新たな挑戦⇒適材適所⇒唯一無二

こんにちは！

日本代表アナリストの川口です。

 

クラウドファンディングも残り１週間を切りました。

大変多くのご支援をいただき、本当に感謝しかありません。

 

日本リーグ（HJL）に憑りつかれている山口ほか、みんなの想いを乗せた重たい襷を引き継ぎ、スポーツ分析業界で働いている人間として、メトロの価値をお伝えできたらと思います。

 

さて皆さん、スポーツゲーム分析ってどんなイメージをお持ちですか？

 

ここ数年で様々なスポーツで進歩しつつある部分ではありますが、まだまだ日本は発展途上です。

 

「ホッケーはやってるの？」という疑問を抱く方もいるかと思いますが、なんと！日本代表チームではもう10年ほど試合中のゲーム分析を行っています。

 

他スポーツではそもそもベンチ内にIT技術を持ち込むことが不可など、ルール上の壁があり、取り組みたくてもできず、サッカーなどは前半の映像およびデータをハーフタイムにロッカールームにてフィードバックのみ可能でした（2018年よりIT機器のベンチ内持ち込み可）。

 

しかし、ホッケーはルールの縛りがなく、ゴール裏のビデオタワーでアナリストが撮影＆データ入力⇒そのデータをベンチ内にあるパソコンに転送⇒ペナルティコーナーのパターンチェックや得点失点等のシーンをコーチまたは交代した選手が確認しています。

 

ホッケーはゲーム分析業界において、取り組んでいる内容は進んでいるスポーツと言えます。

 

 

このことを知り、選手としての実力もなく他に武器を持っていなかった私にとって、ホッケーを仕事にするにはこの分野が入り込める可能性が高いと考え、日本代表も使用しているHudl社のソフトウェアを国内で販売している会社に入社しました。

 

 

そして縁があり、日本代表のアナリストとして活動できていますが、ある経験があってこそ継続できていると実感しています。

 

それは２年前、選手として所属しているメトロ2ndチーム「Blue Panorama HC」の首脳陣が新しくなり（監督：居島、主将：清水）、ゲーム分析を取り組んでいきたいということで、１年間選手兼アナリストとしてチャレンジしました。

 

実際に１つのチームでやってみないと分からないこと、そして監督がチームとしての戦略・戦術を明確にしてくれていたお陰で取り組みやすい環境でした。

 

いちアマチュアチームでここまで本気で取り組んだチームは、日本中見渡しても唯一無二です。

 

これも、何かをスタートする時に適材適所な「人」という財産がある、メトロの強みだと思います。

 

仕事ではない、お金になるわけでもない、ただホッケーが好き、メトロが好き、ホッケー界のためになることなら本気で取り組む。

多氣代表がNPO法人として立ち上げているのがまさにその象徴ですね。

 

 

是非とも、魅力あるメトロの応援をよろしくお願いします。

 

次は、遂に活動紹介最終回。

メトロトップチームのイケメンキャプテン萩中に襷を繋ぎます。

 

NPO法人メトロ東京ホッケー＆アスリートクラブ

川口雄大