンパンジー・ボノボの一生をサポートできるように、皆様からのご支援をぜひお願いいたします。
京都大学へのご寄附に対しましては、法人税法、所得税法による税制上の優遇措置が受けられます。
別途お送りする国立大学法人京都大学発行の「寄附金領収証書」に基づき、所轄税務署に確定申告してください。確定申告の時期は通常、毎年2月16日から3月15日(3月15日が土日の場合は翌日か翌々日)までとなっています。国税庁ホームページより確定申告書を作成される場合の「寄附金控除」の入力方法についてはこちらをご覧ください。
税制上の優遇措置についての詳細は、以下をご覧ください。
http://www.kikin.kyoto-u.ac.jp/exemption/
個人の場合(日本国内居住者)
①所得税の控除
所得税法第78条第2項第2号により、その年に支出した寄付金の額(総所得金額等の40%を上限とする)から2,000円を引いた額を、所得税の課税所得から控除することができます。
②住民税の控除
京都大学を寄付金控除の対象法人として条例で指定している都道府県・市区町村にお住いの方は、個人住民税の控除を受けることができます。
※控除額は、寄付金額(総所得金額等の30%を上限とする)から2,000円を差し引いて控除率を乗じた額となります。
※控除率は都道府県・市区町村あわせて最大10%です。詳細な控除率は、下記総務省ホームページをご覧ください。
総務省ホームページ(個人住民税の寄付金税制の概要)
※個人住民税控除対象の都道府県:京都府・大阪府・滋賀県・徳島県・山口県・愛知県
市区町村についてはこちらをご覧ください。
③相続税の控除
相続または遺贈により取得された財産を相続税の申告期限までに寄付した場合、その寄附金額には相続税が課税されません。
法人・団体の場合(日本国内居住者)
法人税法第37条第3項第2号により、寄附金の全額を損金算入することができます。
寄附金の受領日について
寄附金の受領日(領収証書の発行日)は、本クラウドファンディングの募集終了日(2022年3月18日)以降、READYFOR株式会社より国立大学法人京都大学への寄附金着金日(2022年5月10日予定)となります。領収証書を郵送しお手元に届くのは、2022年6月頃を予定しております。
ご留意事項
※寄附完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※寄附時にご回答いただく質問項目への回答は寄附の確定後、変更できません。あらかじめご承知おきください。
※本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
※本プロジェクトのギフトのうち、有効期限を設けている体験型のギフトについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。
※個人で100万円以上、法人で300万円以上のご寄附をいただいた際には、ご希望者に限り京都大学都境内記念館の寄附者銘板にご芳名を掲示することが可能です。該当される場合はご希望をお教えください。
- プロジェクト実行責任者:
- 伊谷 原一(野生動物研究センター長)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
超音波診断装置の購入:480万円、ギフト準備費用・配送料等大学諸経費:104万円、READYFORサイト利用手数料:116万円
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
ギフト
5,000円
5千円|応援コース
・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄附金領収証書
・京大基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ
<ご留意事項>
※HPへのお名前掲載について、万が一公序良俗に反するなど掲載が不適当であると判断できる場合、掲載を取り下げとする可能性がありますのでご了承ください。
- 申込数
- 79
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
10,000円
1万円|熊本サンクチュアリオンラインツアーコース
・熊本サンクチュアリオンラインツアー
※熊本サンクチュアリの様子を録画した動画URLを10月頃にご送付いたします。
・チンパンジー・ボノボの写真
- - - こちらもお届け - - -
・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄附金領収証書
・京大基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ
<ご留意事項>
※HPへのお名前掲載について、万が一公序良俗に反するなど掲載が不適当であると判断できる場合、掲載を取り下げとする可能性がありますのでご了承ください。
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
5,000円
5千円|応援コース
・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄附金領収証書
・京大基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ
<ご留意事項>
※HPへのお名前掲載について、万が一公序良俗に反するなど掲載が不適当であると判断できる場合、掲載を取り下げとする可能性がありますのでご了承ください。
- 申込数
- 79
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
10,000円
1万円|熊本サンクチュアリオンラインツアーコース
・熊本サンクチュアリオンラインツアー
※熊本サンクチュアリの様子を録画した動画URLを10月頃にご送付いたします。
・チンパンジー・ボノボの写真
- - - こちらもお届け - - -
・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄附金領収証書
・京大基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ
<ご留意事項>
※HPへのお名前掲載について、万が一公序良俗に反するなど掲載が不適当であると判断できる場合、掲載を取り下げとする可能性がありますのでご了承ください。
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月