保護猫ホームでの新しい生活を始めたシロちゃん。ぼく、強く生きるよ。”しんゆう”からの自立？

昨年１２月２２日、千代田区内の居住ビルから引き取った猫のシロちゃんのご報告です。

 

高齢の飼い主さんが亡くなり、精神発達障害の５０代の息子さんとシロちゃんが残され、家事援助のヘルパーさんにお世話されて生きのびていたシロちゃん。

 

大好きなお母さんがいなくなったお家の中で、シロちゃんは寂しそうな表情でした。

 

昨秋、息子さんが外で倒れて救急搬送され、病院で精神発達障害と診断されて障がい者手帳が交付。行政の支援を受けられることになりました。

これがきっかけとなり、私たちは、区が委託する障がい者支援のNPO法人と連携して、シロちゃんを引き取ることになったのでした。

シロちゃんが子猫の時からお気に入りの小さなぬいぐるみの“しんゆう”も連れて。

 

シロちゃんは、動物病院での健康診断等を終えて、保護猫ホーム神田神保町に入所。初めはお気に入りの“しんゆう”と毛布にくるまれてケージに。やはりしょんぼりしていました。

 

ところが、心やさしいスタッフたちに手厚くお世話されているうちに、だんだんシロちゃんの表情が柔らかくなってきました。

 

 

お部屋はぽかぽかあったかいし、おいしいフードがいっぱい食べられて、ここ、居心地いいな。

 

先々週は、シロちゃんをお世話してくれていた訪問ヘルパーさんが面会に来てくれて、

シロちゃんはうれしい楽しいひと時を過ごしたのでした。

 

今、シロちゃんはケージから出て、ソファでのびのび～しています♪

お家の中ではシロちゃんひとりだったため、他の猫ちゃんたちと仲良くできるかな、と心配していましたが、少しずつ距離を縮めているようです。

シロちゃんの”しんゆう”も、シロちゃんの自立をそっと見守っています。

 

◎２月になりました。猫たちを救うセーフティネットの維持・継続のご支援を。クラウドファンディング、最後まで頑張りたいと思います。