世界の紙と繋がる場所へ、行ってきました!
【お礼のことば】
プロジェクトを応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。
IAPMA Congress 2016 in Brasilia にて発表を成功させることができました。
資金の募集期間中に協議会が開催されるという過密スケジュールで、
目標金額が達成されない可能性もあったのです。
「必ず成功する」と心に誓い、
仕事に対する責任と信頼が揺るがなかったのでしょう。
皆様の暖かいお気持ちに支えて頂かなければ、何一つ実現できていないことです。
遠くにいる仲間、すぐ側にいる家族、友達、パートナー、
クラウドファウンディングを通して
強い一線のご縁が手を繋いでくれて、輪になりました。
一万回、百万回、何度お礼を申し上げても足りないません。
本当にありがとうございました。
【収支報告】
皆様からご支援頂いた資金は、
・渡航費用
・協議会期間中、出席者の為に用意された場所での宿泊費用
のために使用させて頂きました。
【協議会の様子】
プロジェクトを達成してから4ヶ月が経ちました。
まだ日本で知られていない
IAPMA Congress 紙の世界協議会の様子をお伝えします!
ブラジリアという都市は、
国の発展等を目的に1960年に遷都されました。
何も無く荒涼とした高原に一からデザインされた「計画都市」です。
宇宙基地に迷いこんだかと思う景色が広がっていました。
プレゼンテーションが行われた会場 ブラジリア国立大学のホール
冬の終わり頃ということでしたが、気温は30度前後でしたよ。
私の発表は、なんと一番手!!!ペンとマイクを持つ手が震えてしまいました。
約45分、聴講者の方々が私の英語プレゼンテーションを真剣に聞き入ってくださったので本当に嬉しかったです。
日本の皆にきちんとお礼が言える!
プロジェクトを実行・達成できたのだ!
と思った瞬間の気持ちが良いこと。
紙になる素材って、世界中にはたくさんたくさんあるんです!
地球は本当に自然が豊かなのですね!
ランチは大学の食堂にて。皆でワイワイ賑やかに!
太陽の恵みをたっぷり取り入れる毎日。
フレッシュミント&レモン・デトックス・ジュースと共にワンプレート。
これ、美味しそうでしょ?
同じ技法を使って作品作りをしているアメリカ人の作家さんと出会い、お友達になれました!
日本にて、棟方志功の助手をされていたブラジル人のアーティストさんとも出会いました!!!
そして、長年の夢であった「パピルス」に初めて触れることができました。
世界最古の紙。
これがパピルスの木。
私の作る紙は、日本のパピルスでありたいと思っています。
協議会の締めくくりは、サンパウロへと場所を移し、サンパウロ・ビエンナーレの視察。
美しい木の立体作品。木の魅力って、素晴らしいものですね。
【リターンの発送状況】
・サンクスメール
1点、もしくは2点ご購入頂いた方=発送いたしました。
もしも、エラー等で届いていない方がいらっしゃいましたら、お手間を取らせてしまいますが、ご連絡をいただきましたら幸いです。
3点以上ご購入頂いた方=季節を変えて3通目をお送りいたします。今しばらくお待ちください。
・サンパウロビエンナーレの公式ビジュアルブックと手作り雁皮紙のサンクスレター
皆様にお届けいたしました。
・Brazilian Blue "ハンドメイド・フォトブック"のミニバージョン
只今アトリエにて作成中です。楽しみにお待ちくださいね!
・オーダーメイド・アート「青写真ポートレート」
お客様皆様と打ち合わせをしながら作品作りを進行中です。
1つ1つ心を込めて、皆様の絆を写真プリントとして残します。
完成まで時間がかかりますが、お受け取りまでの時間を楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。
【今後について】
今後の私が今後すべき事は、紙により強いメッセージを込めた作品を作り発表する事で
社会貢献をする事。
その為には、アトリエに居てばかりではいられません。
外に出て、
世界中の色んな歴史や文化を現実を直視し、
写実的表現を高める事に精を出して行かなければなりません。
心の眼で世の中を偏見なく捉えられながら、
日本人に生まれた事に感謝をしながら、制作をしてゆきます。
今年は身近にいる皆様へ、紙作りの楽しさや感動をお届けする計画を立てています。
「かみの原点に還る」体験、してみませんか?
Everyday holds new magic.
まだまだ未熟な私ですが、今後とも活動の応援をどうぞよろしくお願いいたします!