プロジェクト概要

おかげさまで目標金額を達成できました!
引き続きネクストゴールとして180万円を目指してまいります。

 

皆様こんにちは、左手のピアノ国際コンクール実行委員長・左手のピアニストの智内威雄です。


先日からお願いをしておりましたReadyforでのクラウドファンディングですが、ついに目標額にしていた100万円を達成することができました。皆様からのご支援に心より感謝いたします。その達成を受けReadyforのスタッフや、我々プロジェクトメンバーと話し合いを行い、より発展的な試みをするため以下の二点を追加募金の目的として掲げることになりました。

 

①アジア近隣言語への翻訳のため。
近年アジア地域に(特に中国、韓国)ではピアノ人口が急速に伸びています。しかし演奏レベルの向上と無理な訓練とは隣り合わせにあるものです。そのために運動障がいを患う者が増加していることが想定されます。今回このように左手の音楽にフォーカスした国際コンクールが日本で立ち上がったことを、彼らにも知らせるため多言語化が必要と判断しました。主にHPや要綱を中国語と韓国語に翻訳することを目的とします。

 

②小・中・高等学校・特別支援学校の生徒を招待するため。
この障がいの有無を乗り越える素晴らしい音楽の取り組みを、音楽家のためだけではなく、これからの未来を担う子どもたちと共有したいと思います。その実現に向けて開催地周辺の小中学校・特別支援学校の生徒や親御さんが会場に来られるような環境作りを目指します。

このように左手のピアノ国際コンクールという取り組みを、音楽家のためだけに役立たせるのではなく、広く多くの方々が集える場に成長させられればと思います。


以上の理由で追加支援を募集することになりました。具体的には80万円の追加支援を募集しています。
引き続き皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

左手のピアノ国際コンクール実行委員長

智内威雄
(2018年2月22日 追記)

 

〜左手のピアノ国際コンクール〜

左手のピアノ国際コンクールは、世界で初めての「左手のピアノ音楽」のためのコンクールです。左手のピアノ曲は、戦争で右手を失った人達がピアノという楽器の可能性を信じ、残された左手一本で果敢に挑戦した結果、数千といわれる楽曲が生まれ発展しました。
障がいのある無しを超えて、左手のピアノ音楽の魅力を、より多くの人に感じてほしい。表現してほしい。2018年11月、記念すべき第一回目の左手のピアノ国際コンクールを開催します!

左手のピアノ曲は、過去の挑戦の歴史によって作られました

 

皆さんこんにちは、左手のピアニストの智内威雄(ちないたけお)です。左手のピアノ国際コンクールの実行委員長を務めております。

 

私は左手のピアニストとして『苦難の歴史を乗り越えた芸術を、開かれた未来のために』をスローガンに、「左手のピアノ音楽」の復興普及活動を行ってきました。

 

「左手のピアノ音楽」とは、その名の通り、左手のみで弾くピアノ曲のことです。歴史をひもとくと、この音楽分野の発展は第一次世界大戦で右腕を失ったピアニスト達が数千曲と言われる曲を作ったことに始まります。それは、残された左手でピアノ演奏を表現するという果敢な挑戦だったのです。その試みは成功し、その当時のクラシック音楽界に一大旋風を巻き起こしました。


レオポルド・ドフスキー(1870年生~1938年没) / ヨハン・シュトラウス2世「宝石のワルツ」のテーマに基づく交響的変容(1928) 「左手のアーカイブ」プロジェクト提供)


ラヴェルやプロコフィエフをはじめ、実に多くの著名な近代作曲家が左手のための楽曲を書き、ほとんどの有名なオーケストラが演奏会でとりあげるほどになりました。しかし後継世代の演奏者や作曲者を育てることに失敗し、残念なことにそれらの楽曲は時代の経過とともに忘れられてしまったのです。

現代でも、右手にハンディキャップをもつ演奏家は潜在的に相当数にのぼるといわれており、プロの音楽家のうち100人に1人は音楽家のジストニアを患っているといわれています。(*1)

 

左手のピアノは、このような演奏家に音楽を続ける希望を示すものであります。

 

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左手のピアノ国際コンクール実行委員長の智内威雄です。

 

1人の左手のピアニストとして、その魅力を伝えていきたい

 

私は物心ついた頃にはすでにピアノを弾いており、演奏が楽しく、ひたすら練習や研究に打ち込んでいました。しかしその後、ドイツ留学先で局所性ジストニアという思うように手指がコントロールできなる病を発症しました。

それを機に、指揮や声楽、作曲など音楽表現を求め、そんな時に左手のピアノ音楽と出会いました。

 

「局所性ジストニア」とは、神経疾患の一つで、脳が誤作動を起こし動かしたい部位が思うように動かなくなる病気です。リハビリも一生懸命行い、日常生活に問題ないところまで回復しました。しかし、右手が演奏できるまでには戻らないと知った時には頭が真っ白になりました。

 

その後は自分の音楽表現を求め、作曲や声楽、指揮にも挑戦しました。そんな時、恩師から左手だけで演奏できるピアノ曲の楽譜を渡されました。その楽譜を開いてみると見たことがないような深い音楽表現が刻まれていました。私は驚き研究を進めていくうちに、この埋もれた芸術分野を世に紹介する「左手のピアニスト」になろうと決心しました。

 

「左手のピアノ音楽」のあり方を次の世代へ手渡し、さらにはより大きなうねりを生むべく、世界初になる「左手のピアノ国際コンクール」開催に向けたプロジェクトを立ち上げました。このコンクールを通して、障がいの有無に関係なく、より多くの方が「左手のピアノ音楽」に関わる機会をつくり、より多くの方にその魅力を知ってほしい、そんな想いでコンクールを絶対に成功させたい、と思っております。

 

この「左手のピアノ国際コンクール」の実現に、みなさまのお力添えをいただければと思っております。

 

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左手だけのピアノ演奏は、両手の演奏とはまた違った趣があります。

 

2018年11月、「左手のピアノ」国際コンクール開催!

 

今年はじめて、「左手のピアノ」国際コンクールを、大阪府の箕面市で行うことが決定しました。開催日は2018 年11月2日(金)、3日(土)、4日(日)の3日間で、大阪府箕面市立メイプルホール大ホールで行います!

 

左手のためのピアノ曲にフォーカスを当てたコンクールという世界初の試みは、国内外からも注目を集めており、世界における左手のピアノ曲のさらなる発展と充実を目指します。

このコンクールは、左手のピアノ曲の認知向上だけでなく、ピアノ演奏を通した地域社会との連携も視野にいれ、国際文化交流を育む箕面市と関連する諸団体、市民と共に世界に向けて発信します。左手のためのピアノ曲を専門的に紹介する演奏家を育成する「プロフェッショナル部門」と、片手演奏の楽しみをより広く共有していく「アマチュア部門」の2部門を設けました。

 

また、コンクール期間中には、世界で活躍する国内外のプロの演奏家を招待し、多様性のある左手のピアノ音楽の魅力を広くアピールします。さらに具体的なプログラムについてはこれから詰めていく過程にありますが、すでにたくさんの方のご協力をいただきながら計画を進めています!

 

第1回 左手のためのピアノ国際コンクール概要

開催日:2018年11月2日(金)、3日(土)、4日(日)
開催会場:箕面市立メイプルホール(大阪府箕面市箕面5丁目11番23号)
部門:①芸術振興部門、②教育福祉部門
主催:一般社団法人ワンハンドピアノミュージック
共催:箕面市、箕面市教育委員会、公益財団法人 箕面市メイプル文化財団、公益財団法人 箕面市国際交流協会(MAFGA)

お問い合わせ先:
▶contact@onehandpianomusic.com
▶090-6047-3005(ワンハンドピアノミュージック事務局)
▶072-721-2123(メイプルホール)

 

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会場は、この箕面市立メイプルホール(大ホール)です。​

 

行間を読ませる、左手のピアノ音楽
その美しさを伝えていきたい

 

通常の両手でのピアノ演奏に比べ、音が少ないことが欠点と思われますが、実はこの欠点を活かし長所にまで高めてしまったのがこの分野の魅力でもあります。

 

ピアノの構造上「ペダル」という音を伸ばす装置を長く踏めば踏むほど、ピアノは共鳴して大きな音像が生まれます。しかしこれは音の濁りと隣り合わせであり、音数が多いと不利であり、音数が少ない方が有利であると言われています。

 

このように左手のピアノ演奏は、より大きな音像、より響きを沢山含んだ音楽表現が出来るようになり、自在に行間を読ませたり時には両手のように速く動いてみたりと、新たなピアノ演奏の表現を開拓してきました。

 

両手で演奏するピアニストたちにとっても、この「左手のピアノ音楽」は先人が築き上げた魅力ある演奏分野でもあります。このコンクールによって、片手のピアノ演奏や、その作品を後世へ継承させていく音楽家を育てることにその意義があると確信しています。このイベントは日本発のイベントとして世界に向けて発信し、今後は20世紀前半に左手の音楽が栄えたヨーロッパでの開催も視野にいれています。障がいの有無に関わらない垣根のない芸術を、未来に繋げていきます。

皆さまのご支援を、改めてお願い申し上げます。

 

資金使途

コンクール運営費用(コンクールの賞金および記念品、審査員謝礼、スタッフ人件費、印刷・制作費、運搬・郵送、広報宣伝費)約200万円に充てさせていただきます。

 

左手のピアノ国際コンクール実行委員会

 


智内威雄

1976年埼玉県生まれ。

東京音楽大学在学中にミラノにて研鑽(けんさん)を積む。卒業後、ドイツ国立ハノーバー音楽大学に入学、その間、グリーグ国際コンクール、マルサラ国際音楽コンクールにて入賞受賞。2001年ジストニアが発症し休学・リハビリに専念する。右手の演奏復帰はならなかったが、日常生活にほぼ支障をきたさないまでに回復。2003年よりドイツにて左手のピアニストとして活動を再開。

2006年に広島交響楽団とラヴェルの「左手のための協奏曲」を共演し絶賛され、同年日本デビュー。「左手のピアニスト」として驚異的なテクニックと深遠かつ豊かな音楽性で新境地を切り拓く。

2010年には、歴史的楽曲の復興と、片手演奏の普及を目指し「左手のアーカイブ」プロジェクトを設立。代表を務め、コンサートやピアノの教育に力を入れ活動し、メディア各社にて取り上げられている。

 

 

有馬圭亮
1989年生まれ。
2010年、局所性ジストニアの発症を機に左手のためのピアノ作品の演奏を始める。2012年、左手のピアニスト智内威雄氏が代表を務める任意団体 「左手のアーカイブ」プロジェクト に参加し、片手のピアノ演奏の社会化を目指す活動を始める。同プロジェクトより、片手の初級者用楽曲vol.1「日本の唱歌 ~かたつむり、虫の声、他~」を出版。2013年、現田茂夫指揮、日本センチュリー交響楽団とラヴェル作曲「左手のためのピアノ協奏曲」を協演。第17回松方ホール音楽賞、奨励賞受賞。読売テレビ、かんさい情報ネットten.で特集 「左手だけのピアニスト」 が放送される。初級者楽譜vol.2「しゃぼんだま」、vol.3「さくら」、vol.4「浜辺の歌」を出版。
2014年、「ワンハンド・ピアノレッスン」 にて片手の演奏指導を開始。ホームページを開設。左手のピアノ・アルバム シャコンヌをリリース。2015年、大阪教育大学大学院修了。関西を拠点に演奏、音楽指導、講演活動を行う。6月、関西テレビ「夕方LIVE ワンダー」で特集「左手のピアニスト」が放送される。10月、日本テレビ「NEWS ZERO」桐谷美玲 my generation で特集が放送される2016年「左手のアーカイブ」プロジェクト法人化に伴い、(社)ワンハンドピアノミュージック理事。

 

岡田侑子(左手のピアニスト・運動生理学研究者)

1990年奈良県出身。
4歳よりピアノを始め、私立帝塚山高等学校(奈良県)を経て、2009年同志社女子大学学芸学部音楽学科へ入学。在学中、ピアノを田渕千代子氏に、音楽療法を濱谷紀子、稲田雅美の各氏に師事。
2011年(大学3年の時)に右手局所性ジストニアと診断されたのをきっかけに、左手の音楽に取り組み始め、並行して音楽生理学の勉強を始める。2013年左手にも局所性ジストニアを発症し、いったん音楽から離れるも、その年左手のピアニストとして国内外で活躍する智内威雄氏と出会い、左手の音楽の世界に魅了される。音楽生理学で得た知識をもとに、独自の訓練方法を編み出し、左手のリハビリに取り組み始める。2015年7月からは並行して智内威雄氏の元で左手の音楽の追及・奏法の見直しを始める。約2年間の休養・リハビリ期間を経て、2016年11月奈良市音声館にて「復活記念 左手のピアノリサイタル」を開催し、その模様が産経新聞、奈良新聞に掲載される。
現在は様々なコンサートに出演するとともに、智内威雄氏の下で歴史に埋もれた楽曲の発掘を行い、独自に左手の奏法の解剖学的考察を行っている。また、ワンハンドピアノミュージックの一員としても活動を始め、教育福祉分野における研究活動(鍵盤ハーモニカを用いた機能向上訓練の研究)を行う傍ら、ワンハンドピアノレッスンの講師としても活動をしている。

 

その他、審査員や運営メンバーには作曲家、ピアニスト、音楽教育者、建築家、美術家、国際交流事業に携わる方、ホール運営の方、運動生理学研究者など、顧問には演奏者、医療従事者などが含まれます。このようにさまざまな分野の専門の方と意見交換をしながら、運営を進めています。そして音楽家による音楽家のためのコンクールではなく、広く社会と器楽演奏を考えていくコンクールを目指しています。

 

左手のピアノ演奏を聴いてみませんか。

 

■3,000円のリターン
①感謝の気持ちを込めたお手紙をお送りします。

■10,000円のリターン1
①感謝の気持ちを込めたお手紙をお送りします。

②イベントで配布されるパンフレットにお名前を掲載します。

③11/2の19:00から行われる基調講演+コンサートのチケットを1枚プレゼント。(出演 :智内威雄・F.マインダース 会場:箕面市立メイプルホール 大ホール)

■10,000円のリターン2

①感謝の気持ちを込めたお手紙をお送りします。

②イベントで配布されるパンフレットにお名前を掲載します。

③プロフェッショナル部門本選出場者の演奏を収録したダイジェストCDをプレゼント。

※CDの送付のみ、2019年2月末頃までのお届けとなります。


■30,000円のリターン

①感謝の気持ちを込めたお手紙をお送りします。

②イベントで配布されるパンフレットにお名前を掲載します。

③チケット3日間通し券をプレゼント 11/2(金) プロフェッショナル部門予選・基調講演+コンサート 11/3(土)アマチュア部門本選 11/4(日)芸術部門本選

④プロフェッショナル部門本選出場者の演奏を収録したダイジェストCDをプレゼント

※CDの送付のみ、2019年2月末頃までのお届けとなります。


■50,000円のリターン1

①感謝の気持ちを込めたお手紙をお送りします。

②イベントで配布されるパンフレットにお名前を掲載します。

③11/2の19:00から行われる基調講演+コンサートのチケットを1枚プレゼント。(出演 :智内威雄・F.マインダース 会場:箕面市立メイプルホール 大ホール)

④ワンハンドピアノミュージックの左手のピアニストメンバー(有馬圭亮or岡田侑子)による演奏+説明会等。事前コンサートを行う権利。(交通費・滞在費別途 要相談)


■50,000円のリターン2

①感謝の気持ちを込めたお手紙をお送りします。

②イベントで配布されるパンフレットにお名前を掲載します。【支援のほとんどが今回のプロジェクトに活用されるコース(リターンではなく純粋募金を目的とする方)】


​■100,000円のリターン

①感謝の気持ちを込めたお手紙をお送りします。

②イベントで配布されるパンフレットにお名前を掲載します。

③特別賞を作り、表彰していただく権利(賞の名前などは要相談)


■300,000円のリターン

①感謝の気持ちを込めたお手紙をお送りします。

②左手のピアニスト智内威雄による演奏+説明会。事前コンサートを行う権利。

③イベントで配布されるパンフレットにお名前を掲載します。

④「左手のアーカイブ」プロジェクト作成CDを全10枚セット(サイン付き)
※CDの送付のみ、2019年2月末頃までのお届けとなります。


■500,000円のリターン

①感謝の気持ちを込めたお手紙をお送りします。

②左手のピアニスト智内威雄による演奏+説明等。事前コンサートを行う権利。

③事後の交流会を開催する権利(場所・日時・参加メンバーなどは要相談)
 

5万円~30万円の寄付をいただいたあなたの住んでいる町で、左手のピアニストがコンサート&プレゼンを行います。

※会場代や演奏者の交通費等はご負担くださいますようお願いいたします。
また20万円の寄付をいただいた方にはコンクールで優秀な成績を収めた者に授与する特別賞を作ることができます。

 

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2017年1月7日(日)第6回「ワンハンド・ピアノフェスタ!東京」(一般公募による片手のピアノ発表会・レクチャーとミニコンサート)

参考文献


*1) 『どうして弾けなくなるの?〈音楽家のジストニア〉の正しい知識のために』 ジャウメ・ロセー・イ・リョペー、シル ビア・ファブレガス・イモラス編、平孝臣、堀内正浩監修、NPO法人ジストニア友の会訳、音楽之友社 2012年


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