「一人にさせない。」リトルベビーの家族を社会で支えるための第一歩を

最後は、「みぞがみみき さん」からのメッセージをお届けいたします。

愛知県在住のみぞがみみきと申します。

私は、初産で早産を経験した、1歳の息子を持つ新米ママです。

息子が退院してしばらくしてから、地域の情報番組でリトルベビーの展示会の取材をされているのを見て、翌日に旦那と息子を連れて展示会に行きました。それが、愛知県のリトルベビーサークル「希望の光」との出会いでした。

展示会では、早産児として生まれたときの写真と現在の写真、メッセージが添えられてあるものが沢山展示されてありました。それをみて、その時点でまだ在宅酸素を使用していた息子の「希望」になりとても勇気をもらいました。

私は、息子を早産するまでその世界を知りませんでした。しかし、このような展示会が各地で行われていると、たまたま通りすがった人もそれをみて早産を知ることが出来ると思いました。早産を知らない人は世の中に沢山いると思います。それと同時に、早産を経験した方も沢山います。今回、クラウドファンディングで支援をしてくださる方々の協力の元、早産をもっと知ってもらいたいなと思っております。

また、息子は母乳バンクに救われた1人です。

私は、母乳の出が悪く、どれだけ頑張っても量が増えず、

そんな中、出会ったのが「母乳バンク」でした。出生病院では母乳バンクを取り入れたばかりで、まだ実際に利用している人が少ないとのことでしたが、母乳の出が悪かった私にとって、とても有り難い話でした。保育器に入っている内は母乳を注入し、免疫力を高めなければいけない時です。母乳バンクの利用で息子の免疫力が高められるという嬉しい気持ちが強くありました。現在、母乳バンクを取り入れている病院がまだ少ないです。全国各地の病院に、この「母乳バンク」を取り入れてほしいと強く願っており、そのような活動も行っていきたいです。