多くのご支援をいただき誠にありがとうございました!!
プロジェクト終了のご報告
皆様にご支援いただきましたプロジェクトが無事終了しました。終了予定が2ヶ月も伸びてしまい、皆様には改めてお詫び申し上げます。
この度、皆様からいただきましたご支援で、未活用の山林を整備することができました。心より感謝申し上げます。
未活用で草が生い茂る山林を人が入ることができる環境に
まずプロジェクトのはじめに行ったことが、下草の除去を行い、歩いて回ることのできる環境を整えることでした。
初めて私たちが山林に入った時は、下草に覆われていてどんな植生か、どんな地形かもわかりづらい状態でした。
下草をある程度取り除いた結果、地元の方が植えて増やしてきたきた紫陽花や、自生するヤマブキなどいろんな植物が際立ち、今まで下草に覆われて踏み入れられなかった場所も、歩いて回ることができるようになりました。
林内が明るくなったことで、新しい芽吹きも期待できそうです。
現在は時期がすぎてしまいましたが、初夏の頃には地元の方が大切に植えきた綺麗な紫陽花を楽しむことができます。
今までは知っている人しか、見にこないような場所でしたが、このプロジェクトをきっかけに四季の自然を見に訪れてくれる人が増えていくことを願います。
材を自分たちで製材しウッドデッキを製作
利内を整備するだけではなく、活動ができる拠点を作るためウッとデッキの製作を行いました。
使う材については色々と試行錯誤を繰り返しました。材の調達、乾燥、製材の方法まで。
森の資源を自分たちの手で活用していく今後の事業にも大きく関わる深い経験となりました。
(チェーンソーによる間伐)
(チェーンソーによる製材)
(短期サイクルでの木材乾燥/含水率に関する実験)
しかしながら、間伐材を切り出し、乾燥させて、製材を行い利用する計画は、まだまだノウハウが足りず、現段階では困難であったため、見送りとさせていただきました。
今後の事業では今回のプロジェクトで経験させていただいたことを生かし、山の資源を自分たちの手で変化循環させることに必ず発展させていきます。
今回のプロジェクトでウッとデッキに使用したものは乾燥している木材で、製材にはチェーンソーではなく、バンドソーを導入し作業を進めました。
(乾燥材)
(バンドソーによる半挽き製材)
(ウッドデッキ土台決め)
(製材した板の床貼り作業)
はじめは藪だった場所ですが、いろんな方の協力を得て作業を進めることができました。
(完成したウッドデッキ※防腐剤塗布前)
今回のプロジェクトで、人が山林に足を踏み入れることができる環境と、林内で交流できる拠点を作ることができました。
テントやタープなどを使用し、イベントなども開催して行ければと思います。
常時解放してますので、林内の散策、ウッドデッキでの休憩など、多くの方に気軽に自然を楽しみ、癒しを得ににきてもらいたいです。
アクセスについて
住所が検索で出てこないため、拙いですが写真を添付します。
岩泉の観光名所「龍泉洞(〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1)」の真向かいにある山林が今回のプロジェクトで整備した場所です。
今回使用した費用について
・消耗品費(燃料、工具関連、軽工具など)8万
・資機材費(草刈機、チェーンソー、バンドソー、資材など)¥30万
・その他(クラウドファンディング手数料、リターン原価、機材修理費ほか)
今後について
プロジェクトは終了しましたが、これからさらに岩泉の山林を舞台に発展させていきます。活動についてはFacebookやホームページ(現在不具合により休止中※29年度10月中に再開予定)で随時更新してまいります。
最後に改めて、ご支援ご協力いただきました方々に心よりお礼申し上げます。
未活用の山林の環境整備で今回のプロジェクトは終了となりますが、私たちの山林を活用した事業はここからがスタートです。
今回のプロジェクトで学んだ失敗や経験を今後に活かし、多くの人が楽しめる空間を自然の中に作っていくことで今後も継続して、皆さまへの感謝を返していきます。
引き続きあたたかく応援よろしくお願い申し上げます。