「いま何もしなければ」なくなってしまう琉球諸語の絵本を出版

島ことば絵本の出版をご支援くださっている皆さまへ

 

「言語復興の港」チームの絵とブックデザイン担当、山本史です。

暑中お見舞い申し上げます。

 

 

 

長かった梅雨が明けて、夏本番を迎えて暑い日々が続いていますが、皆さまはお元気でいらっしゃいますか？夏休みの旅行やお出かけなどもまだまだ思うようにはできない日々ですが、ワクチン接種が少しづつ進み、だんだんと自粛生活から解放されていくことを願っております。

前回の記事に続き、4冊の島ことば絵本の制作状況と絵本の発送時期についてお知らせします。

絵本は4冊のうち多良間島の「カンナマルクールクの神」、竹富島の「星砂の話」の2冊の制作・校正作業がほぼ完了しています。残る２冊、沖永良部島の「塩一升の運」、与那国島の「ディラブディ」も完成に向けて引き続き制作を進めています。

制作が残っている部分は主に絵と校正の部分で、テキストや文法解説ページ、絵本のフォーマットのデザイン、使用する紙の決定などは4冊とも完了しています。
絵本の制作状況につきましては、8月後半にまたご報告させていただきます。

 

また、絵本の具体的な完成時期と、お届けする日程についてですが、絵本は10月初めには制作を完了し、印刷の工程に入る予定です。
印刷が完了次第、11月頃〜遅くとも12月中には皆様のお手元にお届けいたします。

 

絵本の制作・校正に想定以上に時間がかかっていることと、新型コロナの影響により、絵本の完成までとても長い間お待たせしており、誠に申し訳ございません。

 

早く皆様のお手元に絵本を届けられるよう、ますます力を入れて取り組んで参ります。引き続き何卒どうぞよろしくお願いいたします。

 

言語復興の港