1500年続く奄美大島の伝統産業を消滅の危機から守りたい!

支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 62人
- 募集終了日
- 2024年8月20日

僧帽弁閉鎖不全症の愛犬アンディの命を救いたい

#動物
- 現在
- 1,376,000円
- 支援者
- 150人
- 残り
- 12時間

保護ねこ生後7ヶ月のクウリをFIPから救って欲しい

#動物
- 現在
- 448,000円
- 支援者
- 55人
- 残り
- 4日

【大船渡 山林火災】3.11の被災地が再び被災. 緊急支援を開始!

#災害
- 現在
- 3,300,000円
- 寄付者
- 355人
- 残り
- 43日

#狂言を未来へ|伝承の危機にある演目を公開収録し、後世へ残したい

#地域文化
- 現在
- 3,171,000円
- 支援者
- 301人
- 残り
- 2日

【緊急支援】能登半島地震の被災猫を救うため、移動手術車を作りたい!

#動物
- 現在
- 9,721,000円
- 支援者
- 857人
- 残り
- 13日

バンクーバーに渡った日系カナダ人の文化遺産を守りたい

#地域文化
- 現在
- 380,000円
- 支援者
- 28人
- 残り
- 12日
プロジェクト本文
ブラジルから帰国した元JICAボランティアの二人が
1500年間受け継がれてきた奄美大島の養蚕産業消滅の危機を救いたい!と
繊維として利用されてきたシルクを使って
シルクのナチュラルコスメを開発。
2年半かけてようやく完成した
商品で日本の伝統産業復活へ挑戦します!
生産者の想いが詰まった土づくりからお客さんの手元に届くまで
『正直に、まっすぐに』
作りました。
大地を再生し人にも自然にも優しいシルクを使って
日本から消滅しようとしている養蚕産業の復活に力を貸して頂けませんか?
▼こんにちは、コラソンです
株式会社コラソンの宮田瑠星と伊取成貴です。このページをご覧頂きありがとうございます。
私たちは2020年にJICAボランティアとしてブラジルのアマゾンで国際協力に従事した後、宮田の故郷で株式会社コラソンを立ち上げました。
▼悲しい現実
ブラジルでの任期を終えて約10年ぶりの鹿児島への帰郷。とても興奮していました。しかし鹿児島に着いてまず感じた事は街の暗さと活気の無さでした。もっと過酷な状況で国際協力の現場を見てきたはずなのに自分の故郷の活気の無さに驚きました。外国資本だらけの街並み。若者が少なく四方から聞こえてくる人手不足、後継者問題。私たちが2年前に知った奄美大島の養蚕産業も衰退し消滅の危機にある産業の一つでした。
このまま故郷が衰退し先代が受け継いできたこの街の文化や美しい自然が消えていくのを黙って見過ごすわけにはいかない!自分達の手で鹿児島を元気にしたい!そんな想いでこのプロジェクトに挑戦します。皆様の温かい応援よろしくお願いします!
▼1500年受け継がれてきた奄美の大島紬と養蚕
奄美大島には世界三大織物で有名な大島紬という着物界ではとても有名な織物があります。今から約1500年前の奈良時代に伝わり日本の伝統的な産業として現代まで受け継がれてきました。しかし戦後の経済成長による化学繊維の普及や高齢化・農村の過疎化による労働力不足、繊維としての需要の低下によりピーク時に200万戸存在した日本の養蚕農家は現在200戸未満にまで減少しているのが現状で奄美大島では今数えられるだけで2戸のみと壊滅的な状況です。
私たちはこの現状を知り
このまま故郷鹿児島、日本の伝統産業が衰退し消滅していくのを見過ごしたくない!
自分達の手で地域課題を解決したい。
と思い2年前より絹の糸を使ったもの作りをスタートしました。
▼数々の失敗
養蚕産業の復活のために解決すべき最大の難点は絹糸の繊維としての需要の低下という課題です。私達はシルクの特徴を活かし絹糸を繊維以外の方法で利用できる方法を模索しました。私たちがまず養蚕の需要を増やすために挑戦したのはシルクのプロテインです。笑
いかにも脳筋である私達らしいアイディアです。
ただシルクプロテインを選んだのには大きな理由がありました。シルクが持つ成分を深く調べていくとシルクはフィブロイんとセリシンという2種類のタンパク質で生成されており18種類のアミノ酸を含んでいることを発見しました。しかもシルクのアミノ酸組成が我々人間のたんぱく質のアミノ酸組成にとても似ていたのです。私たちは一瞬で閃きました!とんでもないプロテインができるぞ!と。
↑シルクに含まれるアミノ酸
そこで完成した渾身のプロテインドリンクがこちら↓ 180ml 原価40,000円(笑)。
これでは養蚕産業を守る前に私達が消滅してしまいます。悔しいですが断念。初めてのモノづくり。原材料の調達がこんなにも難しく大切であることを学びました。費やした時間と費用が大きく心が折れかけました。本当に悔しかったです。
それでも私たちは日本の真反対のブラジル、しかもアマゾンで強く生き延びてきました。こんな事で負けていられません。知り合いもゼロ。言語もわからないアマゾンの奥地で過ごした日々は私たちを強くしてくれました。そして日本から一番遠い場所に置かれて芽生えた愛国心。もう一度メイドインジャパンを世界に届けなければいけません。JICAのスローガン「いつか世界を変える力になる」この言葉を胸に再チャレンジを誓います。
↑トメアスの子供達と伊取
↓マナウスのアナコンダと宮田
▼シルクが肌にいいという新発見
シルクプロテイン商品化失敗を経て私達は世界中のシルクに関するエビデンスを調べ始めました。調べてみると欧米や韓国でいくつかのシルクの臨床の研究がありそこには皮膚再生の分野で広く利用されていると記載された論文を多く見つけました。
*薬機法によりここには記載できない内容が多くある為シルクのポテンシャルが気になる方はチャットGPTで「シルクと肌の相性」と検索してみてください。
これらの情報を得て私達はシルクをそのまま液体状にできれば自然素材で肌に優しく環境も文化も産業も守れるコスメが作れるのではないかと思い奄美大島で化粧品を製造する会社さんを紹介して頂き2度目の商品開発をスタートしました。
そして1年の時を経て完成したのがこちら!↓
奄美大島産シルクの化粧水と乳液!ついに完成しました(泣)
2年間の思いが遂に形になりました!2年間の間沢山の方々に支えて頂きました。悩んだ時、先輩経営者の皆さんや友人が相談に乗ってくれました。無謀な挑戦に嫌な顔せずついてきてくれた仲間がいました。この場を借りてお礼を伝えさせて下さい。本当にありがとうございました。
▼商品に込めた想い
私達がこの商品の開発段階で絶対にブレなかったことが3つあります。
地域が活性化される商品を作る。
ここでいう「地域」とはヒト、自然、文化です。奄美大島にはシルクの他に素晴らしい自然原料が多くあります。今回この商品を通して地域全体を少しでも元気にしたいと思いブレンドしたのが
奄美大島の純黒糖とニガリです。奄美大島では「純黒糖」(保湿剤)と呼ばれる農薬を使用せずに栽培されたサトウキビのみからできる黒糖があります。職人さんが手作りで作るこの黒糖には多くのミネラルと保湿成分が含まれます。この純黒糖も衰退している産業の一つで守らなければいけない街の産業です。
そしてもう一つこだわった原材料は奄美大島の打田原海岸から直接海水を吸い上げて作る塩の製造過程で採れるニガリ(保湿剤)です。
現在92歳の和田さんが70歳の時、流木によって汚れた海岸を綺麗にしたい。という思いから始まったこの真塩は知る人ぞ知る有名なオーガニックの塩です。この塩も安価で大量生産が可能な化学成分入りの塩が市場に出回り衰退の危機を迎えています。生活を全てオーガニックの環境を壊さない商品や暮らしにする事は不可能かもしれませんが私達消費者の一人ひとりが日常で使うものに対してのリテラシーを上げていく事で本当に良いものが残る未来に近づいていくと信じています。
私達は直接純黒糖やニガリに関わることはできないけれども私達の商品を使ってくれる方が一人でも多く増える事でシルクだけではない産業の魅力を知ってくれると嬉しいです。
嘘、偽りのない正直でまっすぐな産地直送の商品に。
コスメを始めると決めた時、化粧品業界では化学成分で作った商品を莫大な広告費をかけ消費者を感情的に揺さぶり原価の安い商品に付加価値を付け売り捌くような商品がオーソドックスとなっている事を感じました。もうそんな時代は終わりにしたい!そんな商習慣ではこの街どころかこの国も元気にならないと思うのです。コスメ業界1年目のど素人だからこそ私達は直球で勝負します。土から全ての製造過程を消費者に公開できる商品です。インターネットやSNSが普及したこの時代だからこそデジタルの技術を借りて生産者と消費者をまっすぐに結ぶ産地直送コスメという新しいカテゴリーを作っていきます。
良い物を作れば、良い物を使う人が増える。それを続けてゆくこと。それこそが、より良い未来へ向けて、僕等にできる唯一のことだと信じています。
世界へ挑戦できる商品設計
私達が成し遂げたい目標は養蚕産業の復活です。国内のみの需要では到底日本の養蚕産業の軌道修正は難しいのが現状でグローバルに挑戦する必要があります。しかし日本の化粧品は海外では禁止されている成分を多く使用する事から貿易のハードルが高い事が世界では有名です。その条件を踏まえ私達はmade in KAGOSIMAを世界に持っていくために全世界の貿易基準をクリアした成分のみの商品にこだわりました。明治維新で薩摩の産物を世界に輸出し藩の経済を支えた島津斉彬や海外に負けない国づくりを目指した西郷隆盛のようにこの地域のピンチをチャンスと捉え素晴らしい鹿児島の産物を世界にアピールする時だと感じています。もしかすると大きな夢すぎて笑われるかもしれません。どうせ化粧品売りたいだけと思われるかもしれません。でもいつか鹿児島の産業を守った時、、、いつかこの街がもっと元気で楽しい街になった時、、、そんなワクワクする未来を想像しながら私達は前を向いて突き進みます!
▼今、養蚕を救わなければいけないんです。
戦後約80年の間で養蚕産業は1万倍減少しました。現在の養蚕農家さんが高齢であることを考えるとこれから10年以内で絶滅の危機を迎える可能性が非常に高い事がわかります。今ここで私達が何もアクションを起こさなければこれまで大切に受け継がれてきた日本の伝統産業は失われ海外製の絹繊維や化学繊維が国内に流通します。生態系や自然環境を守りながら生産できる絹の産業がなくなれば新たな自然災害や気候変動の問題を加速する可能性もあります。今こそ地方に目を向けて未来の為にそれぞれが動く時です。
どの地域にも必ず歴史があり、歴史があるから今があります。養蚕産業や大島紬、鹿児島の歴史を通じて日常の中でもっと日本を楽しみ歴史を紡げたら。日本の大切な歴史を後世に残す為応援をよろしくお願いします!
「掲載している名称及び画像、動画は全て当事者より承諾を得ています」
- プロジェクト実行責任者:
- 宮田瑠星(株式会社コラソン)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年9月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
集まった資金は全額Reco販促費に使用します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 差額は自己資金にて補填します。
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プロフィール
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リターン
4,000円+システム利用料

奄美大島産シルク化粧水
Recoシルク化粧水をお送りします。
- 申込数
- 23
- 在庫数
- 977
- 発送完了予定月
- 2024年11月
5,000円+システム利用料

奄美大島産シルクヘアスプレー
奄美大島産シルクヘアスプレーをお送りします。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 994
- 発送完了予定月
- 2024年11月
4,000円+システム利用料

奄美大島産シルク化粧水
Recoシルク化粧水をお送りします。
- 申込数
- 23
- 在庫数
- 977
- 発送完了予定月
- 2024年11月
5,000円+システム利用料

奄美大島産シルクヘアスプレー
奄美大島産シルクヘアスプレーをお送りします。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 994
- 発送完了予定月
- 2024年11月