新型コロナウィルスからの再生をめざすミラノの光をカレンダーに

3月以来ずっと通訳の仕事がありませんでしたが、先日イタリアと日本のビデオ会議があって久々にお仕事をしました。お互いの顔を見ながら話すと、親近感がわいて話もはずみます。１時間の会議があっという間に過ぎました。ウィズコロナでこれからはこんな機会が増えていくかも知れません。

最近はポケトークのような音声翻訳機を持ってイタリアに来られるお客様も珍しくありません。旅行に必要な簡単な表現ならこれが結構役に立ちます。でも通訳の仕事は自動翻訳機とは違います。ただ単に言葉を他の言語に置き換えるのではなく、お客様が本当に言いたいことをきちんと理解して、お客様の思いを伝えるのが役目です。その場の雰囲気を察知して適切な言葉を選ばなければいけないシーンも多々あります。正直すごく難しい仕事だと思いますし、私もまだまだ勉強中です。コロナ禍で働き方が変わっても通訳の出番はまた必ず回ってくると信じています。