視覚障がい者と健常者が一緒に楽しめる映画祭をつくりたい！！

レディフォーをご覧の皆様、こんにちは大竹です！

映画祭まで残り６０日をきり、終盤にさしかかりました。
音声ガイド製作も残りわずか、この後は字幕朗読の収録もありますので、頑張って参ります！

今回は引換券用に、ご自身の御本をご寄付して頂いた、視覚障がいアーティストのセアまりさんのご紹介をしたいと思います。

セアまりさんは、中途失明の方で、目を悪くされる前は染色家として活動されており、目を悪くされてからはエッセイストしとして活動されている方です。

寄贈して頂いた彼女の処女作、「もうどうけん　ふりふりと　まり」は黒いラブラドールレトリバーで盲導犬の「ふりふり」と過ごした日々を書いた物語です。

【あらすじ紹介：ある日、「ふりふり」は、「まり」と一緒に沖縄に行くことになり、そこで「ふりふり」と「まり」が出会ったものとは・・・。勇気あふれる盲導犬「ふりふり」と前向きで明るい「まり」の心が熱くなる物語。】

この話は実際にセアまりさんのパートナーとして活動してる「フリル」という盲導犬との体験記でもあります。
フリルは尻尾をいつもフリフリさせるからフリルだそうです♪

セアまりさんはご亭主が病気で亡くなり、その後、目が悪くなっていくという、境遇を乗り越え、現在は執筆活動や、殺処分される犬の保護活動、そしてなんとダイビングをしたりと、とても情熱的に活動されています。

レディフォーを始める前、セアまりさんと偶然お会いした時、親身になって相談して頂き、本の寄贈までしてくださいました。

そして東京駅のカフェで運営の学生たちと楽しくお食事をしたあと、ささやかな贈呈式をさせて頂きました。

セアまりさんは小柄で華奢なのですが、、慈愛と情熱が溢れるとても素敵な女性で、
この日は学生たちと３時間は、体験談を伺ったり、エールを頂きました。　

学生たちの瞳に熱い気持ちが宿っていく、素晴らしい時間でした。

この日もセアまりさんと一緒にいたフリルはとても人なつっこく、残暑厳しいなかでもひまわりが天にまっすぐ伸びるかのように、
黒い尻尾をまっすぐ伸ばして、僕たちに尻尾を振ってくれていました。

セアまりさんの本以外にも、手書きのお礼状や、学生が作ったオリジナルポストカードなど
引き換え券をご用意しています。

現在、レディフォーは皆様の暖かいご厚意により８万円を超えました。
学生たちも始めたころより、バリアフリーとは何かを感じている様子です。

最後まで気を抜かず、笑顔でやって参りますので、
どうか、ご支援の方よろしくお願いいたします。

大竹

～セアまりさんのご紹介～

画家の両親の元、岡山に生まれる。桑沢デザイン研究所卒業後、久保田一竹氏に友禅染、山岡古都氏に草木染めを学ぶ。染色業が不可能となり、新たな世界へ。絵本“もうどうけんふりふりとまり”を出版。視覚障がい者の社会参加と盲導犬への理解と共に、命の大切さを語りつづけている
最新作「フリフリが空から降りてきた」書店にて絶賛発売中！

セアまりさんのフェイスブックページ
https://www.facebook.com/furimari

youtubeに「もうどけんふりふりとまり」を紹介した動画がありますので、ご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=Qb779UC3d4M