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達成

日本国民1億2000万人の万葉集|全訳・万葉歌めぐりの旅にご支援を

一般社団法人日本文化交流基金

一般社団法人日本文化交流基金

日本国民1億2000万人の万葉集|全訳・万葉歌めぐりの旅にご支援を
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は3月17日(金)午後11:00までです。

支援総額

1,142,000

目標金額 1,000,000円

114%
支援者
46人
残り
47日

応援コメント
マルゴン
マルゴン19時間前このプロジェクトが実行でき嬉しく思います。日本を世界に発信する大きな礎になるものと期待しております!このプロジェクトが実行でき嬉しく思います。日本を世界に発信する大きな礎になるものと期待しております!
Paruko
Paruko21時間前とても楽しみにしております。 お体を大切に、頑張ってください。とても楽しみにしております。 お体を大切に、頑張ってください。
メンダー吉田
メンダー吉田23時間前陰ながら応戦してます~陰ながら応戦してます~
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支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は3月17日(金)午後11:00までです。

プロジェクト本文

▼プロジェクトの概要とクラウドファンディングのお願い

  『万葉集』は現存する日本最古の歌集であり、日本の社会史・文学史的な観点からも重要な文学作品であるばかりでなく、世界的にも文学的価値の高い作品です。私たちは『万葉集』を英訳することで、日本文化・日本の精神性を世界に発信し、『万葉集』が世界で読み継がれる作品となることを目指しています。

  『万葉集』の全巻全編4516首の歌を10年かけて英訳・出版するために、今回を第1段として必要な費用の一部のクラウドファンディングを実施することを決意しました。本年度行うクラウドファンディング第1段では、プロジェクト1年目に行う万葉集450首の翻訳にかかる費用の一部をご支援いただくことを目的としております。多くの方がこの夢に共感し、ご支援いただけることを願っています。

 

▼『万葉集』の概要

  「令和」の元号の出典として近年注目を集めている『万葉集』ですが、『万葉集』は、現存する我が国最古の歌集であるばかりでなく、その文学性も高く評価されています。

  『万葉集』は全20巻に計4,516首の歌が収載されています。また現在、日本全国には『万葉集』の歌を刻んだ歌碑が約2,300あり、現代の日本人にとっても最も身近な歌集のひとつであると言えるでしょう。

  その成立は、最終歌が詠まれた759年(天平宝字3年)以降と言われていますが、それ以前から様々な人々の手を経て編纂され、段階的に現在の形になっていったと考えられています。歌の作者は、天皇をはじめとする皇族や貴族、役人が多いものの、中には西国の警備にあたった防人やその家族の歌、東国の人々の東歌など、幅広い社会階層の人々の歌が収められています。 

 

 

▼『万葉集』の魅力と英訳の意義

  『万葉集』は現代へと連なる日本文化の深層を知る上で、極めて重要な意義を持っています。これを英訳することは日本人の精神・日本文化の真髄を発信することにつながります。

  第1に、『万葉集』の作者は天皇をはじめとする皇族や貴族、役人が多いものの、西国の警備にあたった防人やその家族の歌、東国の人々の東歌などの、多様性に富む幅広い社会階層の人々の歌も収められており、『万葉集』の歌を通して飛鳥・奈良時代の文化・社会・生活の様子を垣間見ることができます。

  第2に、『万葉集』は高度なレトリックが使用されているばかりでなく、古代特有の呪術的な価値観や儀礼的な描写、つまりは神々や霊的な存在に対する信仰や呪的な発想を言語化している、世界で類を見ない文化的価値の高い作品です。

  第3に、『万葉集』では自然と人間が一体となっている古代の人々の世界観を垣間見ることができます。彼らが歌った自然への思慕は、持続可能性を考える上で、これからの私たちにとってのヒントとなるでしょう。

  第4に、『万葉集』には九州から東北まで、日本各地の様々な土地を詠んだ歌が収められており、『万葉集』の歌を刻んだ歌碑は全国各地に建立されています。その数は実に2,300基におよび、新たな観光コンテンツの創造や、地域活性化の起爆剤としての活用することができると考えています。各地の歌碑を巡ることで古の世界観を体感し、日本人が自分のアイデンティティを考える機会にもなるでしょう。

  『万葉集』は1000年以上前の歌集ですが、そこから私たちが学べることは多くあります。環境破壊、新型コロナウイルスによる世界の分断、現代の我々が直面する問題に対して、古の人々の自然・人との向き合い方を今一度振り返ることで、よりよい社会を作ることができるのではないでしょうか。『万葉集』は日本だけでなく、世界で読み継がれるべき作品だと我々は考えます。

 

 

▼ 英訳の特徴

  他の翻訳事例との違いこれまでにも『万葉集』の英訳は度々出版されてきました。そのほとんどは全訳ではなく抄訳ですが、全訳も二度行われています。しかしいずれも、『万葉集』の魅力を国外に向けて発信するという意味では、およそ十分とは言えませんでした。既存の『万葉集』英訳の問題点として、大きく分けて以下の3点を指摘することができます。

 

① 専門知識による翻訳ではない点

  『万葉集』英訳の多くが、『万葉集』を専門とする研究者ではなく、個人によって行われてきました。そのため、主観的な解釈に基づく不正確な英訳が多く見られます。また、漢字を借用して日本語を表記するという『万葉集』の特徴が、既存の英訳ではほとんど活かされてきませんでした。これまでの英訳は、主として『万葉集』の歌を訓読したテキストに基づいて行われているため、原文が持っていたはずの「『万葉集』ならではの表記の表現性」は失われてしまいます。『万葉集』の真の価値を伝えるためには、訓読だけに基づく英訳ではなく、本来の漢字表記も踏まえた、新たな英訳が必要です。

 

② 詩的な魅力を伝える英訳になっていない

  研究者や専門家が英訳を行ったケースであっても、学問的な正確性にとらわれるあまり、 詩的な価値に対する視点が不足しており、『万葉集』の歌の優れた詩的側面を十全に伝えるような英訳とはなっていませんでした。詩文の翻訳である以上、学術的な正確さのみならず、美しい詩の表現性を失わない翻訳を求めたいと我々は考えます。訳文としての意味の正確性と、原文の詩的価値・魅力を伝えるために、「英語の詩」 としての美しさを兼ね備えた英訳を創造していきます。

 

③ 日本人(非ネイティブ)による英訳のため英語が不正確な場合がある

  先ほど述べた2つの「全訳」は、いずれも英語を母国語としない日本人の手によるものでした。そのため、英語としては不正確・不自然な表現が多く、もともとの歌の含意や魅力が十分に伝わらないという問題を孕んでいます。

 

我々の英訳

  これらの問題に対して我々は以下のような形で翻訳に臨みます。

  我々は国内外の『万葉集』研究者と連携し、『万葉集』の真の価値を伝えることを試みます。翻訳はいずれも自身が詩人としても活躍している翻訳家ピーター・J・マクミラン氏が行い、解釈の正しさだけでなく、原文の詩的価値・魅力を伝えるために「英語の詩」としての美しさを兼ね揃えた英訳を行います。

  例えば「鳴呼見乃浦尒 船乗爲良武 [女感]嬬等之 珠裳乃須十二 四寶三都良武香 (あみのうらに ふなのりすうらむ をとめらが たまものすそに しほみつらむか)」という歌があります。現代使われる漢字をあてれば「しほ」は「潮」ですが、この歌の原文では「しほ」は「四宝(四寶)」と表記されています。潮の粒がきらきらと宝石のように光り輝く光景が、音を借りる漢字の選択によって表現されています。現存の英訳本の世に「潮」とい訓読のみをみて単にtideと訳してしまっては、その表現性の豊かさが失われてしまうでしょう。2019年に我々が刊行した『英語で味わう『万葉集』』(文春新書)では、これを「glittering jewels of the incoming tide」と訳しています。日本語特有のことば遊びに見られる細部にまで目を配りながら訳すことで、『万葉集』の歌の魅力はより正確に伝えることができます。

 

記事2) 朝日新聞,20190403,(星の林に ピーター・マクミランの詩歌翻遊)子どものような眼差しで記事1) 朝日新聞,20190501,(星の林に ピーター・マクミランの詩歌翻遊)雪と梅、清らかな「見立て」

(出所:朝日新聞、左:2019年4月3日、右:2019年5月1日)

*朝日新聞社に無断で転載することを禁じる

*承諾番号:23-0064

その他の記事は以下をご参照ください

朝日新聞連載「星の林に」:ピーター・J・マクミランによる『万葉集』の翻訳掲載

 

 

▼ プロジェクトの担当者紹介、担当者からのご挨拶

歌の翻訳者 ピーター・J・マクミラン

  翻訳家・詩人。株式会社 月の舟(制作・翻訳会社) 代表取締役。

  アイルランド国立大学ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンを首席で卒業後、同大学院で哲学の修士号、その後、米国で英文学の博士号を取得。プリンストン、コロンビア、オクスフォードの各大学で客員研究員として2年間を過ごす。渡日後は杏林大学教授、東京大学非常勤講師、東京女子大学講師を歴任。現在は東京大学非常勤講師を勤める。2008年に英訳『百人一首』を出版し、日米で翻訳賞を受賞。2016年9月には英訳『The Tales of Ise』(伊勢物語)、2017年には英訳『One Hundred Poets One Poem Each(新訳)』の2冊がPenguin Booksより出版される。2011年にはイタリアで自作の詩集 Admiring Fields を出版。2019年には世界初の英語百人一首『Whack A Waka』を制作。また、アーティストとして「西斎」名義で版画の制作活動も行なっている。

  近著に『日本の古典を英語で読む』『英語で味わう万葉集』など著書多数。朝日新聞で「星の林に」を連載中のほか、2022年2月より京都新聞にて「古典を楽しむ」を連載の予定。また、NHK World「Magical Japanese」に出演中。さらに最新刊『松尾芭蕉を旅する』は12月に発売。

ご挨拶

  私は長年日本文学を翻訳して参りましたが、これまで訳してきた作品、『百人一首』や『伊勢物語』は日本のために翻訳してきました。しかし『万葉集』に出会った時、これは日本だけのものではなく、世界のものだと強く感じました。それほどまでに大変素晴らしい文学作品です。『万葉集』は文学作品として世界に誇るべきコンテンツであるだけでなく、人類にとって、とても大事な資料です。

  この度、『万葉集』全巻全編4,516首の英訳をすることにいたしました。4,516首の英訳にはなんと10年もの月日がかかります。みなさまとこの壮大な夢を共有していければと願っております。みなさまの温かいご支援・ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

 

『万葉集』の研究者

  最新の研究に裏付けられた解説を制作するため国内外の『万葉集』研究者と連携します。以下は一部の研究者名です。

・坂本 信幸 (さかもと のぶゆき)

  奈良女子大学名誉教授、高岡市万葉歴史館館長

・佐野 宏 (さの ひろし)

  京都大学 人間・環境学研究科 教授

・垣見 修司 (かきみ しゅうじ)

  同志社大学 文学部 教授

・茂野 智大 (しげの ともひろ)

  筑波大学 人文社会系 助教

 

ご挨拶ー茂野 智大

  『萬葉集』は日本の文学史的に重要な作品であるばかりでなく、漢字文化圏を代表する韻文作品の一つとして、世界的にも重要な意義をもっています。しかし、従来の英訳は日本語話者か英語話者いずれかのみによる訳業であり、前者は英語詩としての魅力に乏しく、後者は学問的な正確性に難がありました。

  今回のプロジェクトでは、翻訳家であり詩人でもあるピーター・マクミラン氏が日本の研究者と協力して進めることで、最新の研究成果に裏付けられた正確性と英語詩としての文学性とを兼ね備えた、新たな英訳『萬葉集』の完成を目指しています。本プロジェクトの成果は、『萬葉集』の魅力、ひいては日本の古典文学の魅力を広く世界に発信する足がかりとなることでしょう。

                           (筑波大学人文社会系 茂野智大)

 

 

▼ クラウドファンディングに挑戦する理由

  『万葉集』約4,500首の全編英訳という壮大なプロジェクトを行うためには莫大な費用がかかります。翻訳は10年間かけて行い、毎年450首ずつ翻訳していきます。翻訳には、翻訳チーム(ピーター・J・マクミランを中心とした翻訳家)、翻訳チェックチーム(解説文の英訳・編集担当)、研究者チーム(『万葉集』の研究を専門とする国内第一級の学術研究者)など多くの人が関わるため、多くの費用がかかります。また、本プロジェクトを通して日本文化・日本の精神性を世界に発信し、『万葉集』が世界で読み継がれる作品となるために、動画など海外発信用のコンテンツを作成したいと考えております。

  そこで今回、クラウドファンディングにて広くご支援を呼びかけることを決意いたしました。今回のクラウドファンディングはその第1段であり、プロジェクト1年目に万葉集450首を英訳するために必要な費用の一部をご支援いただくことを目的としております。『万葉集』は日本ばかりでなく世界の財産であり、皆様のご支援で『万葉集』を世界に届けることができます。皆様からの温かいご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

▼ 応援メッセージ

田口義隆氏(セイノーホールディングス代表取締役社長)

  『万葉集』は、シェークスピア誕生の1000年前、即ち、現在から約1400年前の万葉時代の作品。天皇(国家元首)から防人(兵士)まで、日本全国から4500首を一つの句集として纏めた『万葉集』は、豊かな感性と知性で、日本の心を詠み、多様性と包摂を具現化した国家的文学作品です。

  今回の「万葉集全編英訳プロジェクトは、詠み込まれた情景だけではなく、溢れる情感と共に、韻の美しさも英語圏の方々と共感できる「日本文化の翻訳」となります。『万葉集』の英訳が、我が国の文化としてのみではなく、「人類の文化の伝承」になると確信しています。

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
ピーター・J・マクミラン(一般社団法人 日本文化交流基金)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

『万葉集』約4,500首の全編英訳という壮大なプロジェクトを行うためには莫大な費用がかかります。翻訳は10年間かけて行い、毎年450首ずつ翻訳していきます。翻訳には、翻訳チーム(ピーター・J・マクミランを中心とした翻訳家)、翻訳チェックチーム(解説文の英訳・編集担当)、研究者チーム(『万葉集』の研究を専門とする国内第一級の学術研究者)など多くの人が関わるため、多くの費用がかかります。また、本プロジェクトを通して日本文化・日本の精神性を世界に発信し、『万葉集』が世界で読み継がれる作品となるために、動画など海外発信用のコンテンツを作成したいと考えております。 そこで今回、クラウドファンディングにて広くご支援を呼びかけることを決意いたしました。本年度行うクラウドファンディング第1段では、プロジェクト1年目、450首の翻訳にかかる費用の一部をご支援いただくことを目的としています。『万葉集』は日本ばかりでなく世界の財産であり、皆様のご支援で『万葉集』を世界に届けることができます。皆様からの温かいご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額に関しては、その他助成金を活用いたします。

プロフィール

リターン

3,000+システム利用料


alt

¥3,000のご寄付

●感謝状の送付

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

10,000+システム利用料


¥10,000のご寄付

¥10,000のご寄付

●感謝状の送付
●ピーター・J・マクミランの著書一冊(サイン入り)。以下の三冊からお選びください。

(画像左から) 
・ピーター・J・マクミラン『英語で味わう百人一首』 文春文庫
・ピーター・J・マクミラン『かしの木のおはなし』 日本文化交流基金
・ピーター・J・マクミラン『英語で味わう万葉集』 文春新書

支援者
25人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

20,000+システム利用料


¥20,000のご寄付

¥20,000のご寄付

●『英語版万葉集(仮題)』の支援者としてご氏名を当社ホームページに記載
●感謝状の送付
●ピーター・J・マクミランの著書二冊(サイン入り)。以下の三冊からお選びください。

(画像左から) 
・ピーター・J・マクミラン『英語で味わう百人一首』 文春文庫
・ピーター・J・マクミラン『かしの木のおはなし』 日本文化交流基金
・ピーター・J・マクミラン『英語で味わう万葉集』 文春新書

支援者
14人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

50,000+システム利用料


¥50,000のご寄付

¥50,000のご寄付

●『英語版万葉集(仮題)』の支援者として当社ホームページにご氏名を記載
●感謝状の送付
●『WHACK A WAKA百人イングリッシュ(英語版百人一首かるた)』1点
●ピーター・マクミラン氏とのオンライン交流会(30分)
(*有効期限:1年以内)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

500,000+システム利用料


¥500,000円のご寄付

¥500,000円のご寄付

●『英語版万葉集(仮題)』のあとがきに支援者としてご氏名を記載
●感謝状の送付
●ピーター・J・マクミランの著書三冊(サイン入り)。
・ピーター・J・マクミラン『英語で味わう百人一首』 文春文庫
・ピーター・J・マクミラン『かしの木のおはなし』 日本文化交流基金
・ピーター・J・マクミラン『英語で味わう万葉集』 文春新書
●『WHACK A WAKA百人イングリッシュ(英語版百人一首かるた)』1点
●ピーター・マクミラン氏による京都嵐山案内またはお食事会(2時間程度)(*有効期限:1年以内)

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

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