FIP(猫伝染性腹膜炎)と網膜剥離を併発した愛猫「マナ」を助けたい

FIP(猫伝染性腹膜炎)と網膜剥離を併発した愛猫「マナ」を助けたい

支援総額

657,000

目標金額 600,000円

支援者
128人
募集終了日
2021年6月18日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

【目標達成のお礼とネクストゴール挑戦について】 

 

まずは、現在までにご支援をいただきました方へ、厚くお礼申し上げます。

これまで111名様からのご支援をいただきまして、第一目標として設定した60万円という金額を達成することができました。

ご支援いただきました方の中には、ご自宅の猫ちゃんが闘病中であったり、過去に同じ病気で猫ちゃんを亡くされている方もいらっしゃり、このご支援は、そういうたくさんの猫ちゃんたちへの幸せへの願いが詰まった、大切なものだと感じております。

こんなにも多くの方々からマナのことを応援していただき、温かいお言葉に支えられ、マナの寛解と目標達成に向けて頑張ることができました。

本当に本当にありがとうございます!!!

 

そして高額なFIP治療費の為、残り少ないですが6月18日(金)23時までの支援期間、ネクストゴール100万円に挑戦させていただきました。

 

・薬代 1,066,800円

・検査費等 428,818円

 

これまでのFIPと網膜剥離の治療費は

1,595,618円です。

 

ネクストゴールのご支援金(プロジェクト手数料12%が差し引かれます)は、全てマナの治療費に充てさせていただきます。

勝手なお願いで申し訳ありませんが、引き続きマナの寛解に向けて頑張りますので、最後までご支援のご協力をお願いいたします。

 

 

【ご挨拶】

 

初めまして。

ご覧頂きありがとうございます。

マナの飼い主の山崎と申します。

 

長い文章で読みづらい部分も多々あるかと思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

宜しくお願いします。

 

【プロジェクトをやる目的】

 

今回プロジェクトをやる目的は3つあります。

 

1つ目は、マナのFIPを寛解させるために、未承認薬を84日間連続投薬すること。

 

2つ目は、FIPを寛解させ、網膜剥離を治療し、右眼の視力を回復させること。

 

3つ目は、致死率99%のFIPを寛解させ、他のFIPを発症した猫ちゃんの希望になること。

 

この3つの目的のために、クラウドファンディングという手段を選択させて頂きました。

 

【FIPとは】

 

まずFIPの説明をさせて頂きます。

 

FIPとは、猫コロナウイルスが原因となり、腹膜(胃や肝臓など臓器の表面とそれらの臓器がおさまっている腹腔を包んでいる膜)に炎症が起こる病気です。

このウイルスは8割の猫が体内に持っているのですが、何らかの原因で体内で突然変異し発症したものが“FIP(猫伝染性腹膜炎)”です。

(引用元:みんなの動物病気大百科 https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/1102)

症状としては、「ウェットタイプ」「ドライタイプ」の 2 つの症状に分類されます。

 

感染した猫ちゃんの大部分が「ウェットタイプ」の症状を示し、体重減少・元気減退・発熱等の症状とともにお腹や胸に水が溜まり(お腹に溜まった場合は腹水、胸に溜まった場合は胸水と呼ばれます)、腹水や胸水が肺を圧迫することにより呼吸困難などの症状を起こします。

また、「ドライタイプ」では、体重減少・元気減退・発熱等の症状とともに眼にぶどう膜炎や虹彩炎などの症状を起こしたり脳内に炎症を起こし神経症状を起こします。

その他、腎臓や肝臓・腸にも異常が現れることがあります。

どちらのタイプも、初期症状は発熱や食欲低下等が主なため、発見しにくい病気の一つです。

 

猫ちゃんがこの病気を発症すると、多くの場合、数日から数ヶ月で命を落とします。

 

【未承認薬とは】

 

現状、FIPに対して効果が見込める認可された薬は日本には存在せず、ステロイド等の延命治療しかありません。

今回投薬している新薬は未承認の外国の薬です。

(※日本では未承認の為、サプリメントとして登録されています。未承認薬ですが購入使用することに違法性はありません。)

また、この薬はとても高価かつ84日間連続投薬しなければいけないという制限もあります。

その理由としては、3つ。

 

1、保険適応外(多くのペット保険で、例外として記載されています)

 

2、中国で生産されているため、輸入が必要

 

3、投薬を途中でやめると再発のリスクが高い未承認の高価な薬だろうが、やらなければ確実に死に向かいます。

 

なので私たちは、マナが1%でも生きる可能性があるならとこの未承認薬の投薬を決意しました。

 

※この新薬は日本において動物医療薬品としては承認されていません。

マナの飼い主として個人的な自己責任と判断の上でマナに投与が必要と考えていますが、全てのFIPの猫にこの新薬が必ず有効であるという趣旨ではありません。

 

【プロジェクトを立ち上げた経緯】

 

私たちは、自分と妻、マナの3人で生活しています。

マナは2019年11月3日に生を受け、2020年2月8日に我が家にきました。

 

マナは、我が家に来た初日から一緒の布団で寝たり、来客がきても逃げずに擦り寄ったりと、とても人懐っこく優しい性格の猫ちゃんです。

そんなマナに家族だけでなく、マナと接したみんなが癒され笑顔で過ごしていました。

 

ですが、2020年12月末ごろからマナの食欲が減ってきて、無理やりうんちをするため血便が出るようになりました。

最寄りの動物病院に診察に行ったのですが、原因は分からず、ご飯を変える等してなんとか食べてもらっていました。

それから2〜3ヶ月ほど様子を見ていたのですが、相変わらず食欲は少なめ、体重の減少や、元気もなく寝てばかりいることもあり不安になっていた時に、マナの両眼の黒目の大きさが違うことに気付きました。

 

 

 

※右眼は黒目が大きく、左眼は黒目が細くなっている比較写真です。

 

最寄りの動物病院へ診察に行くと、

「右眼の対光反射がみられない」

「視神経に異常があるかもしれない」

との内容を伝えられ、動物専門の眼科を紹介され受診しました。

 

そして、忘れもしない《3月12日》

 

眼科にて診断された結果が、、

 

「右眼の網膜剥離」

 

 

※右眼の奥が透けてるような写真です。

網膜剥離をしているため、眼底が腫れてしまい、眼の奥が透けてるように見えるそうです。

 

さらに、「角膜に炎症がみられるため、“FIP(猫伝染性腹膜炎)”の疑いあり」とのことでした。

 

 

※動物専門の眼科の診療明細書です。

 

この時初めて、“FIP”という病気を知りました。

正直、視神経に異常があるかもしれないということで失明は覚悟していましたが、まさか命に関わる病気になっていたなんて思いもよらず、ショックで何も言えませんでした。

右眼は網膜剥離を発症して現在も見えていませんが、それより何よりもFIPの疑いがあるため、早急に動物病院にて検査してもらうことを薦められた、その日のうちに動物病院にて、血液一般検査、血液生化学検査、血液電解質検査、レントゲン検査、エコー検査、FCoV抗体検査、AGP検査をしてもらいました。

 

 

※動物病院の診療明細書です。

 

検査結果から、

・猫白血病ウイルス、エイズウイルスは陰性

・レントゲン検査は異常なし

・アルブミンとグロブリンの比率が1:1が正常なところ、グロブリンがアルブミンの2倍以上の数値を示していること

・エコー検査にてリンパ節に炎症がみられること

・腹水はないこと

・熱があること

 

以上の点とマナの症状から推測して、マナは“ドライタイプのFIP”の疑いが高いと診断されました。

そこで、FIPには日本の薬で使えるものがないこと、未承認薬の取り扱いがある病院が全国でも数ヶ所しかないことを伝えられました。

 

 

※猫白血病ウイルス、エイズウイルスの検査結果です。

 

 

 

※血液一般検査の検査結果です。

 

また、血液生化学検査、FCoV抗体検査の結果は約1週間ほどかかると言われ、その結果を待ってから治療の方針を決めましょうと言われましたが、私たちはいてもたってもいられず、すぐに未承認薬の取り扱いができる病院へ連絡し、診察をお願いしました。

 

《3月13日》

 

関西にある未承認薬の取り扱いができる病院へ行き診察してもらったところ、やはりFIPの可能性が高いことから、一刻も早い未承認薬の投薬が必要との診断を受け、投薬をして頂きました。

この日から84日間の連続投薬が始まりました。

 

 

※関西にある未承認薬の取り扱いができる病院の診療明細書です。

 

この時、関東にある未承認薬の取り扱いができる病院の院長先生から連絡を頂き、未承認薬の在庫があることと、一度診察させて頂きたいとの連絡をもらったため、すぐに診察をお願いしました。

 

《3月14日》

 

前日連絡した関東の動物病院へ行き、そこでも“ドライタイプのFIP(中後期)”の可能性が高いとの診察を受けたため、PCR検査をして頂きました。

 

 

 

※関東の動物病院の診療明細書です。

 

PCR検査の結果も1週間後にでるとのことで、それまで投薬をしながら様子を見ること、1週間後に薬の効果があり症状の改善がみられるか再度受診すること(薬は2週間分頂きました)を伝えられました。

その後はマナも徐々に元気になり、食欲も増えてきており、私たちもFIPかなーと思うようになりました。

 

そして、《3月19日》

 

血液生化学検査、FCoV抗体検査、PCR検査の結果がでて、正式にFIPと診断されました。

 

 

 

※血液生化学検査、FCoV抗体検査の検査結果です。

FCoV抗体価 51,200倍は、FIPの確率が90%以上です。

 

 

※PCR検査の検査結果です。

陽性との結果でした。

 

《3月21日》

 

関西の動物病院へ行き、薬が効いているか、症状の改善がみられるか診察して頂きましたが、状態は少しずつ良好になってきていると診断されました。

 

 

※関西の動物病院の診療明細書です。

 

薬が順調に効いてきているため、1ヶ月後に再度受診、それまでの薬をもらいました。

 

《3月23日》

 

動物専門の眼科を受診し、FIPの診断を受けたこと、未承認薬の治療を開始したことを伝えました。

眼の検査をしてもらい、目薬をして、網膜剥離の症状は改善傾向にあるが、まだ右眼の視力は回復していないことを伝えられました。

 

 

※動物専門の眼科の診療明細書です。

 

まずは命に関わるFIPの治療が先決のため、目薬のみの治療で経過観察ということになりました。

 

《現在》

 

薬が効いているのか、マナは日々元気になってきています。

食欲もどんどん出てきて、排泄もして、健康な猫ちゃんと何ら変わらない姿を見せてくれています。

しかし、84日間連続投薬もまだまだ残っており、寛解するまでは心配が尽きません。

また、網膜剥離も治っていないため、右眼も未だ視力が戻っていません。

 

【投薬のスケジュール】

 

未承認薬の連続投薬は、3月13日〜6月5日までの84日間です。

マナは、FIPドライタイプの中後期ということで、通常の2倍量の投薬が必要になります。

投薬当初は体重が2.05kgしかなかったため、1日の投薬量は、400mgです。

投薬3日目から体重が2.1kgに増えたため、投薬量も450mgに増えました。

また、動物病院の先生から体重を1kg増やして3kgにするよう言われたため、マナは1日に20gずつ増えるようにご飯をあげています。

最終的に投薬量は600mgもしくは650mgへと増えていきます。

 

治療・投薬費用】

 

未承認薬は、100mgあたり¥2,640かかります。

マナの体重が2.1kg未満だと、400mgの投薬そのため、

1日あたり¥10,560

 

体重が2.1kg〜2.4kg未満だと、450mgの投薬そのため、

1日あたり¥11,880

 

体重が2.4kg〜2.6kg未満だと、500mgの投薬そのため、

1日あたり¥13,200

 

体重が2.6kg〜2.9kg未満だと、550mgの投薬そのため、

1日あたり¥14,520

 

体重が2.9kg〜3.1kg未満だと、550mgの投薬そのため、

1日あたり¥15,840

 

体重が3.1kg〜3.4kg未満だと、650mgの投薬そのため、

1日あたり¥17,160

 

の投薬費用が掛かります。

 

マナは現在、400mgを2日間、450mgを17日間続けています。

今後の予想では、84日間のうち、

400mgを2日間《¥21,120》

450mgを20日間《¥237,600》

500mgを15日間《¥198,000》

550mgを16日間《¥232,320》

600mgを15日間《¥237,600》

650mgを11日間《¥188,760》

 

を投薬します。

 

84日間の合計金額の予想が、《¥1,115,400》となります。

ここに、未承認薬の取り扱い病院での診察が、現在3回。経過観察時も含めると合計8回。1回の診察費料が¥20,000ほどかかるため《¥160,000》

未承認薬の取り扱い病院までの交通費が、1回¥30,000で、診察回数分で《¥240,000》

網膜剥離の検査、治療が《¥100,000》

ここにREADYFORの手数料を考慮して、

総合計《¥1,800,000》ほど掛かると予想しております。

 

【目標金額】

 

今回、総合計の金額から、私たちの貯蓄を差し引いた金額である《¥600,000》を目標金額とさせて頂きました。

私たちの貯蓄を切り崩して診察費用を払っていますが、お恥ずかしいことに、全ての金額を賄えるほどの蓄えがありません。

大変身勝手なお願いにはなりますが、皆様のご協力、ご支援をお願いしたいと思っております。誠によろしくお願いします。

 

【リターンについて】

 

ご支援頂きました皆様には、直筆の感謝のお手紙を送らせて頂きます。

そのため、ご住所の確認をさせて頂きますが、郵送以外の用途には使用しません。

 

また、皆様の愛猫や愛犬の写真を入れたロゼットを贈らせて頂きたいと思っております。

こちらは、ご支援頂きました皆様からの写真を頂いてから制作致しますので、お時間が少し掛かってしまいます。

 

 

※こちらは見本になります。

色や形は指定できませんので、ご了承ください。

 

他にも、マナの写真を使用したポストカードトートバッグを制作予定です。

 

 

※デザインはまだ確定はしていないため、変更になるかもしれません。

 

私たちの勝手なお願いに協力頂きました皆様に、一つ一つ心を込めて制作致します。

少しでも喜んで頂ければ嬉しいです。

 

新型コロナウイルスの影響により、リターンの遅延の可能性があります。その際には、こちらからご協力頂きました皆様にご連絡を入れさせて頂き、制作でき次第送らせて頂きます。

 

【最後に】

 

ここまで読んで頂き、本当にありがとうございます。

マナがFIPと診断され、落ち込んでいた私たちを癒してくれたのは、一番辛いはずのマナでした。

少し高い鳴き声で「にゃー」と鳴きながら、私たちに寄り添ってくれました。

そんな優しくて可愛いマナを死なせたくない。

少しでも元気にさせたい。

そんな思いで毎日投薬に励んでいます。

まだまだ安心できる状況ではないですが、ちょっとずつ元気になっていくマナを見て、投薬を決意してよかったと思っています。

万が一、治療中に亡くなってしまった場合(プロジェクトが中止になってしまった場合)は、いただいた資金を大切なマナの治療費に充てさせていただきます。

 

長くなってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。

皆様の温かいご協力、ご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

 


▼プロジェクトの終了要項

 

・治療・手術対象    
マナ(猫、ロシアンブルー、1歳4ヶ月、メス)

・治療・手術内容    
FIP(猫伝染性腹膜炎)と網膜剥離の治療

・治療・手術完了予定日    
2021年6月5日

 

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リターン

500


【マナちゃんを応援したい!】-500

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感謝のお手紙
元気になったマナちゃんの写真(1枚)

を送らせて頂きます!

申込数
72
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

1,000


【マナちゃんを応援したい!】-1000

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感謝のお手紙
元気になったマナちゃんの写真(5枚)

を送らせていただきます!

申込数
58
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

500


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感謝のお手紙
元気になったマナちゃんの写真(1枚)

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