脳腫瘍のくーちゃん(5歳♂、キジトラ)を助けてください

脳腫瘍のくーちゃん(5歳♂、キジトラ)を助けてください

支援総額

1,039,000

目標金額 1,000,000円

支援者
119人
募集終了日
2022年10月31日

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プロジェクト本文

【目標金額達成のお礼とネクストゴールについて】

 

くーちゃんのクラウドファンディングを見てご支援いただきありがとうございました。

100万円の目標達成ができました。

はじめはやり方がわからず身内や知り合いに声をかけるところから始め、共感していただいた仲間やSNSを通じて最終的には多くの方々からご支援いただくことができました。

自分一人の力では到底成し得ないことであり、ご協力いただいた方々一人一人のおかげです。

ここに厚くお礼申し上げます。

 

そして、くーちゃんの治療費についてはまだかかる見込みであり、達成前にご支援のお約束をされた方でまだ支援できるのかと悩まれている方などに向けて、ネクストゴールを120万円に定めて再度ご支援募ることにしました。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、プロジェクト終了時の金額はこちら側に反映されることになっており、くーちゃんの手術費の一部に使わせていただきます。

皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

▼このプロジェクトの趣旨

 

2022年4月末、突然、飼い猫のくーちゃんの具合が悪くなり、治療を進めた結果、途方も無い金額が掛かってしまいました。治療はまだ進行中であり、費用はこれからもかかります。

気づいたら手術費だけでも自分たちで対処できかねるほどの費用がかかり、クラウドファンディングでご支援頂けないかとはじめてみることにしました。

 

もともとクラウドファンディングは、病気について調べていく中で見つけました。

病気について調べると、病院側、医師側の視点で述べられたものが大多数で、いつもペットのそばにいる飼い主側の情報が少なく、そうしたことを発信することは同じ悩みを抱えた人の参考になるのかもしれないと思いました。

 

 

▼自己紹介

 

くーちゃんは5歳のキジトラの男の子です。

愛知県常滑市に赴任していた知人が保護した猫が産んだ仔です。

一緒に生まれたみーちゃん(♀)と、生後3ヶ月で東京の片隅にある我が家にやってきて、しばらくは猫2匹ひと一人で暮らしてきました。

 

 

子猫時代

 

くーちゃんもみーちゃんも呼べば返事をするし機嫌がよければ寄ってきてあいさつするし、ご飯、いい子、ダメなど幾つかの言葉を理解しています。

引き戸が閉まっていると前足で開けて家中を自由に動き回ります。

どちらも人見知りですが、くーちゃんは知っているひとには甘えん坊で寒い日にはひとの膝上から動きません。

 

みーちゃんとは仲良しで小さい時から一緒に遊んだりくっついて寝たり、時には2人で留守番したりして過ごしてきました。

 

 

くーちゃんはカギしっぽです。

 

彼らと暮らし、しばらくして飼い主にパートナーが出来て、猫2匹、ひと2人の暮らしになりましたが、猫たちは受け入れてくれて問題なく暮らしています。

家を空けることもなくなり猫たちにとっても良かったかと思います。

 

いつも一緒にくっついていました。

これ以降、手術後までくっつくことはなくなってしまいました。(2022.6/8)

 

 

小さい頃から細々とインスタグラムもやっていました。

 

 

 

▼脳腫瘍が発見された経緯①(原因がわからず治療していた期間)

 

4月後半に初めて異常行動(旋回運動)が起こります。

結果から言うと、この異常行動は脳腫瘍が大きくなったことで脳が圧迫され引き起こされたものでした。

 

くーちゃんの旋回運動は尻尾を追いかけるように反時計回りに回り続けます。

 

数年前に急に痩せたことがありましたが、血液検査をしたところ異常はありませんでした。

それ以外特に気になることもなく、これまで病気らしい病気もなく過ごしてきたと思っていました。

この直前も少し元気がないかもということはありましたが、たまにあることでしたし特に気に留めずにいました。

異常発覚後は週2、3回〜2週に1回程度、動物病院(一次診療機関)に通院することになります。

 

4/20 初めて旋回運動(約5時間回る)に気付く。

 

4/25 旋回運動(短時間)。

 

4/27 某病院でジアゼパム(抗てんかん薬)の皮下注射をされ、体調を崩す。   

   通常、猫には行わない処置らしく、対応も怖いので

   すぐに別の病院に行くことにしました。

   転院先で抗てんかん薬と抗生剤を処方される。

 

5/3 旋回運動(約2時間)。

 

5/6 旋回運動(約3時間)。

   この後6月までは元気を取り戻したようでした。

 

6/2 おとなしい。(具合悪そう)

 

6/7 旋回運動が起こらず、血液検査の結果も良好だったので処方薬(抗生剤)が1つ減る。

   主治医ではない先生に脳腫瘍の可能性はないと言われる。(のちに訂正)

 

6/13 断続的な旋回運動(約2時間)。

   処方薬が2種類に戻る。

 

6/20 旋回運動(約3時間)。

   この頃より、前後左脚の麻痺が顕著になる。左目はほぼ見えていないとのこと。

 

7/13 旋回運動(約1時間半)と徘徊。

   7月に入った頃から、意味なく長時間ウロウロすることが増える。

   話しかけにも応じず明らかにおかしい状態です。

 

7/17 旋回運動(約9時間半)。

   絶望的な気持ちでただ見守るしかできませんでした。

 

7/20 トイレでうめき声をあげ、10分くらいかけて少量の尿を出す。

   その後しっぽを下げて2時間ほど徘徊する。

 

7/22 旋回運動(約4時間)。

 

 

▼脳腫瘍が発見された経緯②(腫瘍が見つかってから対処療法まで)

 

7月に入った頃からくーちゃんの異常さが日常的になり、日を追う毎に悪化していきました。

6月頃からMRI検査の話が出ていましたが、かかりつけ医の基本方針に従い経過観察を優先してしませんでした。

しかし、7月半ばに差し掛かった頃になるともう本当に辛そうで、MRI検査で原因を探すことになりました。

 

7/23 MRI検査で腫瘍が見つかる。

   8/1に二次診療機関(人間でいう大学病院のような施設)で診察を受けることになる。

病院より使用許諾取得済み)

 

MRI画像中の白い塊が腫瘍でかなり大きいとのことでした(病院より使用許諾取得済み)

 

7/24 旋回運動(時間不明)。

   トイレの外で排尿する。

 

7/25 ぐったりして1日中寝る。起きて徘徊し始めるが、

   横に倒してやると電池が切れたように寝だす。

 

7/26 旋回運動(時間不明)。

   ふらつきが激しいため病院へ。⇨栄養剤点滴。

 

7/27 少し元気になる。久しぶりに鳴き声を聞く。投薬時に吐く。

 

7/28 旋回運動(時間不明)。ふらつきあり。布団に尿。トイレの外に便。

 

7/29 朝元気。薬嫌がる。夜、投薬後に旋回運動(約1時間)。

 

7/31 寝ている時間が長い。震えながら立ち上がろうとするが、起き上がれずに再び寝る。

   23時頃、ふらついて階段から落ちる。 

 

8/1 0時、旋回運動。朝、カーペットに尿。

 

   二次診療機関で診察⇨画像診断の結果は、「悪性のリンパ腫の可能性が高く腫瘍が脳の深

   部にあるため手術は極めて困難」とのこと。前後左脚は麻痺しており、左目はおそらく失

   明しているとのこと。もってひと月と宣告される。手術をするなら最短が8/13だがそれま

   で体力がもつかわからないとも言われました。

 

   このときのくーちゃんは脳腫瘍に圧迫された脳が腫れ、小脳ヘルニア(小脳が頭蓋骨内から

   離脱)を起こす手前の危険な状態でした。

   手術を諦め、かかりつけ医のもとで延命目的の対処療法(インターフェロン注射、オゾン療  

   法、抗がん剤)に切り替える。

急に痩せてきて辛そうでした

 

 

▼手術までの経緯

 

8/1に手術を諦め対処療法に切り替えたところ効果があり、くーちゃんは元気を取り戻してきました

くーちゃんは元気になって良いはずなのに、自分自身はこのままでは近いうちに脳腫瘍が大きくなり脳を圧迫して死んでしまうがわかっているのです。

なんとかしてあげたいと思い、QOL向上や痛みを緩和させる可能性のあることや手術の可能性など、考え得ることをこれまで以上に調べるようになりました。

 

8/4 旋回運動、徘徊。

 

8/5 トイレの前に尿。

 

8/6 元気だったが夜に旋回運動

 

8/7 夕方まで寝て過ごす。栄養ドリンクをあげようと抱くと足で蹴り上げる動作(意思に反して    

   出ている感じ)

 

8/8-10 旋回運動、徘徊、トイレ失敗。

 

8/11 セカンドオピニオンをお願いしていた先生から手術可能というメールが届く

 

メール内容(抜粋)

「手術のリスクはありますが、最深部の中大脳動脈付近のところで深くいかずに、残存させることと、脳幹と大脳を隔てる膜を超えなければ安全に摘出できます。 〜略〜 早めに減圧してあげるのが良いと思います。  〜略〜 きちんとした手順で、しっかり前に進めていきましょう。」

 

8/13 朝から寝ており、夕方になっても寝ていて少し冷たくなっているようなのでかかりつけ医

    のもとへ。栄養剤点滴をして帰宅するが意識が遠い様子。

    8/16に二次診療機関(以前とは別の機関)へ診察に行き、8/19に手術をすることにな

    る。

 

8/14 昏睡状態に陥ってしまい朝イチでかかりつけ医のもとへ。点滴とグリセオール(脳圧を下

    げる薬)の処方をしてもらっている間に執刀医と連絡が取れ、二次診療機関へ緊急入院す 

    る。

頭を少し高くして脚が冷たいのでホットカーペットをつけタオルをかけています。

 

 

8/15-18 二次診療機関の集中治療室で管理、入院する。入院時よりは健康状態は良好との報告

     を受ける。

 

 

▼腫瘍摘出手術、病理検査結果、その後の方針

 

8/19 深夜に及ぶ手術の結果、腫瘍の95%程度を摘出したとのこと。

   手術自体は成功と言える範疇のようでした。

右が術前、左が術後。術後の黒い空洞部分が腫瘍摘出箇所。(病院より使用許諾取得済み)

 

8/20-8/29 容態安定のための入院。

      排尿に問題があるらしく、しばらく様子を見ることに。

手術後入院中のくーちゃん

 

8/30 排尿に多少の問題があるが大丈夫とのことで退院する。

   腫瘍の病理確定診断の結果も出ていましたが、結果は2通あり悪性グリオーマ(グレード 

     Ⅳ)星状膠細胞腫(low grade)とのことでした。検査機関の信頼度から言うと前者の

   可能性か高いと言われました。

  

  

2通の診断結果(病院より使用許諾取得済み)

 

この先の治療については、腫瘍摘出後、放射線療法、抗がん剤治療が通例ですが、グリオーマの場合は放射線や抗がん剤が効かないとも言われているらしく、各科の先生と相談して決めることになります。

 

▼退院後の様子

 

意思の疎通が取れるようになり、自分からスリスリしたりゴロゴロしてくれます。

エリザベスカラーが邪魔であちこちぶつかりながらですが、元気に動き回っています。

みーちゃんには威嚇されてしまいます。

でも、もとの大らかで優しいくーちゃんがここにいます。

 

諦めていたらこのときは一生訪れませんでした。

短い期間ですが、幸せをかみしめています。

この時をできる限り長く、と思わずにはいられません。(9/2 クロ主)

大きな傷跡が痛々しいですが、病気中よりはだいぶ生気がみなぎっているようです

 

▼支援金の使用用途

 

今後の治療が資金難により継続出来なくなることがないよう、8/19にかかった入院手術治療費 1658048円 の一部に使わせていただきます。

 

 

▼続報(9/8−9/19)

 

9/8 通院日。診療が総合診療科から腫瘍科に移り始めの診察。腫瘍科と放射線科の先生に今後の  

   治療方針をきく。

   くーちゃん、カラーが外れすっきりする。

  

  腫瘍科の先生の話

   ・腫瘍摘出後は腫瘍の種類にもよるが、放射線治療が通例になっており、

    放射線治療を勧める。

 

  放射線科の先生の話

   ・猫のグリオーマでの放射線治療の先例がかなり少なく、なんとも言えない部分はあるが

    ガン治療に一般的に行われる放射線治療では、進行の抑制に効果があり、外科手術で取

    りきれなかった部分は放射線治療が有効なのではないか。

   ・腫瘍摘出手術時より麻酔時間が短く、体力も回復しているので

    手術時より麻酔の危険性は少ない。

   ・他の先輩猫たちは放射線照射後、案外ケロっとしていることも多く、人間が受けるより負

    担が軽く感じる。(先生の感想。)

 

  このようなことでしたが、くーちゃんの体力の回復具合を考慮し、また再び高額な費用がかか

  ることから、数日考えさせてもらうことにする。

 

9/15 放射線治療をする決断をし、病院へ連絡すると最短で10月末からと言われる。

   他の病院を当たってみるも同じ設備を持った病院はどこも同じような答えなので、結局10

   月末から放射線治療をすることにする。

 

エリザベスカラーを外した直後くらいのくーちゃん(9/10)

6月以来はじめてくっついてくれました。頭の毛も少し伸びました。(9/19)

 

▼これまでの経費(一部抜粋含む)

 

血液検査/レントゲン等 42020円 × 2

血液検査 およそ10000円

MRI検査 100100円

オゾン療法、インターフェロン注射、抗がん剤注射 12485円(週1回〜8/14)

オゾン療法、インターフェロン注射 5720円(週1回〜8/14)

薬 6600円(週1回〜8/14)

かかりつけ医以外での通院、診療費 約30000円(〜8/14)

入院手術治療費 1658048円 

長距離移動通院費など およそ100000円(〜8/30)

8/19にかかった入院手術治療費(病院より使用許諾取得済み)

 

(病院より使用許諾取得済み)

(病院より使用許諾取得済み)

 

<ご支援にあたっての注意事項>
▶︎ 1. ペット保険について
①ペット保険による補償の有無:無

 

▶︎ 2. 万が一の場合の代替の資金使途について
万が一、くーちゃんが亡くなってしまった場合、いただいた支援金については、返金はせずこれまでの治療費に当てさせていただきます。

 

▶︎ 3. 問い合わせ先について
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先:hurrykn10@agate.plala.or.jp

 

▶︎ 4. 治療方針などが変更になった場合について
プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

 

▶︎ 5. READYFOR事務局からのご連絡
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
【ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え】

 

https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/

 

プロジェクト実行責任者:
高橋健樹
プロジェクト実施完了日:
2022年10月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

今後の治療が資金難により継続出来なくなくなることのないよう、8/19に行われた入院手術費用(1658048円)の一部に充てさせていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額の目安は400万円ですが確定事項ではなく、今後の治療によって変わってきます。目標金額の100万円は必要金額の1/4ですが、100万円でも大金であり既に支払った手術費用165万円の補填に当てさせていただこうと考えています。 差額は自費で支払います。

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リターン

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