現時点での報告
ご支援いただいてた皆様
ご無沙汰しております。宮崎大学の金子です。
本日までに実施の概要を報告してくださいと連絡が来たので現時点の報告を一度させていただきます。
まず、この度はご支援いただき本当にありがとうございました。
ご支援後の期間も残念なことですが、SFTSの患者さんは宮崎県内で診断されております。
その中で我々が治療に関われた患者さんもおり、少しずつですがSFTSの治療自体も進めております。そして、今回開発中のケージも試作機ではありますが、その治療の助けとなっております。実際に患者さんも入院してます。飼い主さんへの貸出も行いました。
まだ完全に完成というわけではないですが、ケージの製作はすすんでおり、ウイルスを広げないという形は、ほぼほぼ完成しつつあります。
あとは使いやすさなどの面を改良していき、今年度中には完成させたいと思っております。
あとで、組み立てからの図などもお見せします。
収支に関しては、まだ作成途中で不明な点も多いのですが、開発費が50-100万点程度、ケージの作成に一台あたり10−15万円程度はかかる見込みとなっております。そして、その機能の評価と貸し出せるようにその体制を残りの資金で行なって参ります。
ご支援いただいた支援金を使わせていただき引き続き作成をしていきます。
またSFTSの患者さんの治療にもあたって参りたいと思います。
今後とも宮崎大学農学部附属動物病院の応援とご支援をお願いいたします。
金子 泰之