
- 支援総額
- 20,000円
- 目標金額
- 13,050円
- 支援者数
- 11人
- 残り日数
- 終了しました
このプロジェクトは
2015年7月13日(月)23:00 に成立しました。
プロジェクト概要
2015年4月25日、ネパールが大地震に襲われました。
7年前に訪れた首都カトマンズの変わり果てた姿を見ると、 胸が絞めつけられる思いです。
たった4日間だけの滞在でした。そんな私がネパールの印象を聞かれたら、まずこう答えます。「カトマンズは、とにかく親日家が多かった」と。
ダルバール広場で、日本語で話しかけてきてくれたおじいさん。声だけを聞いていると、まるで日本人と話しているかと思うほど、とても流暢な日本語だったので驚きました。そして日本の文化にも詳しく、私たちは石段に腰掛けながら、 日本とネパールのお正月の違いを教えてもらったり、30分ぐらい話し込みました。
朝、ホテルの周辺を散歩していたら、 歩道橋の上で、これまた上手な日本語で話しかけてきてくれた若者4人組。彼らは日本語を勉強していて、将来は日本で働きたいと言っていました。別れ際、写真を1枚撮らせてほしいとお願いしたら、 「恥ずかしい」と言いながらも、ステキな笑顔を向けてくれた彼ら。日本に対する好感が伝わってきて、嬉しくなりました。
あのときカトマンズで撮影した写真を、久々に見てみました。
青空に突き刺さるようにそびえ立っていた、白いダラハラ塔。今回の地震で、根元から崩壊した画像を見ました。にぎやかで活気あふれる、煉瓦つくりの街並み。今回の地震で、瓦礫の山と化した映像を見ました。
なんでこんなことになってしまったんだろう。
貧困問題や技術力の問題。そこにはいろいろな要因があるけれど、大切なのは、「これから」のこと。
私が撮影した7年前のカトマンズの姿。この写真を使って、何か支援ができないだろうかと考えました。
■4種類のポストカード
今回のプロジェクトでは、7年前の2008年、ネパールの首都カトマンズで撮影した写真でポストカードを作ります。ネパールらしい写真、ネパールらしくはないけれどポストカードに向いてる写真。さまざまな角度から4種類を選びました。
【ダラハラ塔】
カトマンズの白い塔、ダラハラ塔。市内を一望できる観光名所です。今回の地震で、根元だけを残して倒壊してしまいました。
【お面】
世界遺産であるスワヤンブナート寺院にて撮影。これらのお面は、たぶん売り物。いろんな顔があって、たぶん神様だったり悪魔だったりするのでしょう。
【フルーツタルト】
宿泊していたホテルのカフェでいただきました。一見、何の変哲もないケーキのようですが、このデコレーション、特にこのザクロの飾り方は、日本ではなかなか見ない斬新さを感じます。
【アイスクリームショップ】
ホテル周辺をお散歩していたら、たまたま通りがかりました。観光客向けではなく、現地の人が食べにくるお店。壁画に庶民的な味わいを感じます。
このポストカードを4枚1セットで販売し、1セットあたり200円を寄付します。READYFORで集まった義援金は、すべて在日ネパール大使館への寄付を予定しております。コート紙360kgの厚手紙。かなり立派なポストカードです。
■Many a Little Project
この活動を行うにあたり、何かしらの名称は必要だということで、いろいろいろいろ考えました。
私が重視したいのは、ポストカードを気軽に買っていただける価格にして、少しでもたくさんの方に参加していただきたいということです。それはまさに「塵も積もれば山となる」。そういえば、これって英語でどう言うんだろ?ということで、調べてみました。
「Many a little makes a mickle.」(直訳:少しがたくさんは多量になる)
「少しがたくさん」…まさにこの言葉がぴったりきました。よし、決めた!「Many a Little」にしよう!そして「活動」であることが分かるように、「Project」を付けよう。
こうして「Many a Little Project」と命名したのです。
■ポストカードが「ネパール」を運ぶ
この企画を思いついたとき、友人に意見を伺いました。「1枚あたり50円の義援金を上乗せして販売することを考えている」と説明したら、「それは安すぎる」と言われました。「支援なのだから、もっと高くしてもいい」と。たしかにそれも一理あります。けれど、この企画は単に義援金集めだけが目的ではありません。
私が目指したいこと。それは、たくさんの人に一瞬でもネパールを思うきっかけを作りたいということ。
このプロジェクトを知ったとき。
このポストカードを見たとき。
このポストカードで手紙を書いたとき。
このポストカードを受け取ったとき。
そのとき、きっとその人はネパールを思い浮かべるはず。だから私は、このポストカードでそのきっかけを作りたい。だから、ギリギリの価格でも、たくさんの人にこのポストカードを気軽に手にしていただきたいのです。
■「ちょっぴり」がいっぱい。
1枚のポストカードがネパールのためにできることは「ちょっぴり」かもしれません。でも、それをたくさん集めれば、きっと大きな力になるはず。
ぜひ皆さんの「ちょっぴり」を、このプロジェクトにお寄せください。応援よろしくお願いいたします。
・「ちょっぴり」がいっぱい - Many a Little Project -