タンチョウと私たちの未来のために。普及・啓発用の本をつくりたい!

タンチョウと私たちの未来のために。普及・啓発用の本をつくりたい!
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった寄付金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。寄付募集は8月9日(金)午後11:00までです。

寄付総額

1,295,000

目標金額 3,000,000円

43%
寄付者
63人
残り
17日

応援コメント
YUKI
YUKI1時間前身近なのに遠いタンチョウたちとその先のために活動して下さり、ありがとうございます。身近なのに遠いタンチョウたちとその先のために活動して下さり、ありがとうございます。
HiMaHiMaDow
HiMaHiMaDow2時間前丹頂鶴は、いちど絶滅しかけたのですが、地元の方がお茶殻などをまいてどうにか守りました。誰かが気づかない限り朱鷺のように絶滅してしまいます。鳥は声を上…丹頂鶴は、いちど絶滅しかけたのですが、地元の方がお茶殻などをまいてどうにか守りました。誰かが気づかない限り朱鷺のように絶滅し…
竹井アンジェラ
竹井アンジェラ3時間前Thank you for restoring balance to nature!Thank you for restoring balance to nature!
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった寄付金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。寄付募集は8月9日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

はじめに

~本プロジェクトの趣旨と概要~

 

日本に伝わる昔話『鶴の恩返し』から、中国の数学書『孫子算経(そんしさんきょう)』に由来すると言われる「つるかめ算」まで、私たちの日常におけるさまざまなシーンで親しまれているツル。

 

そんなツルの一種であるタンチョウは、昔こそ馴染みの深い動物でしたが、一時は「絶滅した」と言われるまで個体数が減少しました。近年では2,000羽近くにまで回復していることが確認できていますが、まだ多くの人にとっては身近な鳥と呼べるほどの存在ではありません。

 

他方で、個体数の増加に伴い生息域が拡大しており、事故や感染症などで命を落としている個体が毎年見られているのも事実です。

 

今、人々の暮らしと近くなってきているタンチョウの現状について多くの方に知っていただき、タンチョウを保護すること、すなわち保護活動のゴールについて、タンチョウの「再発見」から100年が経過した節目に改めて意識しなくてはならないと感じています。

※参照:https://digital.asahi.com/articles/ASS3S7J17S38UQIP036.html / https://www.hokkaido-np.co.jp/article/967988/

 

左:列車事故に遭ったツル
右:牛舎に侵入しているツル

 

そこで、30年以上タンチョウの調査・研究を続けてきた私たちタンチョウ保護研究グループでは、タンチョウがどんな生きものであり、私たち人間にとってどんな存在であるのかを整理するため、生態と現状を紹介する本(モノグラフ)を製作すること、そしてクラウドファンディングにてその製作費用を募ることにしました。

 

この本では、生息域や羽数をはじめとしたタンチョウについての最新情報や日本以外の生息地である中国、韓国、ロシアの情報を掲載し、日本語・韓国語・中国語・ロシア語・英語5カ国語に対応することを予定しています。多言語に対応することによって、海外の研究者やツルの保護活動に携わる関係者を招集し、タンチョウ保護のゴールを見据えた本を活用した各地域での具体的な活動について議論を進めたいと考えています。

 

タンチョウは、その美しい姿態や希少性などから幸福・長寿のシンボルとしてのイメージで知られていますが、その生態や現在の状況についての生きものとしての姿がよく知られていません。北海道では生息域が拡大しつつあるものの、人間との共存が重大な課題となっていることも、取り上げたいと思います。

 

足環をつけたヒナを放鳥。
親鳥が迎えてくれるところを確認しながらおこなっています。

 

世界的に情勢が不安定である今だからこそ、私たちは自分以外のさまざまな人々、さまざまな生きものたちとの豊かな未来について思いを馳せ、その実現に向けて自分たちにできることをひとつずつ丁寧に進めていく必要があると考えています。

 

私たちは、タンチョウにとって豊かな社会は、私たち人間にとっても豊かな社会であると考え、理想に向かって歩み続けます。

 

どうかご賛同いただけるあなたからの温かなご寄付を、心よりお願い申し上げます。

 

 

ご寄付で実現できること

 

皆様からいただいたご寄付は、タンチョウ保護研究グループの活動の普及・啓発を目的とした「湿地の神(God of the Wetland)」という本の製作費用として活用させていただきます。

 

この本は、これまでに私たちが同目的のために15年前に製作した3部作の冊子『湿地の神(God of the Wetland)』を1冊にまとめた内容になります。

 

『湿地の神(God of the Wetland)』三部作表紙

 

15年前に製作された『湿地の神(God of the Wetland)』は、当時開催された国際会議にて、それぞれの地域にてタンチョウのおかれている状況と、それに応じてどのような活動が可能か討議され、日本ではタンチョウの現状解説のための資料を作成することとなり、地球環境基金による助成金により生み出されました。

 

その後、普及啓発の目的のもとに実施した国際エコキャンプなどの場面でこの冊子は活躍し、冊子をご覧になった方からたくさんの素敵なご感想をいただくことができました。実際に国際エコキャンプにご参加くださった中国の学生さんからのご感想を紹介させていただきます。まさに、内外のこうした若者を一人でも増やさなければいけないと感じています。

 

北海道の印象

リンファン・タン(中国 東北林業大学/学生)


 

北海道を離れて数日経ちました。私は中国に戻ってきましたが私の心はまだ北海道にあります。私の心は美しい景色や、ダイアモンドのような雪や、親切で優しいみなさんと共にあります。そして私たちは美しいタンチョウと一緒に踊っているのです。

 

この10日間というもの、私はずっと北海道で撮った写真を見ています。驚いたことに、すべてがきれいで清らかなのです。私はすべての生きものが、例えば牛やシカやキツネやカラスやハトやワシやタンチョウなどですが、美しい住処や食べ物をお互いに分け合っているということにも驚きを覚えました。彼らは幸せな毎日を一緒に送っており、それがとても調和していてまた自然にみえました。

 

ボランティアの方々は皆さん毎日時間通りに野外調査をしていました。とても寒くて野外調査はきついのですが、みなさんは、やるなら楽しんでという心の持ちようでした。どのような時もこころからの微笑みを絶やしません。皆さんが湿地の神が幸せを運んできてくれると信じていて、皆さんが環境を守る責任があると自覚しています。

 

私たちは一つの地球に住み、同じ空をわけあっています。このことはまるで夢のようですが、この美しい空想や夢のようなことを将来現実にする必要があります。これは私たちがしっかり反省をしながら、よく考えていかなければいけないことだと思います。環境保護に携わっていきたいと思う一人の若者として、私たちはもっともっと保護活動をしていかなければいけないと思います。

 

私たちはもっと大勢の人たちに環境保護の大切さに気づいてもらわなければなりません。私たちは保護にむけてもっと努力する責任を負っています。大変な仕事ですし時間もかかるでしょうが、いつの日か私たちの夢は叶うと信じています。 また是非国際キャンプに参加したいです。 

 

しかしながら、助成金による取り決めにより配布できる先が限られてしまっていたこと、そもそも3部をまとめてお渡しできる機会を作りにくかったことから、かねてから助成金に頼らずに冊子を1冊の本にまとめて配布先を増やしたいとの想いがありました。

 

さらに、15年の時を経て、冊子に掲載しているデータが古くなってしまったこと、また、保護活動も含めたタンチョウと人との関係が変化してきた中で、社会におけるタンチョウに関わることの意義についても捉え直したメッセージを入れていくなど、内容を充実させる必要性も高まっています。

 

一方で、日々の運営は皆様からのご寄付に支えられて成り立っており、実際の調査にかかる経費に費用のほとんどを充当しているのが現状です。

 

環境省などからの受託調査以外の自主事業については、寄付金で対応せざるを得ないところですが、当団体はタンチョウの保護に向けた自主事業を行うことが主目的の組織であるために、保護に直接的に関連のない新規事業には、新たな資金源が必要となります。

 

そこで今回、クラウドファンディングを活用して、『湿地の神(God of the Wetland)』の総集編となる本の製作にあたってのご寄付を募るため、発行に最低限必要な費用を募ることを決めました。

 

目標を達成することが叶えば、日本語・韓国語・中国語・ロシア語・英語の5カ国語に対応することで、この本を用いて各国におけるタンチョウの保護活動の知見を共有・議論するための国際会議の場を開きたいとも考えています。

 

本を製作して終わり、ではなく、きちんと活用していくことが重要だと考えておりますので、ぜひこの国際会議の開催に向けても、皆様のご理解と応援を賜れますと嬉しいです。

 

タンチョウの集団。
絶滅寸前だと言われていたタンチョウは、現在個体数が2,000羽近くまで回復しています。

 

本には、タンチョウの保護活動におけるこれまでの経緯から、今日の最新の情報までが掲載されます。つまり、この本は私たちにとっても、これまでの活動の集大成ともいえるものです。

 

私たちの活動にご賛同いただける皆様とともに、日本のタンチョウ保護活動の歴史に新たな1ページを刻むような本にできれば嬉しく思います。

 

本の詳細

仕様:

・A4サイズ

・表紙+本文44〜46p予定

・5ヶ国語対応

 

製作主体:

・NPO法人タンチョウ保護研究グループ

・藤田印刷

 

初版製作部数:

1,000部

 

現状とスケジュール:

  1.  現在、編集の体制整備や作業の準備中(人員、自主編集のための機材確認、写真使用に際しての許諾等の確認)
  2. RCC(タンチョウ保護研究グループ)事務局とIRCN(国際タンチョウネットワーク)が協力して国際会議への参加者数人にコンタクト
  3. 2024年6月〜8月の期間でクラウドファンディング実施
  4. 今年末(12月)を目処に本を完成させ、ビジターセンター等現場での展示販売など、配布を開始
  5. 年明け可能な限り早い時期に国際会議を開催し、作成した本をタンチョウの生息する各国でより広く活用するための具体的に方法について話し合う。

 

主な内容:

  • 既存のページ内容の変更:写真の入れ替えなど最小限にとどめ、出版の意図を明確に表現するための内容追加を予定しています。
  • 内容の追加について:「前書き」を入れて意図について直接述べることに加え、新しく寓話、歌、美術、踊りなどを通して、古来より人がツルとどのように関わってきたか、そしてツルを通して何を学ぼうとしてきたのか、について可能な限りビジュアルで表現するページを加える予定です。

 

掲載予定の、啓発活動の写真を一部紹介
掲載予定の、啓発活動の写真を一部紹介
掲載予定の、啓発活動の写真を一部紹介

 

 

再び、クラウドファンディングに挑戦する理由

 

私たちは一昨年、2022年にはじめてクラウドファンディングに挑戦し、その際にはタンチョウの調査活動に必要な資金の一部としてご寄付を募らせていただきました。

 

いただいたご寄付により活動を続けるための財政面での危機的な状態が改善され、これまで日常的に継続している繁殖地の情報収集、標識調査、総数把握調査、タンチョウの現状と当団体の活動状況の広報に加え、昨年末に発生したタンチョウの鳥インフルエンザへの対応について関係機関を主導して、監視活動等を積極的に行うことができました。

 

具体的には、調査によりタンチョウの数は2,000羽前後の水準で横ばいとなっている傾向がわかり、ご寄付の一部がガソリン代に充てられたことで片道500kmにもなる広範囲への調査が可能になり、鳥インフルエンザの影響が広範囲に及んでいることがわかるなど、さまざまな成果につながりました。

 

ご寄付いただきました皆様に、この場を借りてあらためて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

この挑戦を通して、資金という側面でご協力いただいたことも大変ありがたい限りでしたが、それ以外にも、とても多くの学びを得ることができました。

 

そのひとつは、250名を超える多くの方にご寄付いただいたことにより、タンチョウは保護すべき鳥である、という認識が広く共有されていることへの気づきです。

 

それと同時に、これまで保護活動を行なってきてどうなってきたのか、そもそもタンチョウは何故保護が必要なのかなど、保護することの真の必要性まで踏み込んだ認識についてはまだまだ共有ができていないということも気づくことができました。

 

道路上のツル。
個体数が回復したことにより、行動範囲が人の生活領域にまで及んでいます。

 

これにより、私たちとしても、タンチョウの置かれている現状を通して、タンチョウを保護することの意味について、多くの方にあらためて考えていただきたいと強く感じるようになり、そのきっかけを作ることの重要性を感じています。

 

そして、そうしたきっかけを作るためにも、クラウドファンディングを通して私たちの活動を広げながら、実際的に活動の歩みを進める資金を募っていくことに可能性を見出しています。このような想いから、今回再びクラウドファンディングに挑戦し、活動の周知とともに本の製作費用を募ることができればと考えました。

 

 

皆様とともに実現したい未来

 

私たちタンチョウ保護研究グループは、タンチョウを守りたいと思う気持ちを持つたくさんの会員さんやボランティアの皆さんに支えられて、生態調査や保護活動に18年にわたり取り組んで来ました。

 

タンチョウは「おとぎ話や昔話に出てくる神秘的な存在」として広く知られているかと思いますが、年々数を増やしている今となっては、やがて生息域を拡大して釧路以外の地域の人々にとっても身近な鳥となることも考えられます。

 

そのような未来が訪れたときに、私たち人間が自分たちの幸せしか考えられないようでは、タンチョウを絶滅寸前にまで追いやってしまった当時と同じ過ちを繰り返すことになるでしょう。

 

そうならないためには、タンチョウという存在をまず知ってもらい、ともに豊かに生きていける未来を想像するための機会を作り続けることが必要です。だからこそ、今回のように冊子の内容を更新して、タンチョウの「今」を発信し続けることは非常に重要であると考えています。

 

くちばしに缶がはさまっている様子

 

そして、私たちは海外にも活動を広げています。アメリカ、ヨーロッパ、中国、モンゴル、ロシア、韓国、ベトナムなどのツル研究者とネットワークを作り、世界規模で保護啓蒙活動を続けてきました。

 

しかし、戦争などここ数年の急激な世界情勢の変化で、これまで交流できていた国際協力活動も一部中断しなければならない状況にあります。

 

自然や生命を慈しむ気持ちはどの国の人たちでも変わりません。タンチョウが生息している東アジア各国の、日本語・韓国語・中国語・ロシア語そして英語を加えた5カ国語併記で製作したタンチョウの本 『湿地の神(God of the Wetland)』を海外に向けても発信することによって、これまで続けてきた世界のタンチョウ生息地の人たちのネットワークを広げていきたいと考えています。

 

草の根の活動ではありますが、日本や海外のたくさんの人たちにこの本を通してタンチョウと人間の共生を考えることは、ひいては世界平和にもつながります。

 

私たちの想いと活動にご賛同いただける皆様からの温かいご寄付を、心よりお願い申し上げます。

 

タンチョウ保護研究グループについて

 

認定NPO法人タンチョウ保護研究グループは、タンチョウの調査と研究を行って、その結果を保護活動や助言に結び付けようと20年以上活動してきたグループがもととなっています。さらにその活動を組織的に実行するために、14年前に法人を立ち上げました。
 

グループのメンバーは、研究者やタンチョウをはじめとした野生動物に興味のある市民の皆様、野外活動好きの市民の皆様、学生さんなどが中心です。

 

2007年の国際会議の様子

 

これまで私たちタンチョウ保護研究グループでは、タンチョウと人との共存を考え、行動にうつすべく、総数把握のための冬季カウント調査、生息範囲と生息環境把握のための分布調査、行動を追跡するための標識調査などを中心に、さまざまな活動に取り組んできました。

 

現在は、タンチョウの調査・研究とそれを基にした保護活動や提言を行っているNPOとして、タンチョウの現状を広く伝え、問題提起などの社会活動を積極的に行っています。それとともに、タンチョウを一つの旗艦種として広く湿原や自然の保全を進めていく団体を目指して活動しています。 

 

定期的に開催している観察会の様子
韓国にて、事故の被害に遭ったツルを治療している様子。
日本のツルの状況把握には国際的な情報の連携が欠かせません。
タンチョウの雛を保護している様子

 

 

プロジェクトメンバーからのメッセージ

 

百瀬邦和

(タンチョウ保護研究グループ 理事長)

2年前の2022年2月22日、私たちはNPOの活動を継続するためにクラウドファンディングを始めました。なんとその二日後、ヨーロッパでウクライナ戦争が始まってしまいました。

 

気が付けばタンチョウをはじめとするツルは、鳥の中でもひときわ戦争の影を写しているように見えます。法的には休戦状態にある朝鮮半島の非武装地帯はタンチョウとマナヅルにとっての一大越冬地ですし、インドシナ半島のヒガシオオヅルはベトナム戦争によって絶滅が危惧されたほどです。ヒマラヤのツルと言われるオグロヅルの西部個体群が繁殖しているラダク地方ではインドと中国が度々衝突を繰り返しています。

 

そして、ツル達を通してこれらの場所と長く関わってきた私は、偶然なのか必然なのか、サンフランシスコ講和条約にちなんで、国の平和を意識した邦和という名前を付けてもらっていました。今、NPOの活動とそこでの私の役割の意味を問い直してみると、タンチョウを保護する私たちの活動の真の目標は戦争の反対側にある平和を追求することではないかと考えるようになっています。

 

先人たちはツルを鏡にして私たち人間の生き方を問うてきました。有名な「鶴の恩返し」の話はその代表でしょうか、生きていく際の目標を見誤った悲劇を言っているのでしょう。おそらく世界中の誰もが持っている、皆が平和で充実した人生を生きたい、という目標を改めて確認するための手段として、今も依然として生きているツルの鏡を、私たちはもう一度見つめ直し、生かし直さなければいけないという思いで今回の企画を立ち上げました。

 

思えば背の高さ、動きのテンポ、家族の姿、長い寿命、そして誰もに好かれる声や姿など、タンチョウは私たち人間が親しみ、自身を映すのに好適な鏡ではないでしょうか。豊かさを求めて自身が依って立つ生存基盤さえも危うくしてしまっている私たちの歴史の中で、今も私たちの社会を映しているように思います。

 

タンチョウは人からの迫害によって一時は数を減らし、その後、保護活動という人の働きかけの中で人との距離を縮め、交通事故や餌資源を巡る軋轢=農業被害、さらには化学物質による体内汚染やウイルスによる感染症など、目に見える姿で私たちの社会を映してくれています。

 

私たちはツルの持っている魅力を活用して人間社会を見つめ直すことができるのではないかと考えています。今回の企画は、多くの人にタンチョウをよく知ってもらい、さらにツルという鏡をのぞいてもらうことでタンチョウ保護の先にあるゴールについて想いを巡らせていただくためのものです。

 

冬季カウント調査にて

山根みどり
(タンチョウ保護研究グループ 顧問)

日本の芸術、文化において、美しさと幸福のシンボルとして日本人でタンチョウを知らない人はいないと思いますが、その一方で、生きものとしてのタンチョウを見たことがある、またどのような環境で生活をしているかを知っている人は多くありません。


生きものの保護には、生態についての知識が欠かせません。生息環境、食物、季節移動、繁殖の方法などのほか、今では人間との関わりが大きな課題となっています。普段は北海道の広大な湿原に生息し、私たちの目に触れる機会は多くないため、人々の関心はあまり高いとは言えない状況です。


しかし、現在、北海道内でタンチョウの分布域が拡大傾向にあり、今後も観察の機会が増えるものと思われます。将来、タンチョウが昔のように、本州に渡る可能性も視野に入って来るでしょう。


そこで、タンチョウの美しい写真とともに、生態やタンチョウが直面する問題を解説する本を作成し、北海道だけでなく、日本全国で関心が高まることをめざしています。

 

コウノトリやトキの事例のように、社会の関心が高まることで鳥と環境の両方の保護が可能になるでしょう。今回のクラウドファンディングで、多くの人に興味を持って読んでいただける本の実現を心から願っています。

 

 

応援メッセージのご紹介

 

スーツを着ている男はスマイルしている自動的に生成された説明

尾崎 清明 様
(公益財団法人山階鳥類研究所 副所長)

北海道におけるタンチョウの保全は、世界に誇ることのできる活動です。70年以上、長期継続されていて、その結果個体数は、数10羽の絶滅寸前から近年では2千羽近くまで回復しています。

 

しかし、一方ではこれまでと同じ冬期間の給餌を継続することにはさまざまな問題も抱えています。

例えば集中化による鳥インフルエンザなど感染症の危険、温暖な越冬地への渡りを制限しているのではという懸念など。また個体数が増加してきたことによる、繁殖場所の確保も重要な課題です。

 

そうした保全を進めるには、タンチョウの現状把握や生態に関する正確な知識が欠かせません。

 

タンチョウ保護研究グループが今回クラウドファンディングで目指しているのは、その目的にかなったタンチョウの解説資料『湿地の神』を合本した増補改訂版を作ることと、タンチョウの国際的な保全を推進するための国際会議を開くとともに、研究・保全のための次世代の人材を養成することです。

 

70年前に始まった北海道でのタンチョウの保全活動が、さらにロシア、中国、朝鮮半島へと広がっていき、より多くの人と鳥類の共存のみちを探ることにつながることを願い、この活動を応援したいと思います。

 

木の枝に座っている男性中程度の精度で自動的に生成された説明

本籐 泰朗 様
(公益財団法人日本鳥類保護連盟 理事, 釧路支部 支部長)

私がタンチョウ保護研究グループに在籍していた2012年、「湿地の神Ⅱ」の制作に携わりました。当時、写真の選定や構成、説明文の作成などを夜遅くまで議論しながら編集作業していたことを懐かしく思い出します。


完成した冊子は、中国内モンゴル自治区のタンチョウ生息地で実施した国際ネイチャースクールの際に現地の小学校で配布したり、中国、韓国、ロシアから鳥類保護を学ぶ大学生を日本へ招き10日間の共同生活をしながら冬期の過酷な総数調査を行った国際エコキャンプで使用するなど、さまざまな場面での普及啓発活動に役立ちました。また、私が現在勤務している釧路湿原国立公園温根内ビジターセンターでの環境教育活動でも使用しています。


現在、北海道では多くの関係者による長年の保護活動が実を結び、その個体数が1,800羽を超えるまでに回復しました。しかし生息域全体でみると4,000羽程という非常に希少な水鳥です。この現状や今後の課題を発信し、タンチョウとの共存・共生を目指して活動しているタンチョウ保護研究グループを、私はこれからも応援していきます。

 

 

税制上の優遇措置について

 

タンチョウ保護研究グループは、2018年3月に「認定特定非営利活動法人」としての資格を得ました。

認定NPO法人であるタンチョウ保護研究グループへのご寄付は、税制優遇の対象となります。

 

個人からのご寄付

個人の方からの寄付金は、特定寄付金とみなされ寄付金控除等の対象となります。
個人の所得税の控除について、「税額控除」と「所得控除」から有利な方を選択できます。

※詳しくは所轄税務署や国税庁のWebサイト等にてご確認ください。

 

法人からのご寄付

法人の皆さまからのご寄付金は、一般の寄付金等の損金算入限度額とは別に、特別損金算入限度額の範囲内で損金算入をすることができます。損金算入できる金額の計算には、他の認定NPO法人、公益財団法人や公益社団法人等に対する寄付金も含まれますのでご注意ください。

※詳しくは所轄税務署や国税庁のWebサイト等にてご確認ください。

 

※一部の住民税についても寄付金控除等の対象となる場合があります。
(詳細は、お住まいの自治体にお問い合わせください。)

※領収書(寄付金受領証明書)名義:ご寄付時にご入力いただいた「寄付者情報」の氏名を宛名として作成します。

※領収書(寄付金受領証明書)発送先:ご寄付時にご入力いただいた「寄付者情報」のご住所にお送りします。

※寄付の受領日:READYFORから入金のある2024年10月の日付となります。

※領収書(寄付金受領証明書)送付日:2025年1月に随時送付予定です。

 


留意事項

 

▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

 

▽ご寄付付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。


▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

 

▽ご寄付に関するご質問は、こちらをご覧ください。

 

▽本プロジェクトページ上の画像・メッセージについては、すべて提供元より許諾を得て掲載しています。

プロジェクト実行責任者:
百瀬 邦和(特定非営利活動法人 タンチョウ保護研究グループ)
プロジェクト実施完了日:
2025年1月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

<活用目的> ・タンチョウの本『湿地の神(God of the Wetland)』の編集および製作(1000部)  <詳細な使途> 人件費(交通費を含む):144万円、 編集用パソコン&ソフト:30万円、印刷製本費:80万円

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ギフト

5,000+システム利用料


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5千円|応援コース

⚫︎お礼のお手紙
⚫︎寄付金控除証明書
⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』のPDF版データ

寄付者
18人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

10,000+システム利用料


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【PDFデータ版】1万円|本へのお名前掲載&オンライン交流会に参加コース

⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』へのお名前掲載 ※ご希望者のみ
⚫︎タンチョウの四季の美しい姿を画像でお届け
⚫︎オンライン交流会 ※2025年2月〜3月頃頃実施予定/実施の1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

- - -  以下もお届け - - -

⚫︎お礼のお手紙
⚫︎寄付金控除証明書
⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』のPDF版データ

寄付者
13人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


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【製本版】1万円|本へのお名前掲載&オンライン交流会に参加コース

⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』の製本版をご郵送
⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』へのお名前掲載 ※ご希望者のみ
⚫︎タンチョウの四季の美しい姿を画像でお届け
⚫︎オンライン交流会 ※2025年2月〜3月頃頃実施予定/実施の1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

- - -  以下もお届け - - -

⚫︎お礼のお手紙
⚫︎寄付金控除証明書

寄付者
25人
在庫数
72
発送完了予定月
2025年3月

30,000+システム利用料


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3万円|もっと!応援コース

⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』へのお名前掲載 ※ご希望者のみ
⚫︎タンチョウの四季の美しい姿を画像でお届け
⚫︎オンライン交流会 ※2025年2月〜3月頃頃実施予定/実施の1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

- - -  以下もお届け - - -

⚫︎お礼のお手紙
⚫︎寄付金控除証明書
⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』の製本版もしくはデータ版をお届け ※ご希望をお教えください

寄付者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

50,000+システム利用料


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5万円|さらに!応援コース

⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』へのお名前掲載 ※ご希望者のみ
⚫︎タンチョウの四季の美しい姿を画像でお届け
⚫︎オンライン交流会 ※2025年2月〜3月頃頃実施予定/実施の1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

- - -  以下もお届け - - -

⚫︎お礼のお手紙
⚫︎寄付金控除証明書
⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』の製本版もしくはデータ版をお届け ※ご希望をお教えください

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

100,000+システム利用料


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10万円|本にロゴを掲載できます!応援コース

⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』へのお名前掲載 ※ご希望者のみ/ロゴ掲載も可
⚫︎タンチョウの四季の美しい姿を画像でお届け
⚫︎オンライン交流会 ※2025年2月〜3月頃頃実施予定/実施の1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

- - -  以下もお届け - - -

⚫︎お礼のお手紙
⚫︎寄付金控除証明書
⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』の製本版もしくはデータ版をお届け ※ご希望をお教えください

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

300,000+システム利用料


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30万円|本にロゴを掲載できます!そしてもっと!応援コース

⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』へのお名前掲載 ※ご希望者のみ/ロゴ掲載も可
⚫︎タンチョウの四季の美しい姿を画像でお届け
⚫︎オンライン交流会 ※2025年2月〜3月頃頃実施予定/実施の1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

- - -  以下もお届け - - -

⚫︎お礼のお手紙
⚫︎寄付金控除証明書
⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』の製本版もしくはデータ版をお届け ※ご希望をお教えください

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

500,000+システム利用料


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50万円|本にロゴを掲載できます!そしてさらに!応援コース

⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』へのお名前掲載 ※ご希望者のみ/ロゴ掲載も可
⚫︎タンチョウの四季の美しい姿を画像でお届け
⚫︎オンライン交流会 ※2025年2月〜3月頃頃実施予定/実施の1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

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⚫︎寄付金控除証明書
⚫︎本プロジェクトで製作する本『湿地の神』の製本版もしくはデータ版をお届け ※ご希望をお教えください

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制限なし
発送完了予定月
2025年3月

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