今日の写真は、昨年の9月に相模川の最源流である富士山麓の山中湖を潜水調査した際に撮ったものです。分厚く堆積したヘドロの合間に、おそらくここから水が湧いていると思われるスコリア(富士山噴火の際の火山性の小砂利)の露出しているところが見られました。

 

おはようございます。NPO法人海の森・山の森事務局の理事長・豊田直之です。
4月30日から支援募集開始となりました。募集期間ももう間もなく後半戦突入です。


https://readyfor.jp/projects/mizuiku


 

現在、このプロジェクトを実現すべく、このプロジェクトで提供する映像コンテンツのさらなるクオリティーをアップするために取材を続け、また開催する会場の確保に動いています。ただ、現時点で目標予算額達成率32%と達成できるか微妙な線上にいると言うのが実情です。ここで今一度お願いいたします。是非ともみなさまのおチカラをお貸しください。みなさま、ご支援のほどなにとぞよろしくお願いいたします。



 

 

さて、先日も山中湖の湖底で見つけた謎の生命体のお話をしました。この山中湖こそが神奈川県の最大河川である相模川のまさに源流。しかし悲しいことに、山中湖の水は時に潜水することが困難なぐらい濁っていました。わかりやすく表現するなら、お味噌汁の中を潜っているような状況をイメージしていただければと思います。濁りはひどく、場所によっては伸ばした自分の手が見えないほど。関係各所に許可をいただいて山中湖を潜水調査した結果、湖底にはヘドロが堆積し、場所によっては30センチから60センチぐらい堆積している箇所も見受けられました。このヘドロは舞いあげてしまうともう手のつけられない状況となるため、底にたまったヘドロを巻き上げないように中層を泳いで移動して、湖底に降りる時はゆっくりと息を吐いて肺で微妙な浮力を調整して静かに着底するというきわめて難度の高いダイビングテクニックが要求されました。

 

この濁った山中湖の水中でも、一様に濁っているというのではなく、ところどころに少しだけ透明度のいい箇所がありました。とは言っても、3から4メートル見えるという程度なので、まぁかろうじて最悪の透明度ではない場所があるという感じでした。この少しだけ透明度のいい場所は、必ずと言っていいほどヘドロの堆積が少なく、スコリアと呼ばれる火山性の小砂利が露出しています。写真は、そのスコリアが露出していた場所です。はっきりとそこから水が湧いているとはわからなかったのですが、水が涌き出すことでヘドロが底には堆積しないということなのだと思います。

 

そもそもこの山中湖には河川の流入はなく、この湖の水は富士山とこの周囲の山からの伏流水です。本来は水が汚れるはずがなく、原理的には同じ伏流水なので、美しい泉で有名な忍野八海の水のような透明な水がたたえられていてしかるべき湖なはずなのです。この山中湖の水は、桂川という名で流れ出て、当然山梨県内でも水道の水として使われ、さらにこの川は山梨県を迂回しながら神奈川県の相模湖に流入し、相模川として流れ出ています。神奈川県でも水道の水として使われ、神奈川県西部を除くエリアでは、この水が水道水としてかなりのパーセンテージで混ざっていると考えていいと思います。もちろん水道水になる前に浄化され、きちんと飲料に適した水にはなっているものの、水源の水が汚れているというのは、私たちの責任以外の何ものでもないでしょう。水を守るのは地方自治体でもなければ、国でもありません。私たち一人一人がもっと水に対して自分たちで大切に使っていくものという意識を持つべきです。

 

 

私たちの活動は、何も難しいことをしようというのではなく、ちょっと立ち止まって、私たちの暮らし方を振り返ってみようという提案です。特に大切な水を通じて、みんなでもう一度私たちの住む地球を考えてみようというプロジェクトです。私たちの活動は、巡る水の輪廻を地球という大自然を常に意識して生活することが必要であるという観点から、クオリティーの高い映像に音楽や読み聞かせを加えるといった方法で、子供たちに水の大切さについて楽しみながら考えてもらうプログラムを提案しています。次世代を担う子供たちと一緒に、本気でこの地球の未来を考えてみませんか? この私たちの住む地球が、いつまでも水の惑星(ほし)であり続けるために、私たちの活動をぜひご支援ください。みなさまのご支援お待ちしております。なにとぞよろしくお願いいたします。

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