6月12日、前回の救急法(基礎)講習に引き続き、尾道海技学院を訪れ、水辺の安全講習を開催しました。参加メンバーは、運営部メンバーをはじめ、保育士のナツミさん、講師のヤスさんにもご参加頂きました。
 

講師のご紹介

今回も講師は尾道海技学院の中田先生。水辺での安全については、どういうところに危険が潜んでいるかということを知識として知っていることは勿論、もしもの場合を想定し、自ら体験し、対処方法を身に付けておくことが大事ということで、今回はプールを使っての実践を中心とした講習を開催しました。

 

最初は座学で、海、川、プール、家庭などそれぞれの場所での気を付けるポイントや子供たちを見守る上での注意点などを教えて頂きました。河口付近では急に深みがあったり、波は急に大きくなる可能性があるなど、知っているだけでも全然違うと感じました。(講習で使用したテキストは日本赤十字社発行の『ルールを守ってたのしい水泳・水遊び』です。ご興味のある方はお見せしますので、活動日などにお気軽にお声がけ下さい!)


講習の後半はプールに移動し、自分の身体がどうやったら浮いて、どうやったら沈むかということを体験した後、次に少ない力で立ち泳ぎし続けるための腕の使い方や水中で体勢を立て直す練習などを繰り返し行いました。溺れた時は、焦らず、手をバタバタしたり、叫んだりせず、救助が来るまでの間、無理のない態勢で「浮いて待つ」ということが大切だということでした。

 

やってみると、上手に受ける人と浮くのが苦手な人がいたり、それぞれの人によって浮きやすい体勢が違うなど、色々な発見がありました。

 

遊んでいるように見えますが、実際に講習自体はとても楽しかったので、否定はしません笑 ただ、中田先生が最も危惧されていることの1つとして、昨今の子育てや教育の場では危ないことを回避することで「危険」を体験する機会が減っており、いざという時に自分の身を「自分で守る」ための経験がなかなか出来ないことを挙げておられました。水中で体勢を立て直すことも、浮く練習も遊びを通して身に付けることが出来ることなので、是非ご家庭でも是非遊びながら練習をしてみて頂ければと思います!

最後に

水辺の事故の特徴として、溺れた子供を助けに行った人までも溺れてしまったりと、二次災害が多いことが挙げられます。

 

まず溺れている人を助けられる泳力というのは、ライフガードでも相当な訓練をつまなければ身に付けられないということ。また、必ず浮力のあるものをもって救助に向かうということを肝に命じなければいけないということを改めて学びました。浮くものならペットボトルでも何でも良いそうです。

 

また、人が溺れる時というのは、誰もが思い浮かべるような「助けてー!!」と手をバタバタするようなことはなく、スーっと音もなく、誰にも気付かれないまま溺れるということもわかったので、改めて、大人が見ているから大丈夫ということだけでなく、「ライフジャケット」を着用するなどの予防もとても大事だということでした。

 

梅雨が明ければいよいよ夏がやってきて、海やプールで泳いだり、川で水遊びをする機会もあると思います。また、レジャーだけでなく昨年の豪雨災害など、突如水に入らざるを得ない状況もあるかもしれません。事前の準備をきちんとした上で、実際に水の中での練習をしておくことで、もしもの時にも焦らず自分の身を守れるように事前の練習を行なっていきたいと思いました!

 

中田先生、ありがとうございました!中田先生には7/16の活動日にお越し頂き、おひさま組の子供たちとわかば組みの保護者の皆さん向けに、水辺の安全についてお話しをして頂ける予定ですので、お楽しみに!

新着情報一覧へ